メインイベント(第8試合)では『WTL』公式戦として、内藤哲也&SANADAとグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレが激突。昨年の『WTL』公式戦でも両チームは対戦し、そのときはオーカーン&ヘナーレが勝利。内藤&SANADAにとってはその雪辱戦となる。
まずはマイクをつかんだギデオン・グレイに呼び込まれ、オーカーン&ヘナーレが入場。続いて内藤&SANADAがリングイン。内藤は仁王立ちのオーカーンの真似をして挑発。そしてL・I・Jタッグはグータッチをかわす。
ここで内藤はオーカーンの書籍とサインペンをオーカーンにつき出し、サインを求める。すると、オーカーンは「ひざまずけ!」と要求。内藤が笑顔でいうとおりにすると、オーカーンはサインを本に記入し、内藤に手渡す。
ここで開始のゴングが鳴ると、内藤はスキをついてオーカーンの足をすくって押さえ込む。だが、オーカーンはカウント2でキックアウト。さらに内藤は横入り式エビ固めを仕掛けるが、オーカーンははねのけ、モンゴリアンチョップをお見舞い。
オーカーンはサイン本を手にし、その本を持ったまま内藤にヘッドロック。だが、内藤は辮髪をつかんで脱出。
そして内藤は本を奪い取り、オーカーンを場外に落とすと、リングに寝転んで読書を始める。だが、本は逆さま。そして内藤は本を投げ捨ててしまう。
すかさずオーカーンは大事そうに本を拾い上げ、内藤をにらんでからヘナーレに交代。
次はヘナーレとSANADAのマッチアップ。ロックアップからヘナーレはヘッドロック。SANADAはハンマースルーを仕掛けるが、ヘナーレはショルダータックル。
だが、SANADAも前方回転エビ固めで応戦。ヘナーレは切り抜けると、掟破りのパラダイスロックにトライ。しかし、かけかたがわからず、あきらめる。
するとスキをついてSANADAがヘナーレにフランケンシュタイナー。そしてパラダイスロックを狙うも、ヘナーレはキックではねのける。だが、SANADAはドロップキックをヒット。
ここからL・I・Jタッグはダブルのヒップトス。さらに連携の低空ドロップキックをお見舞い。
続いて内藤はネックロックで捕らえ、ハンマーパンチを連発。だが、ヘナーレも技の読み合いから、ジャンピングボディシザーズドロップで反撃。
ヘナーレは内藤をエプロンに追いやると、ロープに固定してハンマーパンチを乱打。スイッチしたオーカーンは、内藤の顔面に足を押し当てて挑発。
さらにオーカーンは辮髪でチョーク攻撃をお見舞い。そしてヘナーレがボディブローを連発する。続いてオーカーンは玉座を完成。すかさず、ヘナーレが内藤の腰に膝蹴りを食らわす。
スイッチしたヘナーレは内藤に膝蹴りを連発。そしてフライングメイヤーから、背中にサッカーボールキック。さらにセントーンからカバーするが、これはカウント2。
するとヘナーレは強烈なボディブローを叩き込んでから、オーカーンと交代。オーカーンは内藤にモンゴリアンチョップを連発。そしてチョーク攻撃からストンピング。
ここでオーカーンはサイン本を内藤の前に置き、「本を読め!」と顔面を押し付けようとする。だが、内藤はその本を放り投げる。怒ったオーカーンに対し、内藤はバックエルボー。さらにネックブリーカードロップを狙う。これはオーカーンが切り抜けるも、内藤はジャンピングキックをお見舞い。
スイッチしたSANADAに対し、オーカーンはエルボーを連発。だが、SANADAは膝に低空ドロップキック。そしてオーカーン&ヘナーレにドロップキックを連発。
オーカーンモンゴリアンチョップで反撃するが、SANADAは掟破りのモンゴリアンチョップ。続いてオーカーンをジャイアントスイングで回す。ここで足元がおぼつかないSANADAに、ヘナーレがエルボー。すると、SANADAは倒れこみ、その頭部がオーカーンの急所に激突してしまう。オーカーンは悶絶し、場外に転がり落ちる。
すかさずSANADAはプランチャ。オーカーンがリングに戻って回避すると、SANADAはエプロンに着地。だが、ヘナーレが妨害し、SANADAをリングに投げ入れる。
すかさずオーカーンは一本背負いをお見舞い。オーカーンはSANADAを引きずり起こし、大空スバル式羊殺しで捕獲。そして持ち上げると、SANADAを振り回して、向かってきた内藤を排除。
ここでヘナーレも加わり、大空スバル式羊殺し・フブキを食らわす。そしてオーカーンはカバーするが、SANADAはカウント2でキックアウト。するとヘナーレは後頭部にランニングニー。そしてオーカーンがカバーするが、これもSANADAはカウント2でキックアウト。
ピンチのSANADAに対し、オーカーン&ヘナーレはトレイン攻撃。だが、SANADAは切り抜けるとオーカーンに低空ドロップキック。そしてヘナーレをフランケンシュタイナーで投げ飛ばし、内藤に交代。
内藤はオーカーンの辮髪をつかみ、バックエルボーから低空ドロップキック。そしてコーナーミサイルを狙うが、オーカーンはキャッチして変形の裏投げ。
スイッチしたヘナーレは内藤を引きずり起こし、打撃の猛攻。そしてセカンドロープからジャンピングキックを放つも、かわした内藤はバックエルボーを連発。
さらにSANADAのアシストを得て、マンハッタン・ドロップから延髄斬り。そしてSANADAがバックドロップを決めると、内藤はジャックナイフ式エビ固め。だが、カウントは2。
ならばと内藤はヘナーレを引きずり起こし、雪崩式フランケンシュタイナーの体勢に。ヘナーレが切り抜けると、内藤はトルネードDDTへ。しかし、ヘナーレは空中で食い止める。そしてニールキックからサッカーボールキック。
さらにヘナーレはバーザーカーボムを炸裂しカバーするも、SANADAがカット。するとオーカーンが王統流二段蹴りでSANADAを吹っ飛ばす。
ここでオーカーン&ヘナーレは気合いを入れ、内藤にトレイン攻撃。そして連携のシットダウン式パワーボムを炸裂するが、カバーはSANADAがカットに入る。するとオーカーンが地獄突きでSANADAを排除。
ここでオーカーン&ヘナーレは内藤にIMPERIAL DROPを狙う。だが、SANADAがオーカーンを場外から足を引っ張って妨害。そして、内藤がデスティーノで脱出する。
内藤はヘナーレにもう一度デスティーノを狙う。ヘナーレはこらえ、キックを連発。そして顔面に膝蹴り。さらにSANADAにはスピンキックをお見舞い。
続いて突進してきた内藤に、ヘナーレはカウンターのランペイジ。勢いに乗るヘナーレは、内藤をアルティマで捕獲。ここでオーカーンがレフェリーを突き飛ばし、内藤に対し緑の毒霧を噴射。だが、内藤は寸前でかわし、ヘナーレに誤爆してしまう。
すかさずSANADAがオーカーンを場外に追いやりプランチャをお見舞い。視界を奪われたヘナーレに対し、SANADAはローリングエルボー。さらにSANADAを踏み台に、内藤がトルネードDDTを炸裂。続いて内藤がデスティーノを決め、ヘナーレから3カウントを奪取した。