試合後、TMDKの退場時、場内は大きな拍手に包まれる。そして、毘沙門が勝ち名乗りを受けると、観客に加え、オージー・オープンも拍手を送る。
続いてYOSHI-HASHIがオージー・オープンにリングに上がるように要求。オージー・オープンがリングサイドまで移動すると、YOSHI-HASHIはマイクを差し出す。
オージー・オープンは警戒心か、毘沙門に下がるように要求し、リングに上がる。そしてフレッチャーがマイクを持つ。
■フレッチャーのマイクアピール
「ゴトー、YOSHI-HASHI、おめでとう(場内拍手)。君たちとファイナルの舞台、センダイで対戦する。俺たちは君たち二人に大きなリスペクトを持っている。君たちは去年の『WORLD TAG LEAGUE』覇者だ。
君たち二人がこのタッグを数年に渡り率いてきた。しかし、それはあくまでもオージー・オープンがここにいなかったからだ。俺たちは3年間にわたり、今日この日のこと(『WTL』優勝決定戦に進出すること)を、考えていた。
しかしそのあいだに怪我とパンデミックが起きた。それはある意味、いい出来事だったのかもしれない。なぜなら、おかげで俺たちはいまこうして、世界一のタッグチームとして胸を張って、このリングに立つことができている。
水曜日、俺たちがあのトロフィーを手にすることに少しの疑いもない。ビシャモンの二連覇にはならない。俺たちが『WORLD TAG LEAGUE 2022』を優勝する(場内拍手)。
トーキョードームでFTRの持つIWGPタッグ王座を懸けて闘う。なぜなら俺たちは世界を動かすオージー・オープンだからだ」
そして両チームは視殺戦を展開。そしてオージー・オープンがリングを下りてバックステージに下がると、マイクを開始。
■YOSHI-HASHIのマイクアピール
「まあ、アイツらの言ったこと、全然わかんねえだろうと、俺も思ったよ。でも! 半分くらい、理解できた(場内拍手&笑)。ただ! 俺が言いたいのは、次の仙台! ニュージャパンプロレスリングの、この叩き上げの毘沙門が、必ず! 勝ちを収める!(場内拍手)。
そして、次の仙台! 最後! 空前絶後の! ざんまいで! 締めたいと思います!!(場内拍手)。
もう、今日そろそろ時間も遅くなってきたから、最後は! 後藤に締めてもらいます!(場内拍手&歓声)」
続いてYOSHI-HASHIからマイクを手渡された後藤がアピール。
■後藤のマイクアピール
「ここまで来たら! 勝つしかねえだろ!(場内拍手&歓声)。聞かせてくれ! オージー・オープンと、毘沙門。どっちが勝つと思う?(と、場内の反応を伺う。『毘沙門』コールが巻き起こると)正解だ! 俺らが『WORLD TAG LEAGUE』、二冠王! 二年、に、に、二年連続!(やや噛みかけるも持ち直し)、間違えた(場内拍手&笑)。
(気を取り直して)連覇するぞー!(場内拍手&歓声)。決戦の地は仙台! 次回、仙台サンプラザで会いましょう!(場内拍手&歓声)。そのときまで! 消灯!!(場内拍手&歓声)」
そして毘沙門は場内の歓声に応え、花道を堂々と引き上げた。