Circuit2008 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2008年9月19日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 鳥取・鳥取産業体育館
観衆: 2300

第3試合 20分1本勝負

ロウ・キー
石狩太一

ブラックバファロー
内藤哲也

境界線

12分23秒　キークラッシャー'99→片エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

大阪プロレス所属で鳥取県鳥取市出身のバファローが特別参戦した第3試合。先発を務めたバファローは、ライガーと激しいショルダータックル合戦を展開。バファローがこれを制した。
　続いて、石狩と外道の攻防になると、石狩はドロップキックを皮切りに、フランケンシュタイナーホイップ、ロープパラダイスからの低空ドロップキックで外道を攻め立てる。
　タイガーとロウ・キーの場面では、ローリングソバットでロウ・キーを場外へ追いやったタイガーがトペスイシーダを狙う。すると、ロウ・キーは素早くリングイン。しかし、タイガーはすぐにフライングボディアタックをお見舞いし、ロウ・キーに隙を見せない。
　中盤に入ると、G・B・Hはターゲットに絞った内藤を集中攻撃。バファローはスライサー（エプロンでのギロチンドロップ）、邪道は逆水平チョップ、ロウ・キーはバックドロップを繰り出す。
　苦戦を強いられた内藤だったが、外道とバファローの合体攻撃を避け、フライングボディアタックで2人を退ける。そして、邪道にはジャンピングエルボーアタックをヒットさせ、ようやく自軍コーナーへ生還する。
　内藤からタッチを受けたタイガーは、外道とバッファローをドロップキックでまとめて攻撃。さらにハイキックからのタイガードライバーで外道に3カウントを迫る。
　外道と替わって入ったロウ・キーは、タイガーをバックドロップで投げると、コーナー最上段へ。すると、内藤がロウ・キーの足を捕まえ、ダイブを阻止。タイガーはデッドリードライブでロウ・キーを投げ、ライガーたちとトレイン攻撃を仕掛ける。ところが、ロウ・キーは次々と突っ込んでくるライガーたちをかわし、一蹴する。
　勢いに乗ったロウ・キーは、ダイビングヘッドバットから石狩をカバー。これはタイガーたちにカットされるが、両手を広げてフィニッシュを予告しキークラッシャー'99の体勢へ。すると、石狩は粘りを見せ、スモールパッケージホールドで切り返し、カウンターのスクリューハイキックで応戦する。
　必殺技のブラックメフィストの構えに入った石狩だったが、ロウ・キーはこれを不発させる。そして、タイダルクラッシュから今度こそキークラッシャー’99を炸裂させ、石狩を仕留めた。

　試合後、ロウ・キーはタイガーに襲い掛かる。しかし、タイガーは突っ込んできたロウ・キーをジャンプでかわし、場外へ転落させてトペスイシーダで追撃。すると、ロウ・キーは本部席に置いてあったIWGP Jr.のベルトを掲げ、タイガーを挑発し退場していった。

　その後、リングに1人残ったバファローがマイクを手にし、「鳥取県鳥取市出身、ブラックバファロー、鳥取産業体育館で日本一大きな大会、念願の新日本プロレスのリングに上がれました。本当にありがとうございました！鳥取県鳥取市出身のプロレスラーとして、鳥取を引っぱっていける立派なレスラーになっていきたいと思います！」とアピール。地元ファンからの大歓声を浴びながら退場していった。

COMMENT

邪道「オイ、オラ、あと2日。あと2日、あと2日で(ロウ・キーの手を挙げながら)ニューJr.ヘビーウェイトチャンピオン、ミスターロウ・キー!」
ロウ・キー「タイガーマスク、あと少しだ、お前がチャンピオンベルトを巻いていられるのは。お前は、俺の本当の恐ろしさを思い知るだろう。2日後の (9/21)神戸でチャンピオンになるのは、間違いなくこの俺。今日はこのくらいにしておいてやろう。明日(9/20四日市)もまたタッグマッチで当たるから、さらに追いつめてやる。もう少しで、俺がチャンピオンだ」
※外道、バファローはノーコメント

タイガー「(試合後も襲い掛かってきたロウ・キーにトペスイシーダで逆襲した事について)やられてばっかりじゃないという事ですね。まぁ、あと2日! 2日で結果が出るから」
※ライガー、内藤はノーコメント
※石狩は吉橋に肩を担がれながら控え室へ