タカタイチ2人合わせて50周年記念興行

日時
2022年12月19日(月)   17:00開場 18:30開始
会場
東京・国立代々木競技場・第二体育館
観衆
1,258人

第5試合 30分1本勝負
スペシャルタッグマッチ

MATCH REPORT

 第5試合ではスペシャルタッグマッチとしてエル・デスペラードがランス・アーチャーとコンビを結成し、佐々木大輔(DDT)&MJポー(DDT)組と激突。ひさびさに新日本とDDTの所属選手が同じリングで向かい合うが、きっかけとなったのはデスペラードのSNS。他団体選手との試合に積極的なデスペラードが佐々木に対戦をアピールし、今回実現することに。
 佐々木は2011~12年と2年連続で『BEST OF THE SUPER Jr.』に出場経験を持つテクニシャン。その後、DDTで「DAMINATION」を結成し、“カリスマ”の異名をほしいままにしている。今回はユニットメンバーのMJポーを率いて参戦。
 また、当初“X”と発表されていたデスペラードのパートナーは、『WORLD TAG LEAGUE』に鈴木みのると共に出場していたアーチャー(AEW)に決定。頼もしすぎる援軍を得たデスペラードが、念願の対決に出陣する。

 アーチャーはセコンドを蹴散らしながら入場。

 先発は佐々木とデスペラード。佐々木はデスペラードに握手の手を差し伸べる。デスペラードが握り返すと、互いに手の甲にキスをする。
 続いてロックアップからリストの取り合いに。佐々木はグラウンドに持ち込んで早くもクロスフェイスを狙うが、デスペラードはロープエスケープ。
 今度はデスペラードがフィンガーロックからアームホイップ。そしてヘッドロックで捕らえるも、佐々木はコーナーに押し込み、挑発するように張り手。
 するとデスペラードはフライングメイヤーから腕を捕獲。そしてアーチャーとスイッチする。佐々木は体格差をものともせず、パンチをお見舞い。しかし、アーチャーはビクともせず、膝をついて挑発。
 佐々木がパンチを見舞うと、アーチャーは高笑いから強烈なエルボー。そして佐々木を豪快なボディスラムで叩きつけ、デスペラードと交代。
 アーチャーが佐々木を捕らえると、デスペラードは顔面に張り手。さらにボディスラムを狙うが、佐々木は切り抜ける。ここで場外からセコンドのKANONがデスペラードの足を引っ張り、すかさずポーがボディプレス。
 そしてポーはデスペラードにパンチを連発し、鉄柵に叩きつける、さらに佐々木がイスで襲いかかろうとするが、アーチャーがカットに入る。するとポーがアーチャーに突進。
 佐々木がデスペラードをリングに戻すと、ポーはエルボードロップを連発。さらにジャンピングボディプレスを食らわせるが、デスペラードはカウント2ではね返す。
 するとポーがデスペラードを踏み潰す拷問攻撃。すかさず佐々木がマスク剥ぎを仕掛けていく。
 デスペラードは佐々木をボディスラムで投げつけようとするが、佐々木は首固めで切り返す。デスペラードが返すと、佐々木はもう一度マスク剥ぎへ。これはレフェリーが制止する。
 スイッチしたポーに対し、デスペラードは逆水平チョップで応戦。しかし、ポーはパンチで鎮圧し、串刺し攻撃へ。デスペラードはキックで切り抜けて突進。
 ポーはデスペラードを担ぎ上げるが、デスペラードは回避して低空ドロップキックをお見舞い。
 スイッチしたアーチャーはポーにキックを連発。さらにポーに加え、乱入したKANONも含めて、アーチャーは串刺しラリアットを連発。
 だが、ポーは回避し、KANONとダブル攻撃を狙うが、アーチャーは切り抜けてフライングクロスボディで二人まとめて吹っ飛ばす。
 さらにアーチャーはエプロンの佐々木をチョークスラムの体勢で捕らえるが、これはポーがカットに入ってDDT。
 スイッチした佐々木はアーチャーにパンチとキックを連発。さらにコーナー最上段に上るが、アーチャーはデッドリードライブで投げつける。
 ここから鈴木軍タッグは佐々木にトレイン攻撃。しかし、ポーとKANONがアーチャーの両足を場外から引っ張って妨害。
 佐々木はデスペラードにサミングから串刺し攻撃へ。デスペラードは切り抜けると、膝に低空ドロップキック。さらに外回転のドラゴンスクリューをお見舞い。
 そして技の読み合いからバックドロップで叩きつけてカバーするが、佐々木はカウント2ではね返す。ならばとデスペラードはギターラ・デ・アンヘルへ。しかし、佐々木は切り抜け、お返しのドラゴンスクリュー。
 続いて佐々木はペディグリーを狙うも、デスペラードが回避。すると佐々木はトラースキック。これはデスペラードが切り抜けるも、佐々木は巧みな動きでクロスフェイスで捕獲。すかさずデスペラードはロープエスケープ。
 するとポーがデスペラードにバックフリップ。すかさず佐々木がコーナー最上段からダイビングエルボーを投下しカバーするが、カウントは2。
 ならばと佐々木とポーはダブル攻撃を狙うも、デスペラードは同士打ちを誘う。そしてアーチャーがフロントキックでポーを吹っ飛ばす。
 ここから鈴木軍タッグは佐々木にトレイン攻撃。そしてアーチャーがサイドバスターで叩きつけると、デスペラードがダイビングボディプレスを決めるが、KANONがレフェリーの足を引っ張ってカウントを妨害。
 すかさずポーがデスペラードをイスで殴りつけるも、アーチャーがポーをフロントキックで吹っ飛ばす。そして場外戦に持ち込む。
 リング上、佐々木はイスでデスペラードの腹部に一撃。しかし、追撃のイス攻撃を切り抜けたデスペラードは、カウンターのコンプリートショット。
 そしてデスペラードはイスを手にするが、レフェリーがリングに戻ると、そのイスを放り投げる。
すると、佐々木はスキをついて掟破りのエル・エス・クレロ。デスペラードが跳ね返すと、佐々木はミスティカ式クロスフェイスを仕掛ける。だが、デスペラードはこらえ、ギターラ・デ・アンヘルを炸裂。しかし、カバーはカウント2。
 ならばとデスペラードはピンチェ・ロコを狙うも、佐々木はクロスフェイスで切り返す。しかし、デスペラードも回避し、ドラゴンスクリューからヌメロ・ドスへ。だが、ポーがマスク剥ぎでカット。すると、アーチャーがポーを場外に連れ出す。
 リング上、佐々木がデスペラードの顔面にイス攻撃。すると、ここでレフェリーがゴングを要請。佐々木の反則負けに。

