NEVER．6 〜ROAD TO THE SUPER Jr. 2DAYS TOURNAMENT〜

日時: 2011年4月8日(金) FC先行18:20開場/一般18:30開場　19:00開始
会場: 東京・新木場1st RING
観衆: 300人（満員）

第7試合時間無制限1本勝負
「ROAD TO THE SUPER Jr. 2DAYS TOURNAMENT A」決勝戦

菊地毅（フリー）
佐々木大輔（フリー）

境界線

14分26秒　NOW OR NEVER→片エビ固め

※佐々木大輔がトーナメントA優勝。BEST OF THE SUPER Jr.の出場権を獲得。

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

　試合開始直後、額をつきつけて睨み合った両者が、激しいエルボー合戦を開始。そこから張り手合戦に発展し、徐々に菊地が後退。そして、佐々木がドロップキックをヒットさせるものの、菊地もすぐにゼロ戦キックでお返し。ダウンした佐々木のボディに掌底を連続で浴びせ、2連続ブレーンバスターに繋ぐ。
　なおも菊地の攻勢は続き、エルボーを放っていく。対する佐々木は、串刺し攻撃をフロントキックで迎撃し、トペスイシーダで追い討ちをかける。
　リングに戻り、佐々木がドロップキック、串刺しラリアットで追撃。そして、コーナー最上段にのぼると、追いかけてきた菊地を叩き落とし、ミサイルキックをヒットさせる。
　それでもゾンビのように立ち上がる菊地に対し、佐々木はエルボー連打、顔面パンチ、DDT。そして、もう1度コーナー最上段にのぼるものの、またもや追いかけた菊地が、雪崩式フロントスープレックスで逆襲。
　すると、佐々木はヘッドバットの乱れ撃ちで反撃を開始。だが、すべて受け止めた菊地が、ジャーマンスープレックスを連発。そして、火の玉ボムを炸裂させるものの、佐々木はクリア。
　ここからエルボー合戦となり、さらに佐々木が顔面パンチを連打して菊地をダウンさせる。だが、菊地は物凄い形相で立ち上がり、佐々木はなおもパンチを発射。
　それでも菊地は屈することなく、2人は両膝をついたままエルボーを打ち合う。そこから佐々木が延髄斬りを3連発で浴びせ、最後はNOW OR NEVERで菊地にとどめを刺した。
　
　試合後、正座したまま礼をした両者が握手すると、観客から惜しみない拍手が送られる。そして、菊地が佐々木の手をあげ、抱きついて健闘を称える。さらに、菊地がロープを開けたあと、佐々木も同じようにロープを開けて交互にリングを下り、2人は特設花道上でもう1度抱き合い、退場した。

COMMENT

佐々木「文句ねぇだろ！3つ！菊地毅から3つとったぞ！俺が、BEST OF THE SUPER Jr.に出るんだ〜！仲間が、仲間が見てるんだ！負けられるわけねーだろ！仲間のぶんも俺が行ってくるんだ！」
　
菊地「『BEST OF THE SUPER Jr.』最高だよ。予選会から佐々木みたいなヤツを出してくるんだからよ。俺は今回勝てなかったけど、またチャンス有ったら、どこにでも行くしね。（佐々木を呼び止めて）おまえ……最高だよ。ありがとう」
佐々木「ありがとうございます。自分が……自分が行って来ますよ」
菊地「頑張ってこいよ。絶対やるよ、こいつ？」
佐々木「ありがとうございました！」