第3試合は鷹木信悟&高橋ヒロム&BUSHIvsタイチ&エル・デスペラード&DOUKI。12.19代々木でKOPW 2022争奪戦が決定した鷹木とタイチ、そして来年の1.4東京ドームでIWGPジュニアヘビー級王座戦4WAYマッチで雌雄を決するヒロムとデスペラードのマッチアップを中心に注目が集まる。

　タイチは鷹木がリングをまたいだ瞬間に襲いかかり、試合開戦。タイチはキック、鷹木は逆水平チョップで激しい打撃の応酬を繰り広げる。
　そして両者はパンピングボンバーとアックスボンバーの相打ちを展開。スキをついてタイチはソバットからタイチ式外道クラッチを決めるが、これはヒロムがカットに入る。
　今度は鷹木がグラウンドコブラでタイチを丸め込むも、デスペラードがカット。
　ここから鷹木とタイチは場外戦に突入。タイチは鷹木を鉄柱に打ち付ける。続いて両者は場外でパンピングボンバーとアックスボンバーの応酬。さらに技の読み合いを繰り広げ、場外でタイチが鷹木にタイチ式外道クラッチを仕掛けたところで、場外カウント20が数えられ、両者リングアウト裁定に。

　
鷹木「オイオイオイ！ オイ、こんなんで納得いくわけねーだろ、オラ！ オイ、今日の昼にタイトルマッチ決まってるんだぞこのヤロー！ オイ、12.19代々木！ メイン！ オレがきっちり締めてやろうじゃねーか、オイ。タイチよ、オイ！ 本番だけがな、頑張ればいいんじゃねーぞこのヤロー。毎試合だ！ 毎試合とことん、潰し合いだ！ もう始まってんだよこのヤロー！」
　

　
BUSHI「まあ、こんな形で試合で終わるとは思わなかったよ。でもそれぞれ盛り上がってんだろ？ なあ？ それぞれの理由で。オレはな、昨日、初戦、『SUPER Jr.タッグリーグ』負けてんだよ。次の、明日の立川。大事な試合になるな」
　

　
ヒロム「オイ！ デスペラード！ ドコだー!! 悪いけどな、まだスイッチ入れるには早ええと思うんだよ、1月4日までまだまだ先があるからな！ でもな、デスペラード！ オマエのおかげで完全にスイッチ入った！ オイ！ ドコだ！」
　
　

　
DOUKI「オシ、いいじゃないかBUSHI！ タッグリーグの最中、公式戦じゃない試合、どうなるかと思ったけど！ 熱くなるじゃねーか！ おもしれーじゃねーか！ まあいいよ、BUSHI！ オマエの相手はまだまだ先だろ、そん時まで楽しみにとっとくよ。言いたいことがあるんだ。昨日のよ、公式戦は負けで、そのままだったから、あんまり話す時間がなかったけどよ、言いてえことがあるんだよ。このタッグリーグ、面白いやついっぱいいるな。初めて来る奴、初めてのタッグいっぱいいるだろ？ おもしれーけどな、タッグが違うんだよ。急造タッグ、多すぎねーか？ そんなんで、オレと金丸さんの相手になると思ってんのか？ もう1つ言いてえことがあるぞ。オレはよ、金丸さんの歴代のタッグパートナーと同じようになりてえわけじゃねーんだ。オレがやりてえのはよ、オレと金丸さんしかできねータッグだ！ そこを勘違いするなよバカヤロー、オマエ」

　
 
タイチ「鷹木テメーなんだよ、オマエ。場外ばっかり狙って何がやりたいんだ、コラッ！ 何がやりたいんだ、コラッ！ 何がやりたいのか、コラッ！ 楽して試合終わらせたいのか、コラ。何がやりたいんだ場外ばっかやって。何がやりたいんだ、はっきり言ってみろ、コラッ！ よし、決まったんだ19日、正式に決まったんだ、オマエとオレがやることをよ。あとはルールだな、楽しみだな。オイ、過去2回ともしんどかったな。2回ともしんどかった。それを上回る新ルール、考えてやるよ。

3回目、オレのホームリングで負けるわけにはいかねーんだ。オレが優勢なルール、それでもいいんだろうな？ とことん追い詰めて潰してやるよ。そんな場外でやりてえのか、オマエ。オシ、わかった！ オシ、わかった!! それ含めて考えてやる。オマエも考えて来いよ、コノヤロー。何がやりたいんだオマエ、場外ばっかりやって、コノヤロー！」
　

　
デスペラード「あーあーあー、ハッハハー、アッハハー、あーーー！ あーーー!! 楽しいぜ、オイ！ 今日試合の権利1回もなかった。でもよ、ヒロム！ やっぱりオマエはプロレスの根本の考え方が、オレとオマエは近い。価値観が近いかもしれない。ワト！ あとー……石森！ オレたちみたいにさ、口数の多いタイプじゃないだろ？ 口数が少ないのに毎回毎回、的外したような事ばっかり言って、試合にも！

 
ま、組まれないのはオマエらのせいじゃない、しょうがない。でも、こういうとこに来るぐらいできるだろオマエら、ああー！ 前哨戦やってるのオレたちだけだぜ、オマエら二人蚊帳の外だ。チャンピオンって誰だったっけなー!! もう一人挑戦者がいたよな!! どこいった！ チャレンジャー二人が一番目立っちゃって、ゴメンねチャンピオン。（去り際に照明に足を引っ掛け）イタイッ！」