9.25神戸で行われる「IWGP Jr.タッグ戦」を控え、王者組のTJP&アキラと挑戦者組の田口&ワトが前哨対決。
先発したワトとアキラが互角の攻防を繰り広げたのち、控えのTJPがワトを急襲。そのままワトは連携攻撃の標的にされるが、開脚式ドロップキックでアキラとTJPをまとめて吹き飛ばした。
ここから田口&ワト&邪道がアキラを捕まえ、赤コーナーサイドで集中攻撃を開始。顔面を何度も田口の尻にぶつけ、大ダメージを負わせる。
その後、邪道が串刺し攻撃にいくが、控えのグレイが妨害。そして、TJPのアシストを受けたアキラが、串刺しドロップキックを食らわせる。
これで今度は邪道が孤立する展開となり、TJP&アキラが連携攻撃、アキラがスリーパーホールド、ミサイルキックなどで追い込む。しかし邪道は、カウンターショルダータックルでアキラに逆襲した。
ワト対TJPとなり、ワトが低空ドロップキック、スワンダイブエルボースマッシュ。そして、TJPのバックスピンキックをアキラに誤爆させると、田口のアシストでジャーマンスープレックスホールドを繰り出す。
ここでワト&田口はNo.9の体勢に入るが、アキラがカット。そして、TJPがトラースキックとセカンドロープからのフライングエルボーで逆転した。
ワト対グレイとなり、グレイが変型ファルコンアロー。そして、客席に向かって執拗なアピールを行なうが、ワトが首固めで押さえ込む。これはグレイが返すも、最後はワトがレシエントメンテで3カウントを奪取した。
ワト「どうだ、EMPIRE、ギデオン・グレイ相手だったけど、俺がピンフォール獲ったよ。あせったか、お前ら? チャンピオンでいれるのもいまのうちだ。ね、田口さん?」
田口「ン? オラ! よく聞けオラ! ガタガタ言ってんじゃねぇぞ! 今日お前、ワト1人で十分だろ。エエッ! 調子悪いよ。すこぶる調子悪いよ。ワト1人が調子いい。ワト1人で十分だ。今日、ワト1人で勝ってんだ、オラ」
ワト「今日、俺だけで勝った。あせったほうがいいぜ、EMPIRE。あせらせてやるよ、もっと。このシリーズな」
田口「オイ、いいか! ガタガタ言ってんじゃねぇぞ! ふざけんな! …………」
ワト「(※しばらく田口から言葉が出てこないので慌てて)カモン!」
田口「そういうことだ、ガッデム! I am 田口」
ワト「I am マスター・ワト」
田口「We are……」
田口&ワト「6or9!」
※邪道はノーコメント
TJP「そうだなぁ……この結果を受けて、6or9が俺たちにプレッシャーをかけていることをみんなは期待してるのかな? たしかに結果だけを見れば、俺たちは調子が悪いように思うだろう。だが、俺たちは機会をうかがってるのさ。どういうタイミングでやり返していけばいいかの機会をな。まぁ、たしかにまだちょっと調子は出てない。低空飛行って言えばいいかな。でもコーベを見てくれればわかるさ。最終的の俺たちのほうがあいつらよりはるかに高いところを飛んでいるのがわかるから。なぜなら、俺たちこそがキング」
アキラ「ワトさんよ、イタリア語の勉強を続けているか? というのも、俺はこれまで何度かお前にイタリア語で話しかけてきたわけだが、お前はぜんぜん理解してないじゃないか。それは俺たちのことをリスペクトしてないということだ。チャンピオンに挑戦したければチャンピオンの言葉に従え。25日のコーベ、そこでUNITED EMPIREが勝利し、俺たちは王冠を高く掲げ、ファンのみんなは俺たちこそがナンバーワンであると認めざるを得なくなるのさ。そして、俺たちはそこで、次の新たな目標に向かう。それはチャンピオンチームとして『SUPER Jr. TAG LEAGUE』を闘い抜くことだ」
※グレイはノーコメント