元4代目ブラックタイガーのロメロが、TEAM FILTHYの刺客として出現した新ブラックタイガーと一騎打ちで激突。
まずはブラックが竹刀を持って入場。続いてロメロが登場し、ニュートラルコーナーへのぼってファンにアピール。その直後、背後からブラックが襲いかかり、混乱の中で試合開始のゴング。ロメロがエルボー連打とニーリフトを見舞ってブラックをセカンドロープへ絡め、赤コーナー2段目からミサイルキックを食らわせる。
これでブラックが場外へ落ちると、ロメロは逆水平チョップとエルボーで追い討ち。ところが、ブラックが鉄柵攻撃を切り返し、ラリアットで観客席まで吹き飛ばす。
さらにブラックは鉄柵越しにブレーンバスターを仕掛けるが、ロメロが抵抗し、鉄柵を利用したスイングDDTで報復。そしてリングへ戻ると、マンハッタンドロップから低空ドロップキックで頭部を撃ち抜く。
続いてロメロは、コーナーの段差を利用したアームブリーカーでブラックへ追撃。そして、スライスロッキーの体勢に入るが、ブラックが脱出し、変型ネックブリーカー、スイングネックブリーカー、逆水平チョップ、カウンターバックエルボーで攻め立てる。
ブラックの攻勢は続き、サイドスープレックスからスリーパーホールド。さらに背中にローキックを浴びせるが、怒ったロメロがエルボーと逆水平チョップで逆襲。さらに、背中へのローキックをやり返す。
これでブラックの動きが止まると、ロメロは背中をひっかいて追い討ち。そして、フォーエバーラリアットからスイングDDTで突き刺す。
だが、ブラックが串刺し攻撃を回避して流れを変え、ジャンピングハイキックをお見舞い。さらに、串刺しエルボー、垂直落下式ブレーンバスターに繋ぐ。
次にブラックは暗闇脳天の体勢に入るが、ロメロが回避してフェイント式ニールキック。すると、ブラックはローリングソバットで反撃し、タイガードライバーの体勢に入る。しかし、ロメロがウラカン・ラナで切り返し、腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。そして、三角絞めに移行するも、ブラックが強引に持ち上げてマットへ叩きつけ、強制解除させる。
ここからエルボー合戦となり、ロメロが連打で押し込む。するとブラックは顔面にパンチを浴びせるが、ロメロがアッパーカット、張り手、ショートレンジラリアットで報復。
続いてロメロはファンにアピールし、ブラックのマスクを剥がしにかかる。たまらずブラックは場外へ逃げるが、ロメロが間髪入れずにトペスイシーダを食らわせる。
その直後、ロメロはブラックをリングへ押し込み、飛びつきスライスロッキーで叩きつける。そして、(正調)スライスロッキーを狙うが、ブラックが切り返し、暗闇脳天で突き刺す。
次にブラックはタイガードライバーの体勢に入るが、ロメロがウラカン・ラナに切り返す。そして、ジャンピングニーアタックからロープへ走るも、ブラックがカウンターラリアットで吹き飛ばし、今度こそタイガードライバーで勝負を決めた。
【試合後コメント】
※ブラックはノーコメント
ロメロ「(※両手で頭を押さえて苦しそうに)勝つときもあれば負けるときもある。今日は負けてしまったが、お前の左腕を破壊してやった。ブラックタイガー…。まだ始まったばかりだろ!? (※足元を指さし)今日はお前の勝ちだったかもしれないが、俺たちの闘いはまだ終わったわけじゃない! 俺が過去からお前を呼び出してしまったんだ。(※自分を指さし)たしかに俺はもう1度IWGPジュニアヘビー級王者になるため、“願掛け”でブラックタイガーのマスクを持ち出した。すべて俺の責任だ。お前を呼び起こすことになるとはな。トム・ローラーたちが“サンテリアの儀式”を行なったかと思ったら、お前が現れやがった。俺の地元ロサンゼルスでの試合を勝利で飾りたかったのに。(※両手を広げ)今日、負けてしまったことは仕方がない。だが、次に闘うときは同じようにはいかない。またすぐにでも闘おう。(※カメラを指さし)いつだってどこだって構わない。どんな試合形式であろうと構わない。もう1度、俺たちの試合を組んでくれ! “アスーカ”はいつだって準備万端だ。覚悟しておけ」
RIVALS
- 日時
- 2022年3月27日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- 非公開
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第2試合 20分1本勝負