新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit2007 NEW JAPAN ALIVE

日時: 2007年12月6日(木) 18:00開場　18:30開始
会場: 愛媛・テクスポート今治
観衆: 1350

第6試合 30分1本勝負

真壁刀義
稔

矢野通
中邑真輔

境界線

12分07秒　トップロープからのキングコングニードロップ→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

RISEとG・B・Hの軍団抗争かつ、IWGP次期挑戦者決定戦（12/9愛知）で対戦する中邑と真壁の前哨戦となったセミファイナル。
先発は、その中邑と真壁。ラリアットをかわした中邑は、ショルダータックルで真壁を倒す。そして、稔と共に真壁へダブルドロップキックを放ち、中邑は真壁に、稔が矢野に場外戦を仕掛ける。
しかし、場外戦を得意とする真壁、矢野はすぐに逆転。リングに戻ると、反則攻撃、ラフ殺法、セコンドの本間の介入を駆使して稔を集中的に攻め立てる。
ペースを掴んだ真壁＆矢野は、セコンドの本間が中邑を攻撃している間に、稔に場外ハイジャックパイルドライバー。大ダメージを追った稔は、カウント19で生還するも、真壁＆矢野のフラップジャックの餌食にされる。
なかなか反撃の糸口を掴めない稔は、ドロップキックで矢野に逆襲を狙うが不発。マットに倒れている稔を尻目に、矢野は「アホかテメェ！」と言いながらロープへダッシュ。すると、稔は前転して立ち上がりながら、そのままドロップキック。これで反撃に成功し、中邑にスイッチ。
中邑は、真壁をラリアットで場外へ落とし、矢野にはパワースラム、リバースパワースラム。ランドスライドは切り返されるが、強烈なキチンシンクを矢野の腹部にお見舞いする。しかし、ロープへ走ると、エプロンから真壁に背中へ蹴りを入れられ、動きがストップ。この隙に矢野が、追い討ちをかけるように背後から急所パンチを放つ。
これでペースを崩した中邑は、痛めている左肩を真壁にイスで殴打され、さらに失速。左肩を押さえながらマットにうずくまった中邑の姿に、危険を察知した三澤トレーナーがリングサイドに駆けつける。
そんな状況でも闘いを続けた中邑は、左肩をかばいながらも真壁にラリアットをヒットさせ、稔にスイッチ。
稔は、真壁のイス攻撃を矢野に誤爆させることに成功。そして、真壁をイスごとドロップキックで突き飛ばし、ハイキック、正面飛びドロップキックとラッシュ。しかし、ロープへ走ると、場外の矢野に足を捕まれて転倒。左肩を痛めた中邑は稔を救援に行けず、最後は真壁がキングコングニードロップで稔を料理した。

勝利した真壁、矢野は意気揚々と退場していき、中邑は三澤トレーナーに左肩をアイシングしてもらいながら、悔しい表情でリングを降りた。

COMMENT

真壁「オイ、何聞きてぇんだよ、この野郎! 何度でも言っといてやるよ。中邑？小僧、オメェはなぁ、チャンピオンシップに挑戦する程の器じゃねぇんだよ。あぁ? 言っている意味が分かるかよ、オイ。顔じゃねぇって事だ、バカ野郎！ざまぁねぇな、(12/9)名古屋無理だろ」
※矢野はノーコメント

※中邑は三澤トレーナーに左肩を押えられながら医務室へと直行した
※稔はノーコメント