【退場順】
(1)×DKC(OTTR)ネルソン○
(2)○クエスト(十字固め)ライムライト×
(3)○ロッサー(ランニングベースメントブーツストライク→片エビ固め)アイザックス×
(4)×ロッサー(OTTR)ネルソン○
(5)○テイラー(逆片エビ固め)ネルソン×
(6)△コナーズ(OTTR)ローラー△
(7)×テイラー(ジャンピングパワーボム→エビ固め)クレイトス○
(8)×クエスト(ラリアット→片エビ固め)クレイトス○
NJPW連合軍とTEAM FILTHYが激突する5vs5イリミネーションマッチ。現地時間3月20日(日)のフロリダ大会で行われる「STRONG無差別級選手権試合」ローラーvsコナーズの前哨戦でもある。
両者が先発して試合開始となるが、ローラーが何もせずにライムライトとタッチ。そのままコナーズは青コーナーに連れ込まれてしまい、ライムライトがドロップキックを見舞う。
しかし、コナーズが横方向からのショルダータックルで吹き飛ばし、高角度ジャーマンスープレックスホイップで追撃。そして、ライムライトを赤コーナーへ押し込み、頭部へパンチの雨を降らせた。
クエスト対ライムライトとなり、クエストがコーナー2段目からトルニージョ。さらに、カウンターラリアット、ボディスラム、エルボードロップへ繋ぐ。だが、控えのアイザックスがクエストのロープワークを妨害し、ライムライトが変型リバースDDTで逆転。
これをきっかけにクエストが孤立する展開となり、TEAM FILTHYがリングを独占。だが、クエストはリバースフランケンシュタイナーで巻き返した。
タッチを受けたDKCは、空手殺法でネルソンとアイザックスを圧倒。そして、アイザックスとライムライトの首筋へチョップ連打を叩き込む。
だが、アイザックス&ネルソンが合体攻撃でDKCを痛めつけ、トップロープ越しで場外へ投棄。オーバー・ザ・トップロープ(OTTR)でDKCが最初の失格者となった。
続いてクエストが登場するも、アイザックス&ネルソンが合体パワーボムをお見舞い。そして、ライムライトがフロッグスプラッシュからフォールにいくが、クエストが反転して十字固めで押さえ込み、3カウントを奪った。
その直後、アイザックス&ネルソンはロッサーもOTTRで失格させようとする。しかし、ロッサーが脱出し、アイザックスにファイヤーマンズキャリーダブルニーガットバスターをお見舞い。そして、ランニングベースメントブーツストライクからの片エビ固めで3カウントを奪取した。
その直後、ローラーがレフェリーの注意を引きつけ、ネルソンが背後からロッサーの急所を殴る。そして、そのまま場外へ放り投げ、OTTRで失格させた。
テイラー対ネルソンとなり、テイラーが逆片エビ固めで捕獲。すると、クレイトスが場外から手を引っ張って救出を試みるが、DKCが阻止。たまらずネルソンがギブアップし、5人目の失格者となる。
その直後、ローラーがテイラーに延髄斬りをお見舞い。そして、タックルにいくが、テイラーがカウンターの膝蹴りを食らわせる。これでコナーズが登場し、ローラーとエルボー合戦を展開。
そこからローラーがコーナーを利用し、コナーズに変型三角絞めを極める。そして、コーナー2段目に立とうとするが、コナーズが張り手を見舞って転落させる。
これでローラーは場外へ落ちそうになるが、クレイトスが場外から助けに入る。それを見たコナーズが突っ込んでいくと、ローラーはロープ越しのフロントネックロックで捕獲。さらに、クレイトスが場外から背中を支え、転落を防止する。
それをテイラーがカットし、コナーズとローラーはエプロン上で対峙。ローラーがエルボー連打とフロントキックを浴びせるが、コナーズがスピアーで吹き飛ばし、両者が同時失格となった。
そのままコナーズとローラーは番外戦へ突入し、揉み合いながらバックステージへ移動。リング上ではテイラーとクレイトスの対決となり、テイラーのエルボー連打に対してクレイトスが顔面パンチで報復。そして、テイラーの反撃を耐えると、ジャンピングパワーボムで3カウントを奪取した。
これでクエストとクレイトスの一騎打ちとなり、クエストが低空ドロップキック2連発から頭部へトラースキックを見舞う。そして、クレイトスのフロントハイキックをかわすと、そのまま走って場外のアイザックスたちにトペスイシーダを敢行。
その直後、クエストはリングへ戻るが、クレイトスが顔面パンチをお見舞い。そして、強烈なチョップを連発してダメージを蓄積させると、最後はランニングラリアットからの片エビ固めで3カウントを奪取。クレイトスの1人残りでTEAM FILTHYの勝利となった。
【試合後コメント】
クレイトス「どけ! 道を開けろ!(※と叫びながらコメントスペースへ登場) アレックス(・コグリン)!? (※腕で鼻血をぬぐい)流血しようが俺には関係ない。どこにいるんだ!? いまはイギリスで世界中を回ってるというのか!? 俺はここでお前とのリマッチを待ちわびているんだぞ! お前をブチのめしてやるからな!!」
