WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022

日時
2022年12月9日(金)   18:00開場 19:00開始
会場
高知・高知県民体育館
放送
バナー
観衆
942人

第7試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2022』公式リーグ戦

VS

  • (6勝2敗=12点)

  • (7勝2敗=14点)

境界線

レフェリー|マーティー浅見

MATCH REPORT

 セミファイナル(第7試合)の『WTL』公式戦は、“TMDK”マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト(5勝2敗)と“オージー・オープン”マーク・デイビス&カイル・フレッチャー(7勝1敗)による豪州対決。単独首位のオージー・オープンは、ここで勝利、もしくは引き分けでも決勝進出が確定。タッグのスペシャリストであるTMDKとの対決は、大きな正念場となる。

 オージー・オープンはギデオン・グレイに呼び込まれて入場。オージー・オープンは肩から首にかかてテーピングを施している。

 先発はヘイストとデイビス。ロックアップで組み合うと、デイビスがロープに押し込む。そして逆水平チョップを繰り出すが、ニコルスはすばやくかわす。
 続くロックアップも、デイビスが追い込むも、ニコルスは体勢を入れ替えてパンチ。しかし、負けじとデイビスもかわしてみせる。
 次はニコルスがヘッドロックで捕獲。デイビスはハンマースルーをしかけ、ショルダータックルの応酬に。そして技の読み合いから、デイビスがショルダータックルで二度にわたりダウンを奪う。
 だが、ニコルスも滞空時間の長いブレーンバスターで反撃しカバー。これはデイビスがカウント1で意地のキックアウト。ここでTMDKはダブル攻撃を狙うも、デイビスが切り抜けると、オージー・オープンがヘイストに波状攻撃。ヘイストのキックから、デイビスがセントーンを決める。
 続いてオージー・オープンは場外でTMDKを担ぎ上げ、鉢合わせ攻撃をお見舞い。そしてオージー・オープンはTMDKのお株を奪うようにエプロンに座り、クラウンズアップポーズで挑発。
 フレッチャーは戦場をリングに戻すと、ヘイストを変形のボディスラムで叩きつける。しかし、二発目はヘイストが切りぬけ、今度はTMDKがフレッチャーに流れるような攻撃。ヘイストのスタンガンから、ニコルスがエプロンにDDTで突き刺す。
 続いてニコルスがフレッチャーにチンロック。フレッチャーはバックエルボーで切り抜けるも、ニコルスは強烈な膝蹴り。そしてネックブリーカードロップをお見舞いする。
 ここでニコルスがフレッチャーをボディスラムで叩きつけると、スイッチしたヘイストがフレッチャーに場外で変形のネックブリーカー。
 フレッチャーはカウント17でリングに戻ると、TMDK相手にチョップで孤軍奮闘。しかし、TMDKはバックドロップ&ネックブリーカードロップをお見舞い。
 カバーはデイビスがカットに入るが、ヘイストが場外に追いやる。そしてTMDKはフレッチャーの顔面に足を押し当てる拷問攻撃。
 続いてニコルスは挑発するようにフレッチャーを蹴りつける。さらにブレーンバスターを狙うが、フレッチャーはこらえる。するとニコルスはエルボーからもう一度ブレーンバスターの体勢に。だが、フレッチャーは逆に投げつけてみせる。
 次はヘイストとデイビスのマッチアップ。デイビスはTMDKに串刺し攻撃と逆水平チョップを連発。TMDKはダブル攻撃を狙うが、デイビスは側転で切りぬけ、ラリアットで二人まとめて吹っ飛ばす。
 そしてデイビスはヘイストに逆水平チョップと同時にラリアット。続いて肩にアルゼンチンバックブリーカーのように担ぎ上げるも、ニコルスがカット。
 すかさず、デイビスがニコルスを追いやるが、ヘイストがデイビスにフロントキック。さらに串刺し攻撃を狙うも、デイビスがかわすと、フレッチャーが間髪入れずに串刺しラリアット。そしてデイビスが串刺しエルボーをお見舞い。フレッチャーは場外のニコルスにトペ・スイシーダを炸裂する。
 リング上、デイビスはヘイストをスピニングアルゼンチンバックブリーカーのように叩きつける。だが、カバーはカウント2。
 ならばとオージー・オープンはヘイストに連携のキック。しかし、続く連携攻撃をヘイストが回避すると、ニコルスがデイビスをラリアットで場外に追放。
 そしてニコルスがヘイストをパワーボムの体勢で担ぎ上げると、コーナー最上段のフレッチャーを捕らえ、雪崩式ブレーンバスターを炸裂。ここでニコルスがヘイストをフレッチャーの上に被せるが、カウントは2。
 スイッチしたニコルスは、ヘイストと共にタンク・バスターを狙う。だが、デイビスがヘイストをカット。そしてフレッチャーがニコルスに串刺しニー。
 ここでオージー・オープンはニコルスに連携のキックから連携カッター。そしてデイビスがカバーするも、ニコルスはカウント2でキックアウト。
 ならばとオージー・オープンはニコルスにコリオリスを狙う。ヘイストはカットすると、フレッチャーのキックをデイビスに誤爆させ、フレッチャーにはエルボー。
 しかし、フレッチャーはヘイストにトラースキック。するとニコルスがフレッチャーをラリアットでなぎ倒す。だが、デイビスがニコルスにレッグラリアット。ここで4人がダウン状態に。
 続いてニコルスとデイビス、ヘイストとフレッチャーが激しいエルボー合戦。そして技の読み合いからフレッチャーがヘイストにラリアット。ニコルスはデイビスにラリアットを食らわすも、フレッチャーがニコルスにトラースキックをヒット。
 だが、TMDKはスキをついてフレッチャーにタンク・バスターを炸裂。しかし、ニコルスのカバーを、フレッチャーはカウント2で必死ににキックアウト。するとTMDKはとどめのサンダー・バレーを狙うも、デイビスがカット。すかさずフレッチャーがニコルスを丸め込むが、カウントは2。
 ならばとオージー・オープンはニコルスにサンドイッチラリアットを狙うも、ニコルスは誤爆を誘う。そしてTMDKがデイビスにラリアットの波状攻撃。そしてラリアット&マッケンローで排除。
 ここでフレッチャーがトラースキックで飛びかかるが、デイビスが食い止め、ヘイストがフレッチャーの後頭部にラリアット。そしてタンク・バスターをフレッチャーに炸裂し、3カウントを奪取。TMDKが意地の勝利をつかんだ。オージー・オープンは7勝2敗で全公式戦を終了した。

