NEW JAPAN LIVE 2011
- 日時
- 2011年9月23日(金) 17:00開場 18:00開始
- 会場
- 香川・高松市総合体育館
- 観衆
- 1,350人(超満員札止め)
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第4試合 20分1本勝負
レフェリー|マーティー浅見
MATCH REPORT
永田が選出した男の子は、尾崎仁彦リングアナウンサーから出題されたクイズに正解し、寄せ書きサイン入り大会ポスターを獲得。さらに、永田の名前をコールするリングアナ体験を行ない、後半戦の開始を告げるゴングを打ち鳴らした。
第4試合は、10月10日両国国技館でIWGP Jr.タッグ選手権試合を行なうデヴィット&田口、リチャーズ&ロメロの前哨戦。
内藤と石井の先発で試合開始。内藤が、アームドラッグ、低空ドロップキック、ドロップキック、ランニングサンセットフリップを連続で繰り出し、石井を攻め立てた。
田口対ロメロの場面。田口がドロップダウン、リープフロッグでロメロを翻弄し、ドロップキックを見舞う。そして、デヴィットとの連携攻撃で追い討ちをかけると、その流れでリチャーズも圧倒した。
デヴィット対ロメロの場面。デヴィットがロメロを場外に追いやり、ロープへダッシュ。しかし、場外のリチャーズに脚を引っ張られて転倒。そこから場外戦へ引き込まれ、動きが停止してしまう。
石井組は、そのままデヴィットを逃さず、集中攻撃を開始。石井の逆水平チョップ連射&顔面攻撃、リチャーズのコブラツイスト、ロメロのキャメルクラッチなどを浴び続け、デヴィットはなかなか反撃することができない。
しかしデヴィットは、追走式串刺しドロップキックでリチャーズに逆襲。ようやくタッチを受けた田口は、ドロップキックでロメロとリチャーズ、セカンドロープからのバックエルボーで石井を吹き飛ばし、ロメロには三角飛びミサイルキック、スリーアミーゴで追撃。
しかしロメロは、どどんを前方回転エビ固めに切り返して逆転。そして、田口に蹴り脚を取らせ、反対の脚でバックスピンキックを叩き込み、脱出に成功した。
内藤対石井の場面。内藤が、串刺し攻撃を回避してエプロンへ飛び出し、水面蹴り、ミサイルキック。しかし、石井がパワースラムで反撃し、リチャーズたちとトレイン攻撃を開始。リチャーズの串刺しラリアット、リチャーズに担がれたロメロの串刺しダブルニー、石井の串刺しラリアットが連続で決まり、さらに石井が雪崩式ブレーンバスター、ラリアットで追い討ちをかける。
ここで石井はパワーボムに行くが、デヴィットと田口がダブルドロップキックでカット。そして、乱入したリチャーズとロメロの前方回転エビ固めをすり抜け、低空ドロップキックを見舞うと、2人同時のプランチャで分断する。
リング上の石井は、左右のエルボー連打から、内藤をロープへ振る。だが、内藤がジャンピングエルボーアタックで逆襲し、グロリアで追撃。そして最後は、スターダストプレスダストで決着をつけた。
試合後、リチャーズとロメロがIWGP Jr.タッグベルトを勝手に持ち出すが、デヴィットと田口が奪還した。
COMMENT
デヴィット「リチャーズ、ロメロ、Apollo55はベストを尽くしてIWGP Jr.タッグのチャンピオンベルトを守る。飯伏(幸太)・ケニー(・オメガ)組、TAKA・タイチ組、リチャーズ・ロメロ組、いっぱい挑戦したいというタッグチームがある。でも、福岡の時のように、Apollo55がチャンピオンになる」
内藤「今日も両サイドにチャンピオンがいて、俺だけベルトがないっていう。この9月、毎回毎回寂しいなって思ってます。でも、今日こうやって、棚橋と前哨戦が組まれなくても、俺は間接的に前哨戦、やってるつもりだから。今日も少しは高松のお客さんに『G1(CLIMAX)』の熱、伝えられたと思うし。1歩1歩着実にみんなの信頼を得て、そして、10月10日両国のリングに達したいと思います。もう俺は期待を裏切らねぇから。キッチリ棚橋を叩き潰してやる!」
ロメロ「Apollo55、NRCはオマエらの頭上に上がる。そして、オマエらのベルトを獲る」
リチャーズ「両国でApollo55を引きずり降ろしてやる」
ロメロ「俺達がベストタッグだ、永遠に! 永遠に!」