「J SPORTS CROWN」〜無差別級6人タッグトーナメント〜

日時: 2011年6月21日(火) FC先行18:20開場/一般18:30開場　19:00開始
会場: 東京・ディファ有明
観衆: 350人（満員）

第4試合無制限1本勝負
「J SPORTS CROWN 無差別級6人タッグトーナメント」1回戦

渡辺高章
ディック東郷

永田裕志
田中将斗

境界線

11分09秒　東京ピンプス→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　今年5月13日にデビューしたばかりの渡辺が、永田とタイガーのチームに大抜擢。
　その渡辺がいきなり高橋にドロップキックを食らわせ、試合開始のゴングが鳴る。そのまま渡辺はエルボーを連射していくが、高橋はフロントハイキック2連発であっさりと逆転した。
　タイガー対東郷の場面。タイガーが東郷を場外へ追いやり、フィンタで場内を沸かせる。そこから永田対田中となり、永田が打撃で圧倒する。
　ここで再び渡辺の出番となり、田中をヘッドロックで絞り上げる。しかし、田中はバックドロップで簡単にやり返し、高橋とチェンジ。そして、高橋が渡辺を場外に追い出すと、その頭へ田中が竹刀を打ち下ろす。
　これで田中組が渡辺を捕まえ、容赦ない集中攻撃を開始。渡辺も時おり反撃を試みるものの、形勢逆転には至らない。
　しかし渡辺は、田中のラリアットをかわしてドロップキックでようやく脱出に成功。タッチを受けた永田は、ミドルキック3連射、串刺しフロントハイキック、エクスプロイダーで田中に追撃。しかし田中は、フロントハイキックを受け止め、ラリアットで逆襲。
　タイガー対東郷の場面。永田のボディスラムからタイガーがダイビングヘッドバットを投下。対する東郷はクロスフェースで反撃するが、タイガーは回転十字固め、風車式バックブリーカーで逆転。
　渡辺対東郷の場面。タイガーが東郷を羽交い絞めにするが、渡辺のランニングエルボーはよけられて誤爆。そして、東郷は高橋にタッチ。
　ここで「渡辺」コールが起きると、渡辺はラリアットをかわしてランニングエルボーで反撃。すると、タイガーと永田が加勢に入り、トレイン攻撃を敢行。タイガーのハイキック、永田の串刺しフロントハイキック、渡辺のドロップキックが連続で炸裂する。さらに、永田とタイガーは、東郷と田中を分断に出る。
　しかし、リング上では高橋がカウンターフロントスープレックスで渡辺にお返し。そして、アバランシュホールドから東京ピンプスに繋ぎ、勝利を収めた。
　
　この結果により、田中組と後藤組の2回戦が決定した。

COMMENT

高橋「あの、最近さ、デビューしたばっかの若手にさ？コントはないよ？（苦笑）」
田中「何試合目だっつーの、おまえ？　はなから、善戦したらええっつもんちゃうん？　あのチームで優勝狙えるかっつうねん？このメンバー見てみろって？誰もスキのないヤツラやろ？　必ず、優勝したるわ！」
東郷「オイ！　引退前にこのトーナメント優勝して、ワールドツアーに弾みつけてやるよ？」
　
タイガー「苦しみの中から立ち上がれ」
渡辺「はい。……クソ！」
※永田はノーコメント