COMMENT


 
ヘイスト「(※自身で手拍子を打ってリズムを取りながら)TMDK!(チャッチャッチャチャチャ) TMDK!(チャッチャッチャチャチャ) TMDK!(チャッチャッチャチャチャ)。優しくするのは今日が最後だ。俺たちは互いにオーストラリア出身だからな! だがそんなことはUNITED EMPIREのチンピラどもには何の関係もないようだな! そうだ、オマエらをチンピラと呼んだんだ! 今日、俺たちはアイツらにどっちが強いのかをわからせてやった! マイキー、俺たち開幕から勝ち過ぎて、俺は少しばかり心配になってたんだ。俺たちよりアイツらは若いからな。アイツら、この1年間は素晴らしい年を築いてた。だが今日、俺たちTMDKの年老いた犬はまだまだ噛めるってことを見せつけてやった!」
 

 
ニコルス「最初の段階では、ここバックステージでアイツらを褒めるコメントをしようと思っていた。アイツらのことは尊敬しているし、アイツらの成功は素晴らしいと。アイツらのおかげでオーストラリアのプロレスシーンの未来は安泰だと。だが、もうそんなことは言わない。俺は友人として手を差し出したが、アイツらはそれを跳ね除けた。だからナイスなコメントなんかしてやらない! 今、オマエらが見てる俺たちこそが世界一のタッグチームだ! (オーストラリアの)ドアをこじ開けたのは俺たちだ! オマエらはその後に続いただけだ。この10年間、オーストラリアのプロレスのタッグシーンをここまで率いてきたのは俺たちだ! まだまだ若手に席は譲らないぞ! オージー・オープン、もう1度闘おうぜ! 俺たち年寄りの犬がお前らリトル・ビ○チがリスペクトとは何なのかわかるまで倒し続けてやる!」
ヘイスト「Bow Wow!」
 
 

 
デイビス「クソ……。Oh、GOD……。俺たちなら大丈夫だ。俺たちはしっかり生きてまた闘う。また這い上がる」
フレッチャー「(※アイスパックを当てて頭を抱えながらフロアに座り込んで)今日は手短にコメントする……。ダメージで100%の状態じゃないから……」
デイビス「これで俺たちのリーグ戦は終了だ。公式戦最後の相手はバッド・ラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組になる予定だった。チェーズ・オーエンズにお悔やみを申し上げたい。リングの上で対決したかったよ。やっぱり俺たちはプロレスラーだから、いつだって勝ちたい。今年1年、どんな場所でも闘ってきた。オージー・オープンはいつだって、100%の心と魂を込めて闘っている。そのことをこのリーグでしっかり魅せれた。俺たちはもう疲弊してボロボロだ。あとできることは、残りの結果を見守ることだけだ。決勝に上がるためにできることはすべてやり切った」
フレッチャー「なぁ、俺たちまだ首位を走ってるぞ、相棒」
デイビス「その通りだ」
 

 
フレッチャー「俺たちの勝ち点は合計14。だがこれで、TMDKは12点。それからさっきのでビシャモンも12点か。俺たちは14点で1位だ。だが(俺たちの)リーグ戦はこれですべて終わった。だからもう何もできることは残っていない。他のチームはまだ公式戦が一つあるから、まだ勝ち点2を積み重ねる可能性がある。俺たちはヤングライオンとの試合で体をしっかり温めておく。でもモニターで(残りの公式戦の)試合の行方を見ることしかできない。俺たちにとって不安でストレスの多い日となるだろう。でも俺たちは、決勝に上がるためにできることは全部やった」
デイビス「俺たちは最初から最後まで頑張った」
フレッチャー「今日のコンディションが100%だったら、間違いなくTMDKから勝っていた。でも今年俺たちは、1試合1試合に全力を捧げてきた。このリーグで俺たちはギアをMAXで挑んだ。だからこそ今、こんなにボロボロになってる」
デイビス「俺たちはこの闘い方しか知らない。シェイン、マイキー、TMDKおめでとう。この間のコメントで、オーストラリアのプロレスのタッグシーンのドアを開けてくれたのは君たちだと言った。君たちに敗れるのは悔しい。だが、恥はない。あるのは怒りだけ。次は100%のコンディションで挑んで、必ず君たちから勝つ」
フレッチャー「その通り。でもだいぶ先のことになりそうだ……。いや、そんなことないか。だって決勝で再び当たる可能性がある」
デイビス「そうかもな。しっかり休もう。」
フレッチャー「12月11日、残りのチームは全力で臨んでくれ。俺たちはオマエらチームの誰かと決勝で当たると、ここで約束させてくれ」

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