第6試合はTAKAみちのくと高橋ヒロムが、「名もなきヒロムロールまたはみちのくドライバーⅡを返したら100万円懸賞金マッチ 時間無制限3本勝負」で激突。この一戦の発端となったのは、名もなきヒロムロールに何度もフォール負けを喫したTAKAが、ヒロムにTwitter上で「名もなきヒロムロールを返したら100万円懸賞金マッチ」を持ちかけたこと。そして「ヒロムだけにリスクを負わせるのはかわいそうだから」と、“みちのくドライバーⅡを返したら100万円”も加わることに。勝敗と共に100万の行方も気になる一戦の結末は?
TAKAは100万の札束を手にリングイン。ヒロムも大事そうに持った箱を手に入場し、そこを開けると札束が。ヒロムは警戒しながら、レフェリーに札束を渡す。
開始のゴングが鳴ると、TAKAは「ヒロム! 今日はよ、正々堂々、やろうぜ」と握手の手を差し伸べる。ヒロムは「信用できねえだろ、あやしいだろ!」と吐き捨てる。
それでもTAKAは「ヒロム! 初めての握手、しようぜ!」と手を差し前に差し出す。ヒロムは「TAKAさん! アンタのこと、信じていいんだな!? 怪しいな! よし、信じるよ!」と葛藤の末、手を握る。
すると、TAKAはサミングから横入り式エビ固め。さらに逆さ押さえ込み。続くサミングはヒロムが切り抜けるも、TAKAはスネ蹴りからオクラホマロール。これもヒロムははねのけ、場外へ。
するとTAKAは「ヒロム! もう一度だけ信じてくれ!」と、ロープを空ける。ヒロムは「リング入るけど、ここからは入らねえよ!」と返し、リングにすばやく上がる。
ここでヒロムが首固めを仕掛け、両者は首固めのままグルグルと回転。そしてヒロムがはねのけると、TAKAはサミング。しかし、ヒロムはその手をつかんでTAKAに自爆させ、名もなきヒロムロールへ。TAKAは返すことができず、まずはヒロムが一本先取。
ヒロムは「余裕だろ! ごめんなさい、みなさん! たぶん、2本目、すぐ終わっちゃいます!」とアピール。すると、TAKAが2本目のゴングが鳴る前にヒロムに襲いかかり、場外戦に持ち込む。
TAKAはヒロムを鉄柵に叩きつけ、さらにチョーク攻撃。そして両膝でヒロムの喉元を押しつぶす拷問攻撃。続いてTAKAは本部席の札束の前で、ヒロムに顔面かきむしり。
TAKAはヒロムをリングに戻してストンピング。さらに串刺しニーを食らわせてカバー。ヒロムがカウント2ではね返すと、TAKAはトランスレイヴからもう一度カバー。
ヒロムがキックアウトすると、TAKAはクルックヘッドシザーズを決めながらアームロック。ヒロムは必死にロープエスケープ。
ヒロムが場外にエスケープすると、TAKAは追いかけ、鉄柵を用いて腕を痛めつける。
戦場がリングに戻ると、ヒロムはカニバサミへ。だが、こらえたTAKAはジャスト・フェイスロックで捕獲。ヒロムは押さえ込みで返すも、TAKAは切り返し、さらに締め上げる。ヒロムが回避しようとするが、TAKAはディックキラーへ。だが、ヒロムは何とかロープエスケープ。
ならばとTAKAはみちのくドライバーIIを狙うも、ヒロムは回避。しかし、TAKAは変則的なロープワークからフロントキック。そしてスーパーKからカバーするが、ヒロムはカウント2ではね返す。
すかさずTAKAはみちのくドライバーIIの体勢に入るが、ヒロムは切り抜けて名もなきヒロムロールへ。しかし、TAKAは回避しサミングでひるませると、掟破りの名もなきヒロムロール。しかし、ヒロムはカウント2ではね返す。
すると、TAKAは一気にみちのくドライバーIIで突き刺すが、カウント3寸前でヒロムはキックアウト。ここでヒロムが100万円をゲット。
TAKAは「ウソだろ!」と戸惑いを見せるも、「終わりだ!」とヒロムを引きずり起こそうとする。すると、ヒロムは切り抜けて名もなきヒロムロール。
しかし、TAKAは回避し、サミングへ。ヒロムはこらえようとするが、TAKAは力尽くで目を突こうとする。ならばとヒロムは逆にサミングを食らわせ、名もなきヒロムロールへ。だが、TAKAはカウント2ではね返す。ここでTAKAも100万円を獲得。
ならばと怒ったヒロムはトラースキックを決め、一気にTIME BOMB IIを炸裂。この一撃で3カウントを奪取した。結果、行って来いで共に100万円は失わずに試合は終了。
試合後、ヒロムとTAKAには100万が手渡される。TAKAが先にリングを下りると、ヒロムは「よかった~! あぶね~!」と安堵しながら退場。