創立38周年シリーズ 旗揚げ記念日
- 日時
- 2010年3月5日(金) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2000
-
第3試合 20分1本勝負
レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
中西対平澤の場面。中西がパワーで平澤を圧倒。そして、スイッチした本間も平澤を痛めつける。その後も中西組は、平澤をいいようにいたぶり続け、試合を優位に展開する。
まったくいいところのなかった平澤だったが、やや強引なサイドスープレックスで辛うじて本間に反撃。タッチを受けた井上は、本間にランニングエルボー、逆水平チョップ連打、串刺しエルボーと畳み掛ける。
さらに井上は、本間のラリアットをブロックして、トライアングルランサー。そしてカットに入った中西をドラゴンスクリューで蹴散らし、スタガリンブローから本間をフォールするものの、カウントは2。
中西対平澤の場面。中西が野人ハンマーで平澤を倒し、控えの井上も攻撃する。これに井上が応戦し、2人は青コーナー付近でバトル。だが、その隙を突いて平澤がスピアーで中西に反撃。
中西の捕獲に成功した青義軍は、平澤の串刺しランニングエルボー、井上の串刺しスピアー、水車落とし、平澤のダイビングヘッドバットと波状攻撃。さらに井上のミサイルキック&平澤のジャーマンスープレックスホイップという連携攻撃が決まる。
井上がプランチャで本間を分断する中、中西のラリアットをかわした平澤が、チョークスラム、スピアー。しかし、中西は平澤を肩口に担ぎ上げ、そのままマットに放り投げて反撃。そして、最後はアルゼンチンバックブリーカーで完勝を収めた。
COMMENT
本 間「今日、中西と二人で組むのはやぶさかでないけど……なんかどうもしっくりこねぇな? 俺はよ、今日とか明後日の浜松大会よりも、俺はもう3.14後楽 園、矢野! いや、矢野なんか眼中にねぇや。一回戦は勝ったとして、二回戦は石井と真壁の勝者? 絶対、真壁が勝つと思ってる。俺はもう真壁と闘うことし か頭にねぇから。悪いけど、矢野、おめーはよ、髪を切るとか切らないとかの前に、俺に打ち砕かれるから。この自信がどこから来るかわかるか? 俺は前回い つかの後楽園で矢野にシングルで勝ってるからよ。だから、俺は絶対に、何があっても勝つ! その上で真壁に挑戦する。スーパースターの真壁に挑戦する。以 上!!」
井上「クソが! NEW JAPAN CUPの前に勢いつけられなかったな。本間か。ちょっと中西意識しすぎたな? 本間か。よし本間上がって来い!! 俺ももちろん上がってく。バーナード? 上等だよ。身体の大きさは負けてるかもしれねぇけどな? 気持ちは負けねぇってところを見せてやるよ!」
平澤「井上さん!!」
井上「どうした?」
平澤「毎回、毎回僕が足引っ張ってる。でも、僕ら青義軍絶対、絶対なんとしても一年以内に結果。そのためには何してもいい。僕は絶対そこのゴールにたどり着いてやるよ!! ベルト獲りに行きましょうベルト!!」
井上「平澤もこう言ってる。俺たちはこのままじゃ終わんねぇぞ。俺たちはいろんなものが無くてこの場所にいるかもしんねぇけど、気持ちだけはな、気持ちだけは持ってんだよ。リング上で見せてやるよ!! 見とけ!!」