第37代王者のアンダーソンに、元BULLET CLUBメンバーのヒクレオが挑戦する「NEVER無差別級選手権試合」。この一戦は、もともと11.5大阪で予定されていたが、アンダーソンが一方的に出場を拒否。その結果、両者の遺恨がさらに深まったという経緯がある。
ヒクレオのセコンドとして邪道も登場する中、王者アンダーソンよりチャンピオンベルトが返還され、試合開始のゴング。すると、ヒクレオが出会い頭にネックハンギングバスターを炸裂させ、いきなりアンダーソンを3カウント寸前まで追い詰める。
たまらずアンダーソンは場外へ逃げるが、ヒクレオが追いかけ、ラフファイトでアンダーソンをさらに痛めつける。その後、両者はリングへ戻るが、すぐに再び場外乱闘を開始。ヒクレオがアンダーソンへさらにダメージを蓄積させる。
そして、ヒクレオはアンダーソンをリングへ押し込み、自分もリングへ入ろうとする。ところが、アンダーソンが急襲し、ロープ越しのドラゴンスクリューをお見舞い。
これで3度目の場外戦となり、アンダーソンがヒクレオの左脚に集中攻撃を敢行。そして、ヒクレオが辛うじてリングへ戻ると、さらに脚を攻撃し続ける。
それでもヒクレオはセントーンを回避してアンダーソンを自爆させ、エルボーと逆水平チョップを浴びせていく。するとアンダーソンもエルボー連打を繰り出すが、ヒクレオは強烈なエルボーと逆水平チョップでやり返す。
これでヒクレオのペースとなり、串刺しボディアタックからアンダーソンの首をコーナーへ打ちつける。そして、ランニングラリアットで吹き飛ばし、アバランシュホールドで叩きつける。
次にヒクレオは逆水平チョップからロープへ走るが、アンダーソンはカウンタースピニングスパインバスターで逆襲。そして、両手でマットを叩くアピールからガンスタンを仕掛けるが、ヒクレオが脱出し、カウンターパワースラムで逆転。
その直後、外道が現れてリングへ上がろうとするが、邪道が脚を引っ張って妨害。その外道にヒクレオがチョークスラムを仕掛け、アンダーソンへ激突させる。
ここでヒクレオはアンダーソンの首を掴み、チョークスラムの体勢入る。ところが、アンダーソンがガンスタンへ切り返し、一気に3カウントを奪った。