ダブルメインイベントⅠ(第8試合)は『SUPER Jr. TAG LEAGUE』優勝決定戦、 YOH&リオ・ラッシュvsエース・オースティン&クリス・ベイ。
この両チームは、11.28長野の『SJTL』公式戦で対戦。そのときはYOH&ラッシュが終盤に怒涛のたたみかけを見せ、最後はラッシュがファイナルアワーでベイを撃破。オースティン&ベイとしてはその雪辱を果たしたいところだが、仙台出身のYOHも故郷に錦を飾るべく、ラッシュと共に気合は十分。
どちらが勝っても初優勝。最後に勝利の女神が微笑むのは?
オースティン&ベイは試合前にToo Sweetサインをかわす。すると、YOH&ラッシュは3Kポーズを見せつける。オースティン&ベイがもう一度Too Sweetサインをかわすと、ラッシュがベイに襲いかかり開戦。
するとオースティンがラッシュを場外に連れ出して馬乗りパンチ。リング上では、YOHがベイにカニバサミから低空ドロップキック。
ベイが場外に落ちると、YOHは空中技を狙うも、オースティンがドロップキックで場外に吹っ飛ばす。
するとラッシュがオースティンにロープに飛び乗ってからティヘラ。だが、オースティンはヘッドスプリングでスクっと立ち上がる。
そしてキックを繰り出すも、かわしたラッシュが逆にトリッキーなキックでダウンを奪う。そしてロープ際での目まぐるしい技の読み合いから、オースティンがセカンドロープに飛び乗って振り向きざまにキック。
しかし、ラッシュはかわし、ベイにオースティンを放り投げると、YOHが二人まとめてネックブリーカードロップを炸裂。
次はYOH&ラッシュがベイに連携のキック。ベイは切り抜けるが、YOH&ラッシュはダブルのバックエルボーから、連携のカサドーラスプラッシュ。
ここでベイはタイムを要求。だが、ラッシュは打撃の猛攻。そしてロープを用いてベイの喉を痛めつける。すると興奮するラッシュを、YOHがなだめる。
ラッシュはイラ立つように、YOHの手を叩いてスイッチ。だが、すぐにYOHの背中を叩いて強制スイッチ。そしてベイを殴りつける。これをYOHは引き離して交代。そしてラッシュに語りかけていると、背後からベイがYOHに襲い掛かり、巻き込まれた格好のラッシュは場外に落ちる。
そしてオースティン&ベイはYOHにストンピングを連発。続いてオースティン&ベイはYOHに連携の串刺しエルボーから、オースティンのトリッキーなキック、そしてベイのフットスタンプと波状攻撃を見舞う。
続いてオースティンは膝でYOHの顔面に踏みつける。ここからオースティン&ベイはYOHの背中にダブルの引っかき攻撃。
そしてベイはYOHをブレーンバスターで叩きつけ、ラッシュを挑発しながらカバー。YOHがカウント2ではね返すと、オースティンにスイッチ。
オースティンはアームホイップからカードスクラッチをお見舞い。さらにバックドロップで叩きつけ、ベイと交代。
ベイはコーナー最上段からフェイントを入れるようにマットに着地すると、YOHにストンピング。YOHもエルボーと逆水平チョップで反撃。
しかし、ベイは膝蹴りで動きを止め、ここからオースティン&ベイがダブル攻撃を狙う。しかし、YOHはオースティンを場外に追いやる。
一方のベイはYOHの攻撃を切り抜けて、リングに戻るとロープに走る。するとYOHはカウンターの低空ドロップキック。オースティンはYOHをフロントネックロックで捕らえるも、YOHはショルダースルーで切り返す。
そしてYOHはラッシュとスイッチしようとするも、ベイがラッシュの足を引っ張って妨害。すかさずオースティンはYOHにハイキックを叩き込む。
続いてオースティン&ベイはYOHに連携の河津落とし。さらにその場飛びムーンサルトプレス&ギロチンドロップをお見舞いする。
オースティンはYOHをコーナーに固定し、逆水平チョップとストンピングを連発。そしてツイスティングバスターを狙うが、YOHは回避して逆水平チョップを連射。
オースティンはYOHを自軍コーナーにハンマースルー。しかし、その勢いでYOHはベイにエルボー。さらにオースティンにはドロップキックを突き刺す。
