NJPW 40th anniversary Tour BEST OF THE SUPER Jr. XIX 〜The door to the glory〜
- 日時
- 2012年6月1日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 和歌山・岩出市立市民総合体育館
- 観衆
- 750人
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第8試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
その2人が先発し、場内が「棚橋」コールに包まれる。そんな中、オカダがショルダータックルで先制すると、棚橋は串刺し攻撃をバックエルボーで阻止。そして、コーナー2段目に飛び乗ってフライングボディアタックを浴びせるが、オカダはドロップキックで報復した。
後藤対中邑の場面。後藤が腕を取ると、中邑はトップロープを掴んでバク宙で脱出。すると、後藤はアームドラッグ2連発で中邑を吹き飛ばし、トンガとのダブルショルダータックルに繋いだ。
トンガ対石井の場面。トンガがドロップキックで石井の動きを止め、石頭をフル活用したヘッドバットで追撃。さらに、パワーボムをヘッドシザースホイップで切り返し、後頭部へギロチンドロップを投下する。
続いてトンガは、笑顔でブレーンバスターを予告。しかし、石井が切り返してトンガを持ち上げ、両脚をトップロープへ引っ掛けて固定。そのボディに、中邑がランニングニーアタックを食らわせる。さらに、石井、中邑、オカダは、トリプルフロントハイキックでトンガに追撃。
これをきっかけにオカダ組がトンガを捕まえ、集中攻撃を開始。どんどんトンガを追い詰めて行く。しかしトンガは、コーナー最上段からのレッグラリアットで石井に逆襲。そして、オカダと中邑の合体攻撃をジャンプでかわすと、開脚式ドロップキックで同時になぎ倒した。
後藤対石井の場面。後藤がラリアット、ミドルキック3連射、串刺しニールキック、バックドロップとラッシュ。だが、石井はPKを受け止め、ラリアットを相打ちに持ち込む。そこからさらにラリアットが2度相打ちになり、ダブルダウンとなった。
後藤対中邑の場面。中邑が、ミドルキック連射、頭部への膝蹴り、リバースパワースラム。しかし後藤は、ボマイェをかわして中邑をコーナーへ激突させ、やや強引にジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てた。
棚橋対オカダの場面。オカダがツームストンパイルドライバーを仕掛けると、棚橋が抵抗してボディブロー連射で脱出。そこから、フライングフォーアーム、ダイビングサンセットフリップに繋ぐ。すると、オカダがフラップジャックで反撃するが、続いてのリバースネックブリーカーは棚橋が前方回転エビ固めに切り返し、ドラゴンスクリューで追撃。そして、低空ドロップキックからテキサスクローバーホールドを極めるが、中邑がカット。
すると棚橋はコーナー最上段にのぼるが、オカダが起き上がってエルボースマッシュ。そして、そのまま棚橋を捕まえ、今度こそリバースネックブリーカー。さらに、DIDで絞り上げるものの、後藤が中邑を振り切ってカット。
するとオカダは、ツームストンパイルドライバーを狙うが、棚橋が回避してスリングブレイドに行く。これをオカダがかわしてレインメーカーの体勢に入るが、棚橋がかわして低空ドロップキックで逆襲した。
トンガ対オカダの場面。トンガが、コーナー最上段からフライングボディアタック。しかし、オカダがかわして自爆させ、中邑たちとトレイン攻撃を開始。だが、トンガが逃げ出し、串刺しボディアタックで石井に反撃。さらに、前後の連続リープフロッグで中邑を幻惑し、空手チョップを見舞う。
続いてトンガは、コーナー最上段に飛び乗り、オカダにトルニージョ。そして、トンガンツイストの体勢に入るも、オカダが切り返してクロス式ネックブリーカー、ダイビングエルボードロップで報復。
続いてオカダはレインメーカーを狙うが、棚橋が飛びこんでスリングブレイドで妨害。その棚橋を、石井がラリアットで蹴散らし、さらにその石井を後藤がラリアットで排除。その直後、中邑が後藤をジャンピングフロントハイキックで吹き飛ばすが、トンガにサイドバスターで叩きつけられる。
ここからトンガは、再びトンガンツイストの体勢に入るが、オカダが切り返し、今度こそレインメーカーで決着をつけた。
試合後、棚橋がオカダへ接近し、鋭い眼光を浴びせる。しかし、オカダは嘲笑を浮かべ、両手を広げてレインメーカーポーズ。
これで棚橋が悔しさをあらわにしながら退場すると、外道がマイクアピールを敢行。「オイ! レベルの違いを理解したか!! 本物ってものを理解したか、オイ!! プロレス界の中心はよ、この男だよ。IWGPチャンピオンのレインメーカーだよ!! 棚橋! 次の大阪、テメーを完璧に! 終わらせてやるからよ。『DOMINION(6.16)』によ、カネの雨が降るぞ」と、棚橋を激しく挑発した。
COMMENT
オカダ「棚橋、その調子でヒザ攻めしてくれよ。余裕なんだよ、こっちは。ハンデやるから、ヒザ攻めてこい!それでも俺は余裕なんだよ。来い来い来い!ヒザでなくてもどこでもいい。首でもいい。ハンデあるんだから、そのハンデ、しっかり有効に使ってくれ。じゃなきゃ、届かねぇぞ。どんなことやっても、届かねぇけどな」
外道「オイ棚 橋! 終わりの時が近づいて来たな! 聞こえるぞ! オマエの終わりの時がよ! 終わりはよ、『Dominion 6.16』だ。完膚なきまでに、レインメーカーが叩き潰してやる!」
※石井はノーコメント
棚橋「全敗は続いてるけどさ、致命傷は食らってないから。俺は着実に、アイツの足1本絞ってる。これ、ジワジワ効いてくるから。俺はどこも、普段通りパーフェクトボディだから。前哨戦、勝ち星がなかなか立たないけど、不安はないから」
※後藤、トンガはノーコメント