開幕2連勝で好調の内藤&SANADAが、開幕2連敗の真壁&本間と対決する「WORLD TAG」公式戦。
真壁と内藤の対決で試合が始まり、真壁がショルダータックルをお見舞い。そこから本間対内藤ととなり、本間&真壁がダブルショルダータックルで内藤をなぎ倒す。
さらに本間は小こけしを狙うが、控えのSANADAがロープワークを妨害。そして、内藤がカニばさみで本間を倒し、直後にSANADAが低空ドロップキックで頭部を撃ち抜く。
ここから本間が長時間のローンバトルを強いられ、内藤とSANADAに攻め込まれる。だが、SANADAが仕掛けたパラダイスロックを切り抜け、ブレーンバスターで逆転に成功。
ようやくタッチを受けた真壁は、SANADAと内藤に串刺しラリアットを見舞い、SANADAの頭部へパンチ連打を浴びせる。そして、カウンターラリアットからフォールするも、キックアウトしたSANADAが自らエプロンへ飛び出し、スワンダイブミサイルキックで逆襲。
さらにSANADAはプランチャで追撃するが、真壁が右のショートレンジラリアットを放ち、かわされた直後に左ラリアットをお見舞い。これで本間対内藤となり、本間がボディスラム、逆水平チョップ連打、串刺しバックエルボー、フェースクラッシャーと畳み掛ける。
次に本間は小こけしを繰り出すが、内藤がかわして自爆させる。そして、カウンターバックエルボーから低空ドロップキックを放ち、低空ドロップキックで後頭部を撃ち抜く。
その後、内藤がジャンピングエルボーアタックからデスティーノの体勢に入ると、真壁がカット。しかし、本間が内藤にDDT、SANADAにコンプリートショットを同時に見舞う。
続いて本間&真壁がサンドイッチラリアットで内藤に追撃し、真壁のパワーボムから本間が低空こけしロケットを食らわせる。
本間の攻勢は続き、ランニングラリアットで内藤を吹き飛ばす。そして、ヘッドバットからロープへ走るが、内藤がカウンターマンハッタンドロップをお見舞い。そこへSANADAが入って流れるような連携攻撃を繰り出し、最後は内藤がジャックナイフ式エビ固めで本間から3カウントを奪った。
WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28
- 日時
- 2021年11月19日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 長野・松本平広域公園(信州スカイパーク)体育館
- 放送
- 観衆
- 686人
-
第5試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2021』公式戦レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
内藤「『WORLD TAG LEAGUE』3連勝……。今日、松本の会場に来てくださっていたお客様、1人でも、真壁&本間が勝つと思った人、いるのかな? おそらくいないでしょう。1人もいないでしょう。そんなもんだよ。2015年、16年、2連覇してるチーム。それはもちろん知ってるよ。なんせ2015年の優勝決定戦は、俺とEVIL組が敗れて、彼ら2人が優勝したわけだからね。あれから6年。2連覇してから5年。やっぱ時間って残酷だね。それにあの2人はもうなに? 新日本プロレス芸能部? 芸能部なのかな? あまり試合してないでしょ。そりゃあ、こうなってしまうよ。まぁ、みなさなの予想通り、あっけなく敗れ去ったね。なんせ俺、デスティーノ出してないからね。デスティーノ出せなかったわけじゃない。出すまでもなかった。それが今の、本間&真壁組の現実だよ。ではでは、次は来週火曜日、カルッツかわさき。(公式戦の相手は)棚橋&矢野組かな? まぁ、あの入場だけ沸かせて、試合は微妙なタッグチームでしょ? 俺はそう認識してるけどね。ま、次も勝って、開幕4連勝になってしまうでしょうね。まぁ、そうならないように、2人にはぜひ、頑張ってほしいね。じゃ、次は来週火曜日、カルッツかわさきでお会いしましょう。アスタ・マルテス。アディオス」
※SANADAはノーコメント
真壁「まだまだだ、コノヤロー。あぁ、珍しいよな、内藤とSANADAが組むなんてよ。そのタッグリーグだろ? 相手にとっちゃ不足はねぇ。おぉ、それもそうだな。言ってやるよ。オイ、オメェら、ふざけんじゃねぇぞ。この『G1 TAG LEAGUE』? 『WORLD TAG LEAGUE』か、オイ。それが終わったら白黒つけてやる」
本間「(※崩れ落ちるようにフロアに座り込んで)ハァ……ハァ……あぁ、やっちまったよ。楽しみにしてのになぁ……。今シリーズ、内藤&SANADAばっかり注目されてるが、元をただせば、俺と真壁のシリーズなんだ。今日、勝って、みんなの見る目を変えようと思ったッスけど、いやぁ、なにやってんだ大事な時によ。クッソー……。なんなら俺は絶対……じゃあ決めた! 決勝で。俺は……俺と真壁は、絶対、決勝にいく。内藤&SANADA、お前らも来い。そして決勝で、ぶっ潰してやる。(※ゆっくり立ち上がり、控室に向かいながらポツリと)絶対あきらめねぇから……」