IWGP Jr.王者KUSHIDAが、ヤングライオンのホワイトとタッグを結成。対するは、Jr.の強豪チームであるロメロ＆バレッタ。
　なお、4・10両国では、KUSHIDAがCHAOSのウィル・オスプレイと防衛戦を敢行。また、ロメロ＆バレッタは、IWGP Jr.タッグ王者リコシェ＆マット・サイダルへ挑戦する。
 
　ホワイト対ロメロで試合が始まり、ホワイトが腕を取って先制。これをロメロが切り返すも、ホワイトは再び腕を取って絞る。たまらずロメロはバレッタへ泣きついた。
　KUSHIDA対バレッタの場面。手四つの力比べからバレッタが膝蹴りを食らわせ、ショルダータックルでなぎ倒す。その後、両者がロープワークで交錯し、KUSHIDAが側転からヘッドシザースホイップ。さらに、アームホイップで投げると、腕を取って絞る。
　ここからKUSHIDA＆ホワイトがバレッタの腕に集中攻撃を敢行。ところが、バレッタがカウンター式ダブルフットスタンプでホワイトに逆襲。替わったロメロが、エルボードロップ、スリーパーホールドなどでホワイトを苦しめる。
　ホワイトの劣勢は続き、バレッタが鉄柵攻撃。それでもホワイトは、2度目の鉄柵攻撃を切り返し、なおも足を掴むバレッタに延髄斬りをお見舞い。すると、ロメロがタッチを妨害し、連続串刺しラリアットを開始。だが、ホワイトが途中で脱出し、カウンタードロップキックで逆襲。
　ようやくタッチを受けたKUSHIDAは、ジャンピングリングインからのラリアットでロメロに追撃。さらに、バレッタをハンドスプリングエルボーでなぎ倒すと、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーション、その場飛びムーンサルトプレスをロメロに見舞う。
　しかしロメロは、KUSHIDAのバズソーキックとマサヒロ・タナカを回避し、フェイント式ニールキックで反撃。すると、バレッタがホワイトにジャンピングニーアタックを食らわせるが、KUSHIDAがマサヒロ・タナカで退散させる。
　その後、KUSHIDAとロメロがエルボー合戦を繰り広げ、ショルダーアームブリーカーを出し合う。そして、同時に放ったジャンピングネックブリーカーが相打ちとなった。
　ホワイト対バレッタの場面。ホワイトがカウンターバックエルボー、串刺しエルボースマッシュ。さらに、KUSHIDAがエプロンから延髄斬りを食らわせ、ホワイトがブレーンバスター、ミサイルキックへ繋ぐ。
　ところが、ロメロがロープのあいだへ急停止するフェイントでKUSHIDAを翻ろうし、場外へ追い込む。そして、バレッタ＆ロメロがダブルジャンピングニーアタックをホワイトに食らわせ、ロメロがエプロンからのダイビングニーアタックでKUSHIDAを分断。ここでバレッタがデュードバスターでホワイトを撃沈した。

バレッタ「ロッキーもこれはチャンスだと言ってた。『SUPER Jr. TAG TOURNAMENT』ではマット・サイダル＆リコシェに負けたけど、全然かなわなかったわけじゃない。ちょっとの差だった。ロッキーが歌って踊れば、俺たちの時間なんだ。あいつらにそれを止めることはできない。俺たちが勝つのは間違いない」
ロメロ「4月10日、CHAOS Jr.、俺たちがJr.のベストであることをわからせてやる。世界で、そしてこの地球上でな。ウィル・オスプレイがKUSHIDAをやっつけてJr.のシングルベルトをいただく。そしてロッポンギヴァイスとビッグパーティーをやるぞ。もちろん俺たちも、リコシェとマット・サイダルをやっつけてIWGP Jr.タッグタイトルを手にするから、ダブルのお祝いだ。もちろん支払いはゲドーさんでな」
 
KUSHIDA「オスプレイはCHAOSに入るんでしょ？ 今日のロッキー・ロメロ、そして外道、彼らのインサイドワークを学んだら怖い存在になるかもしれないね。でも、飛んだり跳ねたりするだけじゃ、俺にはかなわない。それを言っときます」
※ホワイトはノーコメント