NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN LIVE 2012
- 日時
- 2012年5月5日(土) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 香川・高松市総合体育館
- 観衆
- 1,350人(超満員札止め)
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第5試合 時間無制限
スペシャルイリミネーションマッチ II※1人残りでオカダ組の勝利 【退場順】(1)×後藤(8分42秒 両者オーバー・ザ・トップロープ)中邑×(2)○アンダーソン(14分20秒 ガンスタン→片エビ固め)高橋×(3)×内藤(15分43秒 オーパー・ザ・トップロープ)オカダ○(4)○棚橋(17分53秒 オーパー・ザ・トップロープ)田中×(5)×棚橋(18分17秒 オーパー・ザ・トップロープ)オカダ○レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
同所で行なわれたIWGPヘビー級選手権試合で後藤を下したオカダと、次期挑戦者に名乗りをあげた棚橋が先発。棚橋がコーナー2段目に飛び乗ってフライングボディアタックを狙うが、直後にオカダが襲い掛かって妨害。しかし、棚橋はオカダを振り切り、フライングボディアタックを成功させた。
アンダーソン対中邑の場面。中邑が、膝蹴りとキックでアンダーソンの動きを止め、自軍コーナーへ追い込む。そして、ミドルキック連射、頭部への膝蹴りで追撃するが、アンダーソンはスピニングスパインバスターで逆転。
後藤対中邑の場面。後藤が中邑を吹き飛ばし、乱入した田中と高橋を両腕ラリアットで蹴散らす。そして、中邑にはミドルキック連射、串刺しニールキック、バックドロップで追撃。すると中邑は、ハンマースルーを切り返し、後ろ回し蹴りで逆襲。だが、後藤がボマイェをかわして自爆を誘い、地獄車で叩きつける。
苦しい中邑は、カウンターニーリフトを後藤に食らわせ、エルボー合戦に持ち込む。さらに、ローリングラリアットをかわしてバッククラッカー、リバースパワースラムで追い討ち。そして、ボマイェを発射するものの、後藤がかわして強烈なラリアットをお見舞い。その勢いで両者は場外へ転落。同時失格となった。
すると、石井が現われて後藤に襲い掛かり、観客席に押し込んでフェンスを投げつける。怒った後藤が石井を追いかけ、両者はもつれ合ったままバックステージへ消えた。
一方、リング上では棚橋が田中を追い込む。しかし、オカダと高橋が乱入し、形勢逆転。オカダがチンロック、カウンターバックエルボー、セントーンで攻め込むと、高橋がボディスラム、カウンターフロントスープレックス、インカレスラムで続く。だが、棚橋は東京ピンプスから脱出し、ドラゴンスクリューで逆襲。
スイッチしたアンダーソンは、逆水平チョップ連射、ボディスラム、セントーンで高橋に追撃。さらに、乱入した田中をパワースラムで蹴散らすと、高橋にはカウンターゼロ戦キックで追い討ち。苦しくなった高橋は、カウンターラリアットで逆襲し、なおもロープへダッシュ。ところが、アンダーソンがガンスタンをカウンターで食らわせ、失格に追い込んだ。
内藤対オカダの場面。内藤がトレイン攻撃を回避し、オカダを蹴って田中にDDTをお見舞い。そして、オカダにはジャンピングエルボーアタックを食らわせる。すると、オカダは串刺し攻撃を仕掛けるが、内藤がエプロンに脱出して水面蹴り。そこからトップロープへのぼるものの、田中が追撃を妨害。すかさずオカダがドロップキックを叩き込み、内藤を場外へ落とした。
これで2対2となり、棚橋がオカダにカウンター低空ドロップキック。しかしオカダは、カウンタードロップキックで反撃し、田中がトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで追撃。そして、スライディングラリアットからフォールに行くが、カウントは2。すると、田中は2発目のスライディングラリアットを発射するが、棚橋がかわしてスリングブレイドで逆転。さらに、オカダもスリングブレイドでなぎ倒す。
続いて棚橋は、ハイフライフローを繰り出すが、田中がかわして自爆させる。そして田中は、ロープ際の棚橋めがけてジャンピングエルボーを放つが、かわされて場外へ転落してしまった。
ここでオカダがリングに飛び込み、棚橋にショルダースルー。これで場外へ落ちそうになった棚橋は、トップロープを掴んで逆上がり。ところが、着地する前にオカダが低空フロントキックを食らわせ、棚橋を転落させた。
これでアンダーソンとオカダの一騎打ちとなり、アンダーソンがジャンピングフロントハイキック、リバースガンスタン。これに対してオカダは、フロントハイキックからクロス式ネックブリーカー。さらに、ボディスラム、ダイビングエルボードロップに繋げる。
ここでオカダはレインメーカーを狙うが、アンダーソンがかわしてスクールボーイで丸め込む。そしてアンダーソンは、串刺し攻撃をかわしてオカダにジャンピングフロントハイキックを見舞い、ランニングパワーボム、ダイビングリバースガンスタンで追い討ち。そして、ガンスタンでフィニッシュを狙うものの、オカダが回避してリバースネックブリーカーで逆襲。
続いてオカダは、もう1度レインメーカーに行くが、再びアンダーソンがかわしてガンスタンの体勢に入る。だが、オカダが踏ん張ってアンダーソンのバックを取り、今度こそレインメーカーで決着をつけた。
試合後、オカダは不敵な笑みを浮かべ、IWGPヘビー級ベルトを棚橋へ見せつける。そして、ニュートラルコーナーにのぼり、自分の力を観客に誇示した。
COMMENT
後藤「クソ! クソッタレが! また厄介だな。早急に(石井との)試合、組め! 叩き潰してやる! 2度と来れないようにしてやるよ」