YOHはラッシュにスイッチしようとするも、オースティンが妨害。だが、YOHはオースティンに延髄切りを叩き込み、ラッシュに交代。
するとベイが飛び込むが、ラッシュはラリアットを連発。さらにトリッキーな動きから、オースティンに倒立キック。 そしてベイのバックドロップをを切り抜け、スライディングキックを場外のオースティンに食らわすと、そのままロープの反動を利用してベイにラッシュアワーを炸裂。だが、カバーはベイがカウント2ではね返す。
ならばとラッシュはコーナー最上段に上るも、オースティンはロープを用いたコルバタ。そしてオースティン&ベイが連携攻撃を狙うも、YOHがオースティンにエルボーを炸裂。
さらにベイにはジャンピングニーを決め、間髪入れずにラッシュが低い体勢で旋風脚をお見舞い。続いてYOHがベイにファルコンアロー式牛殺しを決めると、ラッシュがファイナルアワーを炸裂。
間髪入れずにオースティンがラッシュに襲いかかるが、ラッシュは場外に排除。すると、スキをついてベイがラッシュに首固め。ここから丸め込みの応酬に。
続いてベイはエルボーを決めるが、ラッシュはシザーズキックで反撃。次はYOHとオースティンのマッチアップ。YOHはフライングフォアアームを決め、さらに串刺し攻撃へ。オースティンは切り抜けて突進するも、YOHはバク転でかわし、トラースキックから変形のネックブリーカードロップ。そしてハーフネルソンスープレックスを炸裂するが、カウントは2。
ならばとYOHはオースティンにDIRECT DRIVEを狙う。だがオースティンは回避し、場外にYOHを追いやると、エプロンでトリッキーな動きからサッカーボールキックをヒット。
そしてベイがノータッチ式トペ・コンヒーロをYOHに炸裂。続いてオースティンが空中技を狙うが、ラッシュが突進。オースティンがかわすと、ラッシュはそのままベイにトペ・スイシーダを炸裂。
するとオースティンが、YOH&ラッシュに対しSoar To Gloryをお見舞い。だが、YOHは場外マットでオースティンにファルコンアロー。ここで4人が場外でダウン状態に。
4人はカウント19でリングに同時にギリギリ生還。そしてYOHとオースティン、ラッシュとベイが激しいエルボー合戦に突入。
ラッシュはベイに競り勝つと、オースティンにもエルボー。するとベイがラッシュにチョップを繰り出すが、ラッシュがかわし、YOHに当たってしまう。
ここでオースティンがラッシュの足を取ると、ラッシュは延髄切り。しかし、オースティンがかわすと、ベイに炸裂。
続いてラッシュはオースティンに打撃のコンビネーション。そしてYOH&ラッシュはスシロールを炸裂し、YOHが追撃のトラースキック。
勢いに乗るYOH&ラッシュ。ラッシュはオースティンにラッシュアワーを繰り出すが、なんとYOHに誤爆。そして、オースティン&ベイはラッシュにダブルキックを炸裂。
続いてベイがYOHに変形のフェイスクラッシャーを決めると、オースティンが旋回してのサンセットフリップ。しかし、カバーはYOHがカウント2で必死にはね返す。
ならばとオースティン&ベイはYOHに1, 2, sweetを炸裂。さらにオースティンがTHE FOLDを狙うも、ラッシュがスピアーでカット。
ここでラッシュとベイが感情ムキ出しでエルボーの応酬。競り勝ったラッシュが3Kポーズを見せると、ベイはその指に噛み付いてからスピンキックで打ち抜く。
そしてオースティン&ベイが連携のスピニングネックブリーカーを狙うも、ラッシュはオースティンのキックをベイに誤爆させる。
すかさずYOHがオースティンにトラースキックをヒット。そしてYOH&ラッシュはオースティンに3Kを炸裂。YOHがカバーし、レフェリーがカウントを数えるも、ベイがレフェリーの足を引っ張って妨害。すると、ラッシュがベイにトペ・スイシーダを炸裂。
ラッシュはレフェリーをリングに上がるよう指示すると、オースティンにファイナルアワーを炸裂。続いてYOHがオースティンをDIRECT DRIVEで突き刺し、3カウントを奪取。YOH&ラッシュが熱闘を制し、初出場初優勝を成し遂げた。