「J SPORTS CROWN」〜無差別級6人タッグトーナメント〜

日時: 2011年6月21日(火) FC先行18:20開場/一般18:30開場　19:00開始
会場: 東京・ディファ有明
観衆: 350人（満員）

第3試合無制限1本勝負
「J SPORTS CROWN 無差別級6人タッグトーナメント」1回戦

高橋広夢
忍（666）

三上恭佑
円華

金本浩二
菊地毅（フリー）

境界線

10分56秒　ランヒェイ

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　“ケンカ番長”金本が、普段は厳しい攻撃で“かわいがっている”高橋、三上とチームを結成。対するは、菊地＆円華＆忍の異色トリオ。

　金本が菊地にエルボーを食らわせたのを合図に、三上が忍、高橋が円華を襲撃して試合開始。三上と高橋がダブルショルダータックルで忍をなぎ倒すと、金本がランニングローキックをお見舞い。そして、いきなりアンクルホールドで絞り上げるが、三上を振り切った菊地がカット。
　三上対忍の場面。三上が串刺しバックエルボー、串刺しトペコンヒーロ。だが、忍はブレーンバスターで逆襲し、セカンドロープに飛び乗ってムーンサルトプレス。そして、セックスボンバーを予告するが、三上がカウンターランニングネックブリーカードロップで阻止。替わった金本が、顔面ウォッシュで追い討ちをかけた。
　金本対菊地の場面。菊地が、カウンターゼロ戦キック、串刺しタックル連発、エルボー連打と畳み掛ける。ところが、ここで菊地は観客のヤジに怒り、なぜかニュートラルコーナーへヘッドバットを乱れ打ってアピール。しかし、振り返った瞬間に金本が張り手をお見舞い。これを合図に高橋と三上もリングに入り、3人で菊地に張り手の雨を降らせた。
　高橋対円華の場面。高橋が、張り手連射、ショートレンジドロップキック、串刺しジャンピングエルボー、ミサイルキックとラッシュ。しかし、続いてのフィッシャーマンズスープレックスを円華が丸め込み、フライングラリアットに繋ぐ。
　さらに菊地組のトレイン攻撃となり、円華の串刺しジャンピングエルボー、菊地と忍の串刺しバックエルボー、円華のトラースキックが連続で炸裂する。
　さらに円華は、低空トラースキックからフォールに行くが、高橋はキックアウト。すると円華は、変型ファルコンアローからもう1度フォールに行く。これを金本たちがカットすると、菊地たちが分断作戦に出る。
　それでも高橋は、ショートレンジドロップキックで反撃するが、円華がすぐにハイキックでお返し。そして最後はランヒェイで高橋を仕留め、菊地組が2回戦進出となった。

COMMENT

忍「『NEVER』、俺と円華さんとか、いつも出してもらってますけど……間違いなく！　今日の主役は菊地さんでしょう！　菊地さん、よろしくお願いします！」
菊地「なんでなんだなんだ！今日は、金本浩二にいろいろやられたけど、やり返してねーんだ！俺は満足してねーんだ！この二人ががんばったから、今日は勝てたんだから！かんべんしてくれ！いや、また……！　どうもありがとうございました！」
※3人でガッチリ握手。
　
高橋「クソ！絶対『NEVER』で借り返してやるからな？」（と言って控室へ）
金本「『NEVER』で、高橋に円華当ててやれ。あんなもんじゃ終わらんで。円華、俺を試合で潰しに来い。三上は誰とだっけ？」
三上「忍ですね」
金本「忍って女の子ちゃうんか？」
三上「違います。ピンクの格好してるけど、男です。あの変態ヤロー」
金本「三上は忍と、俺はわけのわからんオッサン。ずっと意識してるから、俺が倒したら、あのジジイは。お前より若いは、バリバリできるわ。菊地、オマエ俺が絶対倒したる。『Super Jr.』負けてるから、2年前。俺しつこいぞ。忘れんぞ」
三上「テメェ、コノヤロー！去年10月の『NEVER』だ、オマエにアゴ折られたの忘れてねぇんだよ。こちとら10日以上入院して帰ってきたら、自分がいた場所、高橋に取られて。おぉ、エライことになってんだよ、こっちは。全部ノシつけて返してやるからな！」
金本「（三上を指さして）ガラ悪いな、俺怖かったわ(笑)。以上」