DOMINION 6.16
- 日時
- 2012年6月16日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 6,850人(超満員札止め)
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第6試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合 再試合- (第59代王者組)
- (挑戦者組)
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矢野 通
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天山 広吉
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飯塚 高史
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小島 聡
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
一方、矢野は「オイ! 天山、小島! 両者リングアウトはチャンピオンの防衛だよ、バーカ!!」とマイクで叫び、2本のベルトを持って退場しようとする。
だが、尾崎仁彦リングアナウンサーが「IWGP実行委員会、新日本プロレス(菅林直樹)社長裁定により、再試合を行ないます!」と発表した。
これで正式に再試合が開始されるが、4人はなおも場外乱闘を続行。やむを得ず、マーティー浅見レフェリーが再び場外カウントを開始する。しかし、今度は天山が飯塚をリングへ押し込み、場内が大歓声に包まれた。
ここから天山と小島は、ダブルショルダータックル、ヘッドドロップ&ジャンピングエルボードロップの合体攻撃で飯塚に追撃。そのまま天山が攻め込んでいくと、小島が矢野の試合介入を阻止する好アシストを見せた。
ところが、場外戦で矢野組が巻き返し、天山の捕獲に成功。矢野が金具をむき出しにしたコーナーへ叩きつけると、飯塚がチョーク攻撃で追い討ちをかける。しかし、天山が挽回し、串刺しラリアット、カーフブランディングで矢野に猛攻。
すると、矢野が天山の後ろ髪を掴んで引き倒し、YTRアピールからモンゴリアンチョップ。しかし、天山がカウンターニールキックでやり返した。
小島対矢野の場面。小島が逆水平チョップ乱射、串刺しジャンピングエルボー。そして、「いっちゃうぞバカヤロー!」をファンと大合唱してコーナー最上段にのぼるが、飯塚が脚を掴んで攻撃を妨害する。だが、その飯塚を天山が蹴散らし、小島は改めて矢野にダイビングエルボードロップをお見舞い。さらに、後ろ髪を掴まれても倒れず、DDTで追い討ちをかけた。
追い込まれた矢野は、小島の突進をかわしてコーナーの金具へぶつけ、スクールボーイ。しかし、続いての鬼殺しは小島が頭部へのパンチ連射で脱出し、コジコジカッターで逆襲。そして、ロープへ走るものの、飯塚が場外から脚を引っ張って妨害。
ここで矢野組がトレイン攻撃に行くが、小島が脱出して矢野にエルボーを見舞う。すると、飯塚がロープへ走るが、天山が場外から足を引っ張って倒す。すかさず小島が後頭部へのラリアットで矢野に追撃し、天山とテンコジカッターを敢行。
さらに天山と小島は、飯塚にもテンコジカッターを見舞うが、矢野が場外から天山にイス攻撃。そして、そのイスを受け取った飯塚が、浅見レフェリーを突き飛ばし、小島に襲い掛かる。すると、小島がイスを奪い取って逆襲するが、その攻防に巻き込まれて浅見レフェリーがダウン。
レフェリー不在の中、飯塚が背後から小島に急所攻撃。そして、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備するが、今度は天山が背後からイス攻撃をお見舞い。すると、矢野もリングへ入り、天山とイスでチャンバラを開始。そこに小島も入って大乱闘となる。
ここで新日本プロレスの審判部長であるレッドシューズ海野レフェリーが駆け込み、ノーコンテストの裁定を下した。
試合後、矢野は2本のタッグベルトを菅林社長から強引に奪い、飯塚と足早に退場。怒りの天山が「逃げんのか!!」とマイクで挑発するが、完全無視を決め込んだ。
COMMENT
※飯塚はノーコメント
小島「クソッタレが!」
天山「アイツら!なんや!バカヤロー!飯塚よ!アイツら調子に乗りやがって!まんまと、アイツらの調子に乗った!でもな、最後、あんなもんで終わりか!アイツらのやり方かって。チャンピオンやないからな!ベルト持ってるただの“チンピラ”や!バカタレが!あんな汚いやり方、最悪最低やね。人間のクズや!わかってるよな?なにがチャンピオンや、バカバカしいよ。コジ、オッケー?」
小島「これがオマエらのやり方か?面白れぇじゃねぇかコノヤロー。ふざけんじゃねぇよ、ふざけんじゃねぇよ!いっつも使ってるけどな、今日こそな、本当の『ふざけんじゃねぇ!』だコノヤロー!普通の『ふざけんじゃねぇ』じゃ、ねぇんだ。チキショー、どこまでバカにすれば気が済むんだ。テメーら、プロレスを、プロレスラーをどこまでバカにすれば気が済むんだ?答えてみろバカヤローテメー!」
天山「レフリー、浅見、オマエもグルちゃうか?ホンマは。寄ってたかって。タイトルマッチやぞ?社長、どこ見とんねん。呼んで来いって!あれが許される試合かって。もう1回リマッチや!アイツら、潰さな!叩き殺さな、気が済まん!俺らはこのまま止まるわけにいかん。あんだけ、大阪のお客の前で、恥かかされて。みっともないな。いつでもいいよ。すぐにでも組めって。アイツら、ベルト粗末にしやがって。ボロボロにしやがって。ベルトが死んどるんや、腐っとんねん。俺らがベルト取り戻して、もう一回輝かせて生きさせてやるって」
——磨きをかけるのは、テンコジしかいない?
天山「俺らしかいないやろ!あんな、クソ以下みたいなヤツに、何ができるんやって」
——矢野・飯塚組と、同じ土俵に上がってしまったという反省は?
天山「まんまとな、乗ってしまったけど、毎日毎日やってて、アイツらのズルさわかってたけど。次やったら、半殺しじゃ済まされへんぞ。早急に組めって、新日本」
菅林社長「見てこれ(と言って左手首の負傷箇所を示す)。調印式も出てこないで、こんなルール無視、観客を無視した試合をしたので、ベルトの件を含めて、どうするか。全くもってチャンピオンに相応しくないチームだと思うので、この試合をどうするのか、早急に検討したいと思います」
——“どうする”とは、具体的に?
菅林社長「もう、決まってるんですけどね。でも相談しないといけないんで。チャンピオンには相応しくないですよね」