第5~6試合では2.19札幌のIWGPジュニアタッグ王座戦を前に、王者組と挑戦者組がシングル二番勝負で激突。まず第5試合はタイガーマスクvsエル・ファンタズモ。ファンタズモは今シリーズ、この大阪大会から参戦。1.5東京ドームで、その秘密が暴かれた“疑惑の右足”の状態が気になるところだ。
ファンタズモは右足をアピールしながら入場。タイガーはIWGPジュニアタッグのベルトを腰に花道を進む。
開始のゴング、ファンタズモは握手を求める。だが、タイガーは応えず。タイガーがローキックを連発すると、ファンタズモは場外へ。
だが、タイガーはすぐにファンタズモをリングに戻す。そして突進してきたファンタズモに払い腰。そこからレッグロックを決める。
ファンタズモがコーナーまで後退すると、近づいてきたタイガーの頭部をスキをついてコーナーに叩きつける。
続くロープワークの攻防では、ファンタズモが華麗なドロップキック。タイガーもモンキーフリップで対抗。そしてキックの連発から後頭部にエルボーを落とす。
ファンタズモが場外に落ちると、タイガーはトペ・スイシーダを狙うも、ファンタズモは頭部にキックを炸裂。さらに腹ばいでロープにもたれかかったタイガーの背中に引っかき攻撃。
ファンタズモはリングに戻ると、タイガーのマスクに手をかけて揺さぶりをかける。そしてコーナーに逆さ吊りにすると、顔面にスライディングキックをヒット。だが、タイガーはロープエスケープ。
ファンタズモは「ゴー、ゴー、タイガー!」と挑発してから、タイガーの手をつかんでロープウォーク。だが、タイガーは相手のバランスを崩し、ファンタズモは急所を打ち付けてしまう。
続いてタイガーは雪崩式ダブルアームスープレックスを狙うが、ファンタズモは回避。ならばとタイガーは雪崩式のアームホイップ。だが、カバーはカウント2。
続いてタイガーはファンタズモにハイキック。そしてタイガードライバーを狙うも、ファンタズモは腰を落として回避。さらにタイガーの串刺し攻撃を切り抜け、セカンドロープからフライングクロスボディ。さらにライオンサルトを狙うも、タイガーは場外にエスケープ。するとファンタズモはトペ・スイシーダをヒット。
ファンタズモはタイガーをリングに戻すと、スワンダイブのセントーン・アトミコ。さらにライオンサルトを決めるが、タイガーはカウント2でなんとか跳ね返す。
ならばとファンタズモはスピニングネックブリーカーの体勢に。だが、切り抜けたタイガーは一気にタイガードライバーを炸裂。ファンタズモがカウント2で返すと、タイガーはツームストンパイルドライバーでマットに突き刺す。
そしてタイガーはダイビングヘッドバットを繰り出すが、これはかわされてしまう。今度はファンタズモがコーナー最上段からサンダーキス’86を決めるが、タイガーはなんとかカバーを跳ね返す。
ここでファンタズモはサドンデスの体勢に。だが、作戦を変更しCRⅡを狙う。これをタイガーは十字架固めで切り返すがカウントは2。するとタイガーはリバースダブルアームバーで捕獲。
しかし、なんと石森が乱入。タイガーに殴りかかると、すかさずレフェリーがゴングを要請。タイガーの反則勝ちに。
試合後、石森はタイガーのマスクを剥がしてしまう。するとイーグルスが石森に襲い掛かり、マスクを奪い返すとタイガーに渡す。ここでファンタズモが近づくも、イーグルスはトラースキックを叩き込んだ。