現IWGP Jr.王者の石森が登場し、次期挑戦者として名乗りをあげたKUSHIDAを“査定”する6人タッグマッチ。
両者の先発で試合が始まり、KUSHIDAが石森を赤コーナーへ連行。集中攻撃で場外へ退散させる。
続いて矢野対KENTAとなり、矢野がKENTAの自伝本を投げ捨てる。そして、ニュートラルコーナーのパッドを取り外すと、それを蹴ったKENTAを糾弾。ここから矢野が「蹴った!」、KENTAが「捨てた!」と交互に言い合う。
その後、矢野が平手でKENTAの後頭部を叩いて勝ち誇る。だが、直後にKENTAが自伝本の角で矢野の頭を殴って報復。
ここから矢野は長時間のローンバトルを強いられるが、石森の髪を掴んで引き倒し、ようやく脱出に成功。
KUSHIDA対石森となり、KUSHIDAがダイビングチョップ、ミドル連打、ボディアタック、オーバーヘッドキック、ショルダーアームブリーカー、セルフ式タイムスプリッターズコンビネーションと一気に攻め込む。だが、石森は顔面かきむしりで流れを変え、ハンドスプリングオーバーヘッドキックで逆転した。
DKC対ヒクレオとなり、DKCがローキック連打とチョップ攻撃で先制。だが、ヒクレオがカウンターフロントハイキックでなぎ倒す。
しかし、矢野がヒクレオの突進をかわし、コーナーの金具へ激突させる。そして、KUSHIDAがエプロンからの延髄斬り、DKCが串刺しバックエルボー、矢野がマンハッタンドロップ、DKCがダイビングサイドキックで追い討ち。
さらにDKCは、石森とKENTAをチョップでダウンさせ、ヒクレオの首にもチョップ連打を浴びせていく。
するとヒクレオは首を鷲掴みにするが、DKCがローキック連打を見舞って脱出。しかし、ヒクレオがカウンターパワースラムで叩きつけ、最後はハイアングルチョークスラムで決着をつけた。
試合後は乱闘となり、KUSHIDAと石森がエルボーを打ち合う。そして、KENTAは自伝本を使って矢野を痛めつける。
その後、リングへ戻った石森は、IWGP Jr.ベルトを誇示してKUSHIDAを挑発した。
バーニング・スピリット
- 日時
- 2022年9月10日(土) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 群馬・Gメッセ群馬
- 観衆
- 925人
MATCH REPORT
COMMENT
※石森&KENTA&ヒクレオはノーコメント
KUSHIDA「お久しぶりです、群馬県の皆さん。こんだけお客さんが入ったら、歓声が戻ったらえらいことになるでしょうね。ありがたいことに4月に新日本プロレスに戻ってきて、それをきっかけにこの4年間見てなかったけど、久々に新日本プロレスを見たっていう人がいて。まぁ、母、ユキコなんですけど。なんて言ってたかな? 『YOSHI-HASHIさんが堂々としてて、とにかくたくましくなったね』。これがひとつ。2点めが『SHOくん、どうしちゃったの?』。3点めが、『邪道さんのコスチュームが変わって、ふくらはぎが見えなくなって寂しい』と。最後に、『石森さんはいつ、タイトルマッチの査定を終えるのかしら?』と言ってました。ま、率直なね、久々に新日本プロレスを見た人の感想でした。最後必ず、とっつかまえるから」
DKC「ヒクレオはデカすぎるよ。何をやっても通用しない。でもあきらめずに闘い続ける」
※矢野はノーコメント