第5試合の『WTL』公式戦は、アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド組(1勝7敗)と鈴木みのる&ランス・アーチャー組(3勝5敗)が対峙。厳しい星取りとなったコグリン&ゲイブのLA DOJOタッグとしては、難敵・鈴木軍を撃破し、有終の美を飾りたいところだが、勝負の結末は?
ゲイブリエルはストリートファイトスタイルで、イスを手に入場。そしてゴング前、ゲイブリエルはマイクを握って以下のアピール。
■ゲイブリエルのマイクアピール
「オイ! オイ! オイ! ヒョーゴ! 俺はいま二つのことに腹を立てている。一つは、俺たちが『WORLD TAG LEAGUE』を優勝できないこと。それからハリー・ケインがPKを失敗し、イギリスがワールドカップで敗退したこと。おい、スズキ、ケンカしたいんだろ? なら、場外でやろうじゃねぇか! さあ!」
すると鈴木軍は場外に下り、鈴木はイスを手にする。アーチャーはコグリンとやり合う。ゴングが鳴ると、鈴木とゲイブリエルはイスでチャンバラ合戦。鈴木がこれを制すも、ゲイブリエルはヘッドバットで応戦。
コグリンはアーチャーをエプロンに叩きつける。すると、アーチャーはコグリンを本部席に叩きつけて反撃。両チームは場外で激しくやりあう。ゲイブリエルは観客席の子供を抱え、鈴木に合体のキックを見舞う。
怒った鈴木はゲイブリエルを捕らえ、鉄柵に叩きつける。そしてイスで殴りつけていく。さらにアーチャーがゲイブリエルを捕らえると、鈴木は顔面に強烈な張り手。
鈴木はゲイブリエルをリングに戻して膝蹴り、パンチを連発。さらに串刺しフロントキックからサッカーボールキックをお見舞い。そして踏みつけてカバーするが、ゲイブリエルはカウント2ではね返す。
次はアーチャーがゲイブリエルのTシャツを脱がす。ゲイブリエルはエルボーの連射で反撃するも、アーチャーはコーナーにハンマースルー。ゲイブリエルが衝撃で倒れると、アーチャーはパンチを乱打。
スイッチした鈴木はゲイブリエルの顔を蹴りつけていたぶる。ゲイブリエルも張り手を返すが、鈴木は強烈な張り手からの膝蹴りでねじ伏せる。
さらに鈴木はヘッドバットからのエルボーでダウンを奪う。ゲイブリエルも必死にエルボーを返すが、鈴木はエルボー一発でなぎ倒す。
さらに鈴木はアームロックを決める。ゲイブリエルが必死に逃れると、鈴木は膝蹴りからフロントネックロック。
劣勢のゲイブリエルだったが、エルボーから一気にブレーンバスターで鈴木を叩きつける。
次はコグリンとアーチャーのマッチアップ。アーチャーのチョークを切り抜けたコグリンは打撃の猛攻。さらにショルダータックルを連発。アーチャーは切り抜け、ジャンピングボディプレスを繰り出すも、かわしたコグリンは後頭部に強烈なラリアット。
アーチャーはフロントキックから串刺しエルボーの連発で反撃。しかし、コグリンはカウンターのラリアット。すると鈴木が襲い掛かり、ここから鈴木軍はトレイン攻撃。
さらに鈴木のサッカーボールキックから、アーチャーがジャンピングボディプレス。カバーをコグリンがカウント2ではね返すと、鈴木はゴッチ式パイルドライバーを狙う。これはコグリンがカット。
するとアーチャーがコグリン&ゲイブに串刺し攻撃を狙う。しかし、コグリン&ゲイブは切り抜け、トレイン攻撃を敢行。そして二人がかりでアーチャーに滞空時間の長いブレーンバスター。
続いてコグリンがゲイブをパワーボムで抱え上げ、一発目は誤爆するも、二発目でアーチャーの上に叩き落とす合体技をお見舞い。そしてコグリンがカバーするも、鈴木がカット。
ここで鈴木がゲイブリエルをスリーパーで捕獲。一方、コグリンはアーチャーにスープレックスを狙う。切り抜けたアーチャーは串刺し攻撃へ。だが、コグリンは回避し、コーナーを上る。
するとアーチャーはジャンピングニーでコグリンの動きを止め、一気にブラックアウトの体勢に。鈴木もゲイブリエルをゴッチ式パイルドライバーの体勢で捕らえ、鈴木軍は二人同時に大技を炸裂。アーチャーがコグリンから3カウントを奪取し、有終の美を飾った。