DOMINION 6.16

日時: 2012年6月16日(土) 17:00開場　18:00開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館
観衆: 6,850人（超満員札止め）

第7試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

内藤哲也
田中将斗

後藤洋央紀
中邑真輔

境界線

13分28秒　スライディングD→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　後藤と中邑の先発で試合開始。後藤がストンピングとローキックをかわし、ショルダータックルで中邑をなぎ倒した。
　内藤対田中の場面。内藤が、低空ドロップキックで先手を取るも、田中が串刺しジャンピングエルボーで逆転。そのまま内藤の両脚をトップロープに引っ掛けて固定すると、ガラ空きのボディへ中邑がランニングニーアタック。これで内藤は動きが止まってしまい、長時間に渡って中邑組の標的にされる。
　田中の連続エルボードロップ、中邑の膝蹴りやミドルキックなどで苦しんだ内藤だったが、トレイン攻撃を脱出すると、中邑を踏み台にして田中にDDTをお見舞い。そして、中邑にはスイングネックブリーカードロップを食らわせ、ようやく自軍コーナーへ帰還した。
　後藤対中邑の場面。後藤が、中邑のランニングフロントキックを田中に誤爆させ、中邑にローリングラリアット、串刺しニールキック、バックドロップ。対する中邑は、フェイント式の後ろ回し蹴りで逆襲し、頭部めがけて膝蹴りを発射。しかし、後藤がかわして地獄車で叩きつける。
　続いて後藤は昇天の体勢に入るが、中邑が頭部への膝蹴りで脱出し、バッククラッカーで逆転。そこからミドルキック連射、膝蹴り、カカト落とし、リバースパワースラムに繋ぐと、ボマイェを発射する。しかし、後藤がカウンターラリアットで迎撃した。
　内藤対田中の場面。内藤が、ドロップキック、エプロンからの水面蹴り、ミサイルキック。しかし、田中は串刺しラリアット2連発で逆襲し、内藤をロープ際へ追い込んでジャンピングエルボー。だが、内藤がすぐにジャンピングエルボーアタックでお返し。
　ここで後藤がリングに入り、田中に串刺しラリアット。さらに、内藤が後藤を踏み台にし、串刺しドロップキックで追撃。
　その後、内藤が延髄斬りからジャーマンスープレックスホールドを繰り出すが、中邑がカット。すると、内藤はグロリアで田中を叩きつけ、コーナー最上段にのぼる。しかし、中邑がエプロンからジャンピングハイキックで妨害。コーナーで動けなくなった内藤を田中が捕まえ、パワーボムで叩きつける。
　田中の攻撃は続き、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスター。そして、スライディングラリアットからフォールに行くが、カウントは2。
　すると田中はスライディングDを発射するが、内藤が飛びつき前方回転エビ固め。ところが、中邑が後頭部にボマイェを見舞ってカット。ここで田中は肘のサポーターをはずし、改めてスライディングDで内藤を仕留めた。

COMMENT

田中「なんもないわ！IWGPによ、挑戦表明していたヤツと、IWGPに前、挑戦したヤツ？そのチームやろ？でも、こんなもんだろ？なんかあんの？リング上がすべてやろ！今日、最後に誰の手が上がっとったか？一目瞭然やろ？テーブル、イス…何も使わんでも、見せられるもんはすべて見せられんねん？え？それにスパイス効かせたかったら、この竹刀にテーブル、イス、俺はなんでも使う！それが必要じゃと思ったときだけ！それを使わんかったら、できひん人間と違うんじゃ！」
中邑「オイ、ラチがあかねーよ？組めよ、オイ新日本？　組めよ、後藤洋央紀と。ラチがあかねーんだ、シングルだ。それによ、なんかアイツ、きったねーの（インターコンチのベルト）ぶら下げてなかったかオイ？あの10円ダマみたいなのよ？それも一緒にもらってやろうか？ワナ・ビー・スターティング・サムシングだ！」
　
後藤「中邑、いつまでも、ムニャムニャ、クネクネしやがって。このベルトが欲しいか？だったら挑戦、いつでも受けてやるって言ってんだ。らちがあかねぇ、このままじゃ。指名してやってもいいんだぞ？CHAOS（相手）のチャンピオンシップ、次で最後だ。軽く、CHAOSのボス、中邑を倒し、俺は世界に羽ばたく」
※内藤はノーコメント