ライムライト「言ったとおりだろ、フィルシー。俺たちはNBAのオールスターよりも優れた5人組だ。ほかに5人組のスポーツはあるか!?」
アイザックス「そうだな、ホッケーだ」
ライムライト「ホッケーか。俺は見ないな」
ローラー「(※STRONG無差別級ベルトを掲げ)いつものように俺たちの勝ちだ(※と言って脇腹を押さえて咳き込む)」
アイザックス「大丈夫か、トム!?(※ローラーの肩に手をあてて気づかう)」
ローラー「ああ、大丈夫だ」
ネルソン「トムはすでに自分のベルトを持っている。俺とロイスからも言わせてもらう。俺たちにも必要なものがあるな」
ライムライト「言ってくれ」
ネルソン「俺たちの腰にも何か欲しいんだ。ダニーも他団体でベルトを持っている。トムは見てのとおりSTRONG無差別級王者だ。そして、クレイトスも他団体のチャンピオンだ」
アイザックス「俺たちだけ腰回りが少し寂しく感じてしまうな」
ネルソン「ロイス、なぜ『NJPW STRONG』にはタッグ王座がないと思う!?」
アイザックス「それはウエストコース・トレッキングクルーがいとも簡単にベルトを手に入れてしまうからだ」
ネルソン「TEAM FILTHYはこれからもベルトを集めていく。タッグ王座を創設しろ」
クレイトス「(※コメントスペースを横切りつつ)アレックスを見たか…!?」
ライムライト「クレイトス、またあいつは隠れているのか!?」
アイザックス「今日はクレイトスが大きな勝利を収めた。アレックスも気をつけたほうがいい」
ネルソン「あいつを止められるヤツがいるのかどうかのほうが、俺は心配だな」
ローラー「俺もだ」
ネルソン「そうだろ」
ライムライト「そんなことは置いておいて、TEAM FILTHY唯一のジュニア選手として俺を『BEST OF THE SUPER Jr.』か『SUPER J-CUP』に出場させろ」
ネルソン「あいつらはお前に優勝してほしくないから出場させないんだ」
ライムライト「出場できないのであれば、ロッキー・ロメロの野郎をブチのめしてやる」
アイザックス「悪いのはいつもロッキーのほうだ」
ネルソン「俺もロッキーのことは嫌いだ」
ローラー「『NJPW STRONG』にタッグ王座やジュニア王座がないのは、TEAM FILTHYにすべてのベルトを総取りされることがわかっているからだ(※肩にかけたベルトを平手で軽く叩く)。クラーク・コナーズ、お前のことを新日本の未来だと表現するヤツも多いみたいだな。俺はお前がデビューをしたその日からインディーで試合をしていた。お前が道場に入門したその前から試合をしていたんだ。俺は自ら進んで努力を続け、トップを目指していた男を知っている。(※部屋の電気が消えたことに気づき)俺が話しているのに電気を消したのか!?」
ライムライト「クレイトスが怒って消したのかもしれない!」
ローラー「リスペクトはないのか!」
アイザックス「電気をつけろ!」
ローラー「ふざけているのか!?」
アイザックス「チャンピオンに電気をつけろ!」
ローラー「まあ、いい。クラーク・コナーズ、3月20日のタンパ大会でお前を倒してやるよ。いいか、お前がデビューしたその日からお前のことを知っている。道場で成長したお前の姿を見て俺も誇らしいぜ。だが、お前はあることを忘れている。俺が10年間UFCのリングで闘ってきたということをな。俺は世界最高峰の総合格闘家の1人なんだ。たしかにお前は新日本でプロレスを学んできたかもしれない。(※自分を指さし)だが、俺はありとあらゆる闘いの技術を兼ね備えている。“ホワイト・ライノ”だか“ワイルド・ライノ”だか知らないが、俺はジョークみたいな闘いをすることだってできるんだ。でも、今回はそんなことはしない。その代わりに俺の足でお前の顔を踏みつけてやる。(※足元を指さし)そして、初めてのインディーの試合のときのように、俺のことを見上げさせてやる。お前のことを踏みつけている男を見上げさせてやる。なぜならお前はまだあのころと同じだからだ。3月20日は俺との闘いをせいぜい楽しんでくれ。クソ野郎が」
コナーズ「トム、シアトルで俺と試合をするって言ったのにもかかわらずスカしやがった。そして、今日の試合の始めでもスカしやがった。タンパで開催される『STRONG STYLE EVOLVED』では、俺が新日本にそのベルトを戻してやる」
※ロッサー&テイラー&DKC&クエストはノーコメント
RIVALS
- 日時
- 2022年3月27日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
-
第3試合 時間無制限
スペシャルイリミネーションマッチ※クレイトスの1人残りでTEAM FILTHYの勝利