新日本プロレス創立35周年記念 G1 CLIMAX 2007 〜Winner Take All〜

日時: 2007年8月8日(水) 18:00開場　18:30開始
会場: 神奈川・横浜文化体育館
観衆: 3600

第2試合 20分1本勝負

金本浩二
石狩太一

内藤哲也
プリンス・デヴィット

境界線

13分23秒　ムーンサルトプレス→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

序盤、金本が石狩の攻撃をものともせず、バックスピンキック、ローリングソバットで蹴散らす。
内藤対デヴィットの場面。金具がむき出しのコーナーに叩きつけられた内藤が失速。ライガー組に捕まり、代わる代わる攻められ続ける展開となる。
デヴィットは“超高速”エアプレーンスピンで内藤をフラフラにさせるが、自らも目が回ってしまい、ライガーにタッチ。そのライガーは内藤へ串刺し掌底、カウンター掌底。これに対し内藤は、ジャンピングエルボーアタックで反撃。しかし、脱出することはできず、トレイン攻撃の標的にされる。ピンチの続いた内藤だったが、雪崩式攻撃を狙うライガーを叩き落とし、ミサイルキックで逆襲した。
田口対デヴィットの場面。田口がフィッシャーマンズスープレックスホールド、ブレーンバスター2連発、ジャーマンスープレックスホールドと大技攻勢。対するデヴィットはデビットエンド2で田口の動きを止め、前方回転エビ固め。これをすり抜けた田口がドロップキックをヒットさせるが、すぐにデヴィットもドロップキックをお返しした。
金本対石狩の場面。金本がカウンターの飛び膝蹴り、串刺しの飛び膝蹴り。そして、リングサイドに集まった金本ファンの目の前で顔面ウォッシュを敢行。
続いて金本はローリングセントーン。これを石狩がかわすと、棒立ちの金本へデヴィットがミサイルキック。すると、そのデヴィットを内藤がドロップキックで場外に落とす。続いて、その内藤へ石狩がトラースキック。そして、田口はリング下のデヴィットへ三角飛びプランチャ。
さらにライガーもリングに入り、金本へ掌底を浴びせる。このチャンスに石狩がブラックメフィストからフォールに行くが、内藤がカット。
すると金本はアンクルホールドで石狩に逆襲するが、ライガーがカットする。
息を吹き返した石狩は、金本へオーバーヘッドキック、フロントハイキック。しかし、同じくフロントハイキックをお返しした金本がファルコンアロー。そして、最後はムーンサルトプレスで石狩を押さえ込んで3カウント。田口、金本、内藤組が勝利した。

COMMENT

田口「G1（CLIMAX）だからこそ、Jr.のヘビーとは違うところをアピールできるような試合を心掛けています。1試合しか組まれていないけど、新日本プロレスJr.の素晴らしさというものを、来てくれているお客さんに伝える。あと3日、ヘビーが中心の興行の中で、Jr.をどれだけ見せていけるか、それがチャンピオンの役割。どれだけの試合を見せられるかという課題を自分に与えて、残りのG1をやっていきたいと思います」
※金本、内藤はノーコメント

ライガー「ナメられたままじゃ、いかないからな」
デヴィット「これから見てろよ」
石狩「俺は本隊なのか、C.T.Uなのか、サムライジムなのか？はっきりしろよ！そろそろ自分で答えを出さなきゃ、どうにもならねぇだろ！クソー！こんなどっちつかずだから、いつまで経っても勝てねぇんだよ！」