NEW JAPAN LIVE IN AKITA 〜秋田新日本祭り〜

日時: 2011年12月25日(日) 17:30開場　18:30開始
会場: 秋田・秋田テルサ
観衆: 1,600人（満員）

第3試合 20分1本勝負

ヒデオ・サイトー
高橋裕二郎

本間朋晃
飯塚高史

境界線

09分33秒　反則

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　まずは、飯塚と高橋が入場。いきなり高橋がマイクを掴み、「秋田美人の皆さん、メリークリスマス！オイ、オイ！でもよ、よく見たらよ、美人が1人もいねぇじゃねぇか！どうなってんだ、秋田！」などと悪態をつき、ブーイングを浴びた。
　
　その後、本間とサイトーが入場すると、飯塚たちが奇襲を仕掛けて試合がスタート。しかし、すぐに本間たちがショルダータックルで逆転した。
　そのまま本間対高橋となり、激しいチョップ合戦で打ち勝った本間が、小こけしを食らわせる。そして、替わったサイトーがショートレンジドロップキックで追撃するが、背後から飯塚が急襲。鉄柵攻撃、イス攻撃でサイトーの動きをストップさせる。
　これでサイトーはローンバトルへ追い込まれ、飯塚のチョーク攻撃や顔面攻撃で悶絶。さらに、高橋のブレーンバスターで叩きつけられたものの、カウンタージャンピングショルダータックルで逆襲。
　タッチを受けた本間は、逆水平チョップ連射、串刺しジャンピングエルボー、フェースクラッシャー、ミサイルキックで高橋に追撃。そして、大「こけし」コールの中、コーナー最上段にのぼる。
　すると、高橋もコーナーにのぼって雪崩式フロントスープレックスを狙うが、本間が阻止してリングに着地。そして、パワーボムを炸裂させる。これに対し高橋は、カウンターフロントハイキック、カウンターフロントスープレックスでやり返した。
　サイトー対飯塚の場面。サイトーが本間と共にトレイン攻撃を敢行し、エクスプロイダーで追撃。そして、コーナー最上段からダイビングヘッドバットを繰り出すものの、かわされて自爆してしまう。
　ここで高橋がマーティー浅見レフェリーを引き付けると、飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装備。そして、地獄突きを発射するが、サイトーがかわして反対に地獄突きを食らわせ、ヒラボトムで叩きつける。
　ここで「キャプテン」コールが巻き起こり、サイトーが両手を天にかざして身構える。ところが、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを発見し、それを拾ってじっと見つめ始める。
　しかしサイトーは、首を激しく横に振り、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを浅見レフェリーへ手渡す。だが、直後に高橋が背後から不意打ち。すると、飯塚が浅見レフェリーからアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを奪い取り、今度こそサイトーへ地獄突き。即座に反則負けとなった。
　
　試合後、飯塚と高橋はなおもサイトーにストンピングを浴びせる。ゴングが激しく乱打される中、本間がイスを持って飛び込むと、2人は素早く退散した。
　やがて立ち上がったサイトーは、本間と固い握手をかわした。

COMMENT

サイトー「君！名前はなんていう？」
本間「知らねぇのかよ?! 本間だよ！」
サイトー「本間クン！今日はありがとう！助けてくれてありがとう！一緒に悪を倒そうじゃないか！（※握手を求める）」
本間「俺、悪は嫌いだからさ（※と言ってサイトーと握手）」
サイトー「ありがとう！また飯塚だな?! 今日も。アイツはな、絶対、このキャプテン・ニュージャパンが倒してやる。飯塚！（と言って、控室へ）」
本間「キャプテン・ニュージャパン、悪を倒そうって気持ちは一緒だから。許さないよ、特に裕二郎は。なんだあの“R指定”だとか。なんだよあれ、女、子供だって見てんだよ！後藤洋央紀が裕二郎を成敗してくれると思うし。同じコンプリートプレイヤーズ、田中将斗、絶対ブッ潰して、俺がチャンピオンになって、みんなで幸せになるから。絶対幸せになるから！一つ約束する。絶対みんなで幸せになろうぜ！」
　
高橋「秋田美人はどこにいんだよ？俺が抱いてやるからよ」
※飯塚はノーコメント