G1 CLIMAX SPECIAL 2011
- 日時
- 2011年9月4日(日) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 静岡・ツインメッセ静岡・北館
- 観衆
- 1,200人
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
高橋とタイガーの先発で試合開始。ロープ付近の離れ際、いきなり高橋が張り手で不意打ち。すると、タイガーもすぐに張り手を浴びせ、左右のローキック連射で倍返し。さらに、ローリングソバットで高橋を吹き飛ばした。
デヴィット対KUSHIDAの場面。素早いロープワークでお互いが攻撃をかわし合う中、デヴィットの低空ドロップキックが命中。ここでタッチを受けた高橋は、ボディスラムでKUSHIDAを叩きつけ、すぐにデヴィットとタッチ。そして、デヴィットがボディスラムで続くと、再び自分が出てボディスラムを狙う。しかし、KUSHIDAが逆に投げ返し、タイガーとスイッチ。
ここからタイガーとKUSHIDAが高橋を逃さず、腕への集中攻撃でさんざん痛めつける。しかし高橋は、ボディスラム、ドロップキックでタイガーに反撃し、脱出に成功。タッチを受けたデヴィットは、タイガーを踏み台にしてKUSHIDAにドロップキックをお見舞い。そして、KUSHIDAをタイガーに激突させてドロップキックを発射。これにより、タイガーがKUSHIDAにDDTを食らわせてしまう。
するとタイガーは、デヴィットの突進を619でかわし、フライングボディアタックに行く。しかし、デヴィットがかわして場外へ落とし、ロープへ走る。ところが、KUSHIDAが飛び込んで攻撃を妨害し、タイガーがミサイルキックで逆襲。さらに、KUSHIDAが串刺しダブルニーで続くと、タイガーがタイガースープレックスホールドで3カウントを迫る。
これをデヴィットが返すと、タイガーはコーナー最上段からダイビングヘッドバットを敢行。しかし、デヴィットがかわして自爆させ、ダイビングフットスタンプを投下。すると、今度はタイガーがかわしてハイキックを浴びせるものの、デヴィットもすぐにオーバーヘッドキックでやり返した。
高橋対KUSHIDAの場面。高橋が、ドロップキック、ミサイルキック、ボディスラム、逆エビ固めと畳み掛ける。だが、ロープエスケープしたKUSHIDAが、エルボー連打、エレファントキック、逆エビ固めで逆襲。さらに、逆片エビ固めに移行して絞り上げるものの、高橋はサードロープへ手を伸ばす。
するとKUSHIDAがハンドスプリングエルボーで追撃し、バズソーキックを発射。だが、高橋がかわしてスクールボーイで丸め込み、返されると間髪入れずにスモールパッケージホールドを繰り出す。
しかし、跳ね返したKUSHIDAがカウンターエルボーで反撃し、今度こそバズソーキックをヒットさせてフォールに行く。これは高橋が辛うじて返すものの、KUSHIDAはすぐにKUSHIDAロック(仮=右膝を支点にして極める変型キャメルクラッチ)を極め、ギブアップを奪った。
COMMENT
KUSHIDA「ありがとうございました。ホントに1戦1戦、地方での闘いを積み重ねていくと、『ベルト必ず獲って』っていう暖かい声援をもらって、新日本プロレスのお客さんに元気づけられますね。飯伏はね、すげぇチャンピオンだと思うけど、今日みたいな試合は彼には出来ないだろうし。ライガーさんにもアドバイスもらいましたけど、しっかりリングに足の着いたレスリングで、テイクダウンする技術、極める技術、そんなんでは絶対負けないからね。ま、まだ10戦以上あるんで、1つ1つ積み重ねていきます。お客さんの声援をパワーにしながら。ありがとうございました」
デヴィット「アツイデスネ。今日はタカハシと組んで試合だった」
高橋「ありがとうございました」
デヴィット「グッジョブ!このシリーズの最初のターゲットは、様々ないい経験を積ませてくれる相手だった。それはデヴィットにとってだけでなく、田口やApollo55としてもそうだ。タカハシはこのまま頑張れば、きっと輝くと思う。タカハシ、ガンバッテ!」(といって高橋と握手)
高橋「サンキュー。クソ!俺は矢野通にやられる前、散々ジュニアの選手に負けてきたんだよ。今年『BEST OF THE SUPER Jr.』に出た18選手と俺がシングルやるっていう、その野望はまだ消えてないから。矢野通ぶっ倒したら、次はジュニアだ。来年の『Super Jr.』出るために。絶対ぶっ倒してやる。矢野通、絶対借り返してやるからな!覚えておけよ!」