G1 CLIMAX SPECIAL 2011
- 日時
- 2011年9月4日(日) 14:00開場 15:00開始
- 会場
- 静岡・ツインメッセ静岡・北館
- 観衆
- 1,200人
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第5試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
試合は、田口とタイチの先発でスタート。今回もまともに闘おうとしないタイチは、いきなり田口に握手を要求。これに田口が応じると、またもや不意打ちに出る。それを読んでいた田口がタイチの蹴り脚を取ってキックを放つが、それを今度はタイチがキャッチ。お互いの片足を持ったまま片足立ちになって動けなくなった両者は、ゆっくりと動いて同時に離れようとする。すると、タイチがここでも不意打ちを繰り出すが、田口がセカンドロープで反動をつけたアームドラッグでタイチを吹き飛ばし、三角飛びプランチャで追撃した。
ここで井上がタッチを受け、鈴木を指名。しかし鈴木は、井上をあざ笑うようにして対戦を拒否。その後、タイチが田口を吹き飛ばすと、控えの鈴木がスリーパーホールドで捕らえ、場外戦に引きずり込む。そして、タイチが田口に襲い掛かると、鈴木は井上と番外戦を展開。ラフ攻撃でたっぷりといたぶった。
一方、大ダメージを負った田口は鈴木組に捕獲され、ラフ殺法で長時間のローンバトルを強いられる。そんな中、タイチが田口の急所を蹴り上げ、ショートタイツ姿に変身してロープへ走る。しかし、田口がジャンピングハイキックで迎え撃ち、なおも脚を掴んで離さないタイチに延髄斬りをお見舞い。
これでようやく出番となった井上は、タイチへ攻撃すると見せかけ、控えの鈴木をスピアーで場外に叩き出す。そして、プランチャ、鉄柵攻撃で追撃すると、リング上のタイチには串刺しジャンピングエルボーをお見舞い。さらに、トライアングルランサーで追い込むが、鈴木がカットに入った。
田口対タイチの場面。田口が、ヘッドシザースホイップ、スリーアミーゴを繰り出すと、タイチは顔面攻撃、顔面キックで反撃。替わった鈴木は、田口に串刺しフロントハイキックを食らわせ、ランニングローキックからフォールに行く。だが、井上がカットに入り、鈴木に串刺しジャンピングエルボー、ブレーンバスターをお見舞い。そこへ田口がスワンダイブミサイルキックで続き、どどんの体勢に入る。
だが、タイチがカットに入り、さらには田口のロープワークも妨害。これに怒った田口が背中を見せると、鈴木がスリーパーホールドで捕獲。これは振り解かれたものの、鈴木はなおも田口の懐に潜り込んでスリーパーホールド。そして、ゴッチ式パイルドライバーでマットに突き刺し、3カウントを奪った。
試合後、鈴木とタイチが田口に追撃。怒った井上が飛び掛るものの、鈴木がエルボーで迎撃し、セコンドのファレも蹴散らして退場して行った。
COMMENT
井上「鈴木みのる、『G1(CLIMAX)』で闘ったときは、それなりにスゲーのかなって思ったけど、今日、タッグで対戦して、結局は“みのる世界”は、タイチがいないと出来ねぇんじゃねぇのか? さんざんさ、前半スカしてさ、こっちが踏み込んでったら、熱くなりやがってエルボーやり返してきたな、コノヤロー! まだまだ踏み込んでいってやる! 踏み込んだ先に、俺は必ずスピアーブッ刺して、勝利するからな!」