第2試合ではSANADA&高橋ヒロムが、RPWを主戦場とする “The Young Guns”のイーサン・アレン&ルーク・ジェイコブと対戦。イギリスで活躍中の若きタッグチームを迎え撃つ。
ジェイコブはブリティッシュクルーザー級のベルトを腰に入場。L・I・Jタッグはヒロム、SANADAの順で一人ずつ入場する。ゴング前、L・I・Jタッグがグータッチをかわすと、場内は大歓声。
先発はSANADAとアレン。アレンはロックアップで押し込むも、SANADAは体勢を入れ替えてロープを背負わせる。だが、アレンも体勢を入れ替えクリーンブレイク。
続くロックアップはSANADAが一気に押し込み、先ほどのお返しとばかりにクリーンブレイク。
そしてリストの取り合いからアームホイップの攻防を経て、共にドロップキックを繰り出すも、これは相打ちに。ここで両者は一旦距離を取る。場内は拍手が巻き起こり、SANADAはアレンに握手を要求。アレンは用心しながら手をつかむが、同時に相手にキックを見舞う。
その蹴り足を互いにつかむと、示し合わせて足を下ろそうとするも、SANADAは裏切ってテイクダウン。だが、アレンがキックではねのけると、SANADAは謝罪のポーズ。
次はヒロムが登場し、「ヒロム」コールが巻き起こる。アレンもジェイコブとスイッチ。ジェイコブは左腕を捕らえるも、ヒロムは切り抜けて逆水平チョップ。
涼しい顔のジェイコブが強烈な逆水平チョップを叩き込むと、ヒロムは「オーマイゴッド!」と叫び、場内からは笑いが漏れる。両者は逆水平チョップの応酬を繰り広げるが、ジェイコブが優勢。
だが、ヒロムは「オーマイゴッド!」と叫びながら強烈な逆水平チョップを叩き込み、ロープへ。するとジェイコブはリープフロッグからフロントキックでダウンを奪う。
ここからYoung Gunsは軽快な動きでヒロムに連携の低空ドロップキック。さらにアレンがボディスラムで叩きつけ、ジェイコブがセントーンを決める。
次はアレンがヒロムにパンチを連発。さらにリストをつかんでのショートレンジラリアットからカバーするが、カウントは2。
ならばとアレンはオリンピックスラムのような体勢に入るが、
ヒロムはアームホイップで回避。そしてアレンがロープに走ったところを、SANADAがキックで妨害し、すかさずヒロムが膝に低空ドロップキックをお見舞い。
ここからL・I・Jタッグはすばやいスイッチワークでアレンの両腕を攻め立てる。SANADAがアレンの右腕を捕らえると、ヒロムがコーナー最上段からダブルアックスハンドル。SANADAも同じ攻撃を、フェイントを交えてお見舞い。
続いてSANADAはアレンをパラダイスロックで捕獲。さらに襲いかかってきたジェイコブもパラダイスロックで固め、Young Gunsに対し、ヒロムと共に同時に低空ドロップキックをお見舞いする。
次はヒロムがアレンに串刺しラリアットから低空ドロップキック。さらにファルコンアローを狙うも、こらえたアレンは逆にブレーンバスターで投げつける。
スイッチしたジェイコブはヒロムにジャーマンを連発。そしてラリアットを狙うが、ヒロムはバックエルボー。だが、技の読み合いからジェイコブはローリングエルボーをヒット。続いてシットダウン式パワーボムを決めるも、カバーはカウント2。
するとジェイコブは手拍子を煽り、ヒロムを捕らえるが、ヒロムはスキをついてジャックナイフ式エビ固め。返したジェイコブに対し、ヒロムはジャーマンを炸裂。
スイッチしたSANADAはジェイコブに低空ドロップキック。さらにドロップキックを決め、TKOの体勢に。だが、ジェイコブは切り抜け、強烈なエルボー。SANADAはダウンするも、その拍子に足がジェイコブの急所に当たってしまう。これにはジェイコブも悲鳴を上げ悶絶。
スキをついてSANADAはオコーナーブリッジへ。これをジェイコブは胴締めスリーパーで切り返すも、SANADAは後方回転で抜け出してカバー。
返したジェイコブは強烈な張り手から、バックドロップの体勢に。SANADAは切り抜けてロープに飛ぶが、ジェイコブはスリーパーで捕獲。そしてラリアットを叩き込んでからブレーンバスターで持ち上げようとする。しかし、SANADAが逆にマジックスクリューをお見舞い。
そしてSANADAは今度こそジェイコブにTKOを炸裂するが、カバーはカウント2。SANADAはレフェリーに強く抗議するが、レフェリーがSANADAを突き飛ばすと、ジェイコブはその勢いを用いて横入り式エビ固め。これはカウント2。
そしてSANADAはジェイコブをスタンディングのドラゴンスリーパーで捕らえるも、ジェイコブは首固めで返す。SANADAがはねのけると、両者はエルボーの応酬。
続いてYoung GunsがSANADAにバックドロップ&キックの連携攻撃。そして大技ダブルインパクトを決めるも、SANADAは必死にカウント2ではね返す。
ならばとYoung Gunsはさらに合体攻撃を狙うも、SANADAはアレンにキック。そしてヒロムがジェイコブにショットガンドロップキックをお見舞い。
すると、アレンはヒロムをキックで場外に追いやり、SANADAにもハイキック。しかし、SANADAはかわし、オコーナーブリッジの体勢からスタンディングのドラゴンスリーパー。そしてSkull Endに連携し、アレンからギブアップを奪った。
試合後、ヒロムはYoung Gunsの健闘を称え、ロープを開けて退場をエスコート。そしてL・I・Jタッグは勝利を場内にアピールしてからリングをあとに。ヒロムは「アイラブユー!」を連呼した。