試合開始前、お笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏さん、藤田憲右さんがビジョンに登場。「天山さんにはプライベートでも仕事でもお世話になっています。大変、僕たちもうれしいし、おめでとうございます」と、天山へお祝いメッセージを送った。
　
　そんな中で始まった第4試合は、10月10日両国国技館でシングル対戦する真壁と鈴木の前哨戦。
　その真壁と鈴木の先発で試合が始まり、いきなり激しいエルボー合戦を展開。さらに、鈴木のフロントハイキック、真壁のショルダータックルが激しく交錯し、両者とも一歩も譲らなかった。
　井上対TAKAの場面。井上がTAKAを攻め立てるものの、場外戦に引き込まれて失速。真壁も鈴木の鉄柵攻撃を浴び、井上が完全に孤立してしまう。
　鈴木軍は、セコンドのタイチも加わり、徹底的に井上を攻撃し続ける。その勢いにまったく反撃することのできなかった井上だったが、水車落としで鈴木に逆襲。ようやく自軍コーナーへ帰還する。
　タッチを受けた真壁は、何かとうるさいタイチを叩きのめし、鈴木には串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ノーザンライトスープレックスホールドで追撃。
　対する鈴木は、串刺しフロントハイキックでやり返し、ランニングローキックを連射。3発目のキックは受け止められたものの、すぐにカウンターフロントハイキックを見舞い、フライングメイヤーからフェイントでローキックを食らわせる。
　チョップ合戦を挟み、鈴木がフロントネックロックからゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。しかし、真壁が後方に投げ捨てて脱出し、再び激しいエルボー合戦が勃発。そこから鈴木がヘッドバットを放つと、真壁は左のラリアットで逆襲した。
　井上対TAKAの場面。井上が、串刺しジャンピングエルボー、逆水平チョップ連射、ランニングエルボーとラッシュ。さらに、ジャストフェースロックを切り返し、トライアングルランサーで絞り上げる。
　ところが、タイチがエプロンまで乱入し、それを気にした井上が自ら技を解いてしまう。すると、真壁を振り切った鈴木がリング内へ乱入。しかし、真壁がエルボーで蹴散らし、井上はランニングエルボー、スタガリンブローでTAKAに追撃。さらに、サミングを食らっても、カウンターキチンシンクですぐにやり返す。
　続いて井上はスピアーを狙うが、ついにタイチがリング内へ乱入して妨害。すると、鈴木がスリーパーホールドで井上を捕らえ、またもやゴッチ式パイルドライバーの体勢に入る。だが、真壁がラリアットでカット。
　これで真壁と鈴木が場外戦を繰り広げる中、またもやタイチが乱入して井上の急所を蹴り上げる。すかさず、TAKAがスクールボーイで丸め込み、3カウントを強奪した。
　
　試合後、真壁と鈴木が番外戦を開始。止めに入った若手たちを吹き飛ばし、激しくやり合う。
　そこから真壁がラリアットを食らわせるが、鈴木もすぐにフロントハイキックで逆襲し、さらに乱闘が激しくなる。
　そして鈴木がコーナー2段目にのぼって仁王立ちになり、「どうした、新日本！ 終わりか！」と挑発。当然のごとく、真壁はさらに怒り狂うが、若手たちが必死で押し戻した。
　これでようやく事態が収束したと思われたが、怒りの収まらない真壁が場内に再登場。リングサイドを走り抜け、鈴木たちのいる赤コーナーサイドの控え室へ向かった……。

真壁「（本間、タマ、若手たちに控室に連れて行こうとするが）ウオオオオオオオ！　離せえええええ!!」
※振りほどいて、鈴木軍側のドレッシングルームへ疾走!!
 　　
鈴木「フフフ……」
※コメントしようと口を開きかけた、そこに真壁が怒号を浴びせながら、乱入!!
真壁「ふざけんじゃねぇ！テメェ、コノヤロオオオオオオオオ！」
※たがいの髪を掴み合いながら、殴り合い大乱闘!! 若手が必死に止めるが収まらず。大混乱状態に。
鈴木「オイ、ぶっ殺してやる！オラー!! 来いオラー！のしてやるよオマエ！殺してやる！来いコノヤロオオオ！」
真壁「テメー、来い、コラアアア〜!!」
※真壁が数人の若手に無理やり控室に引っ張りこまれる
 　
渡辺「ストップです！」
※鈴木を止めに入った若手の渡辺に鈴木がフロントネックロックをかけ、渡辺はタップするが鈴木は止めようとしない。渡辺が地面にダウン。
三上「ストップです！大丈夫か?!」
※鈴木を止めようと割って入り、渡辺を心配して駆け寄る三上。
鈴木「アハハハハハ！」
※鈴木は三上のTシャツに手をかけ、ビリビリに破いてしまう。最後はグーで三上の左頬を殴る。　
鈴木「（三上の破れたTシャツを口にくわえて）オイ！ 新日本！テメェらの首、食いちぎってやるよ！」
※戸を蹴り飛ばしながら控室へ
　
TAKA「オイ、もう止められねぇぞ。知らねぇぞ、ボスの本気が出ちまったぞ」
タイチ「誰が止める？野上、オマエ止めるか？オマエじゃ無理だな、弱ぇもんな」
TAKA「もうああなったら、止まんねぇぞ。まぁ、両国はよ、大変なことになるな。両国は誰とやるかわかんねぇけどよ、オイ！プリンス・デヴィット！どうなってんだ？俺がアピールしてやったのによ。1回防衛戦やりたければこのタイチを選べ」
タイチ「失礼だろ！」
TAKA「俺にどうしてもベルト獲られんのいやだったらタイチにしろよ。後楽園でいいよ。その後、タイチが軽く防衛したらよ、俺にでっかいハコでタイトルマッチ組めよ。とりあえず両国、2人で行くからよ！イッツマイ○ァッキン、ビジネス！」
　 
井上「神戸で、みのるに蹴落とされ……またタイチ、TAKA、おまえら出てきたな？何度でも出てこいよ！出てくるたび潰してやる！でも、俺はまた鈴木のところまで上がっていく!! そして次は俺のスピアーを食らわせる！そしてワン・ツー・スリー。以上!!」