ノアの若手精鋭コンビと新日本のヤングライオンタッグが激突。
両チームともに入場曲ナシでリングイン。そしてゴング前から小競り合いを始める。先発は金光と清宮。金光は清宮をロープに押し込むと強烈な張り手。負けじと清宮もエルボーで反撃。続くロープを使った攻防では清宮がショルダータックルでダウンを奪う。そしてノアタッグは二人がかりでエルボー。
タッチした熊野は金光にエルボーを連発。続いて清宮が打点の高いドロップキック。さらに串刺しエルボー、ボディスラムと一気呵成に攻め込む。しかし、金光も清宮をコーナーに追い込むと張り手を連発。さらにドロップキックで蹴散らすと、川人とタッチ。
川人は清宮にエルボー、そして熊野にはドロップキック。さらに清宮に串刺しエルボーを叩きこみ、逆エビ固めを仕掛けるが、これはニアロープ。ここで清宮はジャンピングエルボーを川人に叩きこむと、熊野にタッチ。熊野は川人に串刺しエルボー、ブレーンバスターとたたみかける。すると川人はキックを連発するが、それを受け止めた熊野はサイドバスター。そして最後は抱え込み式の逆エビ固めで、川人からギブアップ勝ちをゲット。
試合後も場外では清宮と金光が激しくやりあった。
熊野「今日はね、ヤングライオンとの対抗戦ということで、ウチの若い清宮が凄く頑張ってくれたんで、僕は全然疲れてないですね。どうだ、お前?」
清宮「もう前から言ってたんですけど、ずっと同期とやりたいやりたいって言っていて。この前、カードを組んでもらったのに無くなってしまって、今日、やっと試合ができたので、その思いが強くて、金光さんにいってしまいました。だけど、絶対、自分は負ける気はないし、これから当たったとしても、また叩き潰してやります」
熊野「ということです」
金光「クソッタレ!まぁしゃあない(※川人の背中を叩く)。川人が最後やられたけど。清宮、何歳?」
川人「同い年だ」
金光「19対19で、まだ未成年だから。頑張って、ボクの分も力合わせて引っ張ってくれたし。まぁここは、年上のボクが力不足で引っ張っていけなかったことが、反省点です。でもね、まだ彼もボクもこれから、タッグマッチっていうか、対抗戦、デビュー戦だから、まぁしょうがない(※川人の胸を張る)」
川人「清宮、お前再三あんなケンカ売っといてよ、俺と会った時は全然こなかったじゃねぇかよ、ビビってんのか?恐いのか?お前、同い年なんだから、もっと来いよ。今日、俺はお前に負けてねぇんだ。ふざけた口きいたんだったらよ、次は潰してやるよコノヤロー。清宮、調子乗んなよ。熊野、2連敗。悔しいよ、お前に負けて。けどな、次は絶対な、俺と金光のタッグで、川人1人でもシングルで次は勝ってやるよ。見とけよ」