新日本プロレス本隊 vs CHAOSの6人タッグマッチ。10月26日（水）後楽園ホールでは、成田と石井が「NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント」1回戦で激突する。
　
　成田がゴングを待たずに石井へ襲いかかり、そのまま試合がスタート。ランニングエルボーで石井を吹き飛ばし、エルボー連打で追い討ちをかける。
　だが、石井もエルボーを返し、タッチを受けた後藤が登場。それでも成田は石井にエルボーを浴びせ、後藤をなぎ倒した。
　フィンレー対後藤となり、フィンレーが素早いロープワークからドロップキックをお見舞い。そして、串刺しエルボースマッシュからブレーンバスターへ繋ぐ。
　だが、後藤＆YOSHI-HASHIが連携攻撃でフィンレーを黙らせ、大岩の背中へ太鼓の乱れ打ちを浴びせる。
　しかし、成田は後藤＆YOSHI-HASHIのハンマースルーを利用し、控えの石井へ突進。そのまま2人が場外乱闘を繰り広げる中、リング上では後藤がチンロックでフィンレーに追い討ちをかける。
　その後もフィンレーのピンチは続き、後藤＆YOSHI-HASHIがダブルカウンターバックエルボー、YOSHI-HASHIが逆片エビ固め、石井が逆水平チョップ連打などで試合の主導権を握る。だが、カウンター変型バックドロップで石井に逆襲し、ようやく脱出に成功。
　成田対石井となり、成田が串刺しニールキック、ハーフハッチ。その後、フロントハイキックを繰り出すも、石井が身を守り、バックドロップで叩きつける。
　次に石井はパワーボムの体勢に入るが、成田が抵抗してハイキックを浴びせ、バックドロップをお返しした。
　大岩対YOSHI-HASHIとなり、大岩がドロップキックで先制。そして、乱入した後藤に串刺しバックエルボーを見舞うと、開脚式ドロップキックで2人をまとめてなぎ倒す。
　続いて大岩は串刺しドロップキックでYOSHI-HASHIに追撃し、フィンレーの串刺しバックエルボーから俵返しへ繋ぐ。その直後、成田がカウンターフロントスープレックスで石井を投げ、場外戦へ持ち込む。
　すると、大岩がボディスラムから逆エビ固めを極めるが、YOSHI-HASHIがロープへ手を伸ばす。その後、大岩はスクールボーイを繰り出すが、キックアウトしたYOSHI-HASHIがカウンター逆水平チョップをお見舞い。そして、ネックバスターからバタフライロックで絞り、大岩を葬った。

石井「成田、（10.16）長岡の試合はなんだ、あれ!? タラタラタラタラやりやがって、覇気がねぇなぁ。俺がいねぇと、熱くならねぇのか!? 標的がいねぇと燃えねぇのか!? そこがダメなんだよ。中身がねぇ試合すんなよ。中身がねぇ試合……わかるか、言ってること!? 組まれた試合をただこなすって、プロレスラーが1番やっちゃいけねぇ試合なんだよ。普段からよ、闘志を出せって。感情出せって。そこ言ってんだよ、俺は。6人タッグとかタッグとか、1試合目とか2試合目とか、標的がいるとかいねぇとか、そんなの関係ねぇんだ。相手を叩き潰す。そういう気持ちで毎試合来ねぇとよ、俺には勝てねぇ。これは断言してやる」
　
※YOSHI-HASHI＆後藤はノーコメント
　
　
大岩「この試合で（NJPW WORLD認定TV王座決定）トーナメントに組まれている成田さんと石井さんがいて、自分はトーナメント（のメンバー）にも入れず、この試合でも負けて。せめて、せめて自分が1番目立とうと思って今日闘いましたが、それでもやっぱりまだまだ先輩はかなわないです。俺が、俺がこの6人の中で1番目立って、絶対、絶対自分が、チャンピオンベルトに挑戦してやる」
　
※フィンレー＆成田はノーコメント