新日本プロレス創立35周年TOUR Circuit 2007 NEW JAPAN GENERATION

日時: 2007年9月9日(日) 16:30開場　17:00開始
会場: 千葉・東金アリーナ
観衆: 2500

第2試合 20分1本勝負

エル・サムライ
石狩太一

飯塚高史
宇和野貴史

境界線

13分23秒　ツームストンパイルドライバー→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

ドロップキックとエルボー連射で一気に攻め込んで来る宇和野に対し、飯塚がビクトル式膝十字固めで対抗。
続いて、内藤対サムライになり、内藤がドロップキック2連発でサムライを場外に落とす。
飯塚との攻防になると内藤は、カウンターのエルボーを浴びたものの、ジャンピングエルボーアタックで逆襲する。
サムライ対石狩になり、石狩がコルバタ、トラースキックでサムライをダウン。しかし、サムライは石狩のブレーンバスターを着地してリバースDDTで反撃。そこからミサイルキック、串刺しラリアットへと繋ぐ。対する石狩は、サムライの雪崩式フランケンシュタイナーを自爆させ、スイングDDTで逆襲に転じた。
タイガー対内藤の場面。タイガーが出会い頭にドロップキック。しかし、その直後のハイキックをかわした内藤が串刺しエルボーで反撃。それでもタイガーはすぐにハイキックをヒットさせ、雪崩式ダブルアームスープレックス。
しかし、内藤も意地で巻き返し、ドロップキック、アバランシュホールド、ミサイルキック。これに対しタイガーはカウンターのローリングソバットで対抗。だが、内藤はジャパニーズレッグロールクラッチホールドを繰り出してタイガーをフォール。ここで他の選手たちが一斉にリングインし、石狩と宇和野が場外に追いやられてしまう。
孤立した内藤に飯塚が裏投げ、サムライがダイビングヘッドバット。さらにタイガーがムーンサルトダブルニードロップからツームストンパイルドライバー。これで内藤から3カウントを奪い、飯塚組の勝利となった。

COMMENT

サムライ「まだアイツらには負けてられない。危ない場面もほとんどなかったし、とにかくアイツらには負けないですよ」
飯塚「今日はいつもと違うメンバーでやって、いつもと違う気持ちでできた。久しぶりにプランチャも出したし、とにかくいい流れで勝利できて良かった」
タイガー「今日は3人の息がピッタリだった気がしますね。2人（飯塚、サムライ）は同期じゃないですか。自分と飯塚さんは“師弟関係”なんで、僕は凄くやり易くて、これからもこのトリオで見せてもいいんじゃないかなと思いました。全員の持ち味が発揮できたしね。（9月24日広島のIWGP Jr.ヘビー級選手権試合について）自分と田口の闘いでいい試合をして、そして最後に僕がベルトを巻く。そういう部分で凄くやりがいもあるし、楽しみですよね。当日は飯塚さんが『セコンドに付かしてくれ』って言ってくれたんで、凄く楽しみですよ。田口の方はサムライ会長が付くだろうしね」
飯塚「俺は（タイガーのセコンドに）付こうと思っているよ」
サムライ「（『サムライジムの門下生、田口選手に何かアドバイスは？』）試合の方は田口に任しているんで、いい結果を待っていますよ（『選手権に向けて秘密の特訓などはありますか？』）それは秘密にしときます」

石狩「絶対アイツら超えてやる！」
内藤「IWGP Jr.タッグ（に挑戦する）って口に出したからには、何が何でも裕次郎と挑戦したいし、そう持っていかなきゃならないのは分かっている。今日勝てば、最高のアピールになったと思うけど……。言っておくけど、俺と裕次郎のタッグで、内藤哲也は裕次郎の“おまけ”じゃねぇからな！」
※宇和野はノーコメント