 

COMMENT

デスペラード「ハハハハハ…! あぁ~~あ…。反則決着で、こんなにワクワクして、次の話できんのもあの人ぐれぇだな。あぁ~、チキショー…。ノーDQ(ルールでやる)って言っときゃよかったぜ、ホントに。
1コ前(の試合)、鈴木さんと葛西さん、本間さん、DOUKI、やるときにさ、(ノーDQルールに変更すると)リングアナウンス聞こえてさ、『やられた~』って思ったよ。チクショ―…。でも、言われたとおりだよ。やりたいことやるぜ、俺は! 黙らせてぇんだったら、『うるせぇよ』ってヤツがかかってこい。そしたら、黙って…やらんこともない……たぶん…」
 
アーチャー「デスペラードから電話をもらってこう言われた。『なぁ、パートナーが必要なんだよ』。だから俺は『エルマノ、俺がついてるぞ!』と返事した。今週はスズキグン最後の週だ。11年前、2011年……(日本語で)ニセンニ……、いや、ニセンジュウイチ……。俺はあまり日本語が得意ではなくてな……。今日この大会に出られたこと、そして日本で時間を過ごせることは俺にとってとても大きな意味を持つ。(※うまくしゃべれず)感情が昂って、ちょっとうまくしゃべれなかった。12.22と12.23でスズキグンは終わりを迎える。俺はニュージャパン・プロレスで次があるのかわからない。だが、俺はどこへでも行くぞ。最後に日本に来たとき(『G1 CLIMAX 32』)、俺は『マタネ』と言った。だから、今回もそうだ。いつになるかはわからないし、誰と組むのかもわからない。しかし、どんな状況であれ凄いものになるということはわかっている! 今日はファンから大きなリアクションをもらった。みんな“マーダーホーク・モンスター”のことが好きだ。だから、次に戻って来るときは、日本のみんなのために闘いたい。いや、それとも誰でもいいからブッ飛ばしに来るか!? まだ日本で達成できていないことがある。それはIWGP世界ヘビー級王座を獲ること。(1.4)トーキョードーム、『WRESTLE KINGDOM』のIWGP世界ヘビー級王座戦はオカダ対ジェイ・ホワイト。オカダもジェイも過去何度もチャンピオンになってきた。しかし“マーダーホーク・モンスター”はまだ1度もあのベルトを巻いたことがない。そろそろ俺がニュージャパンのトップ王者になるときだと思う。そして世界、AEW、日本のファン、アメリカのファンに証明する……。“マーダーホーク・モンスター”は誰もが恐れる存在だと! EVERYBODY DIES!」
 
 
佐々木「(※ポーとKANONを従え)オイ! ふざけんじゃねぇよ、レフェリー、オイ! なんだよ!? なんで俺たちの試合を止めんだよ、オイ!? 頼むからよ、止めないでくれ。俺とデスペラードは、まだまだやり足りねぇよ、オイ! レフェリーだけじゃねぇよ、オイ! 新日本プロレス、DDT、お前らもオイ! 俺たちを止めるじゃねぇ。俺たちの邪魔をするんじゃねぇ。オイ! 必ず! 必ずこの続きをやらせろ、オイ。いつでもいいぞ、オイ。いつでも、いつまで、やってもいいぞ、オイ! 何回でもやってやるよ、オイ! 頼むから、オイ、この開いたドアをよ、開けっぱなしにしてくれよ、オイ、頼むよ、オイ。以上だ」

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