新日本プロレス創立35周年記念 G1 CLIMAX 2007 〜Winner Take All〜
- 日時
- 2007年8月8日(水) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 神奈川・横浜文化体育館
- 観衆
- 3600
MATCH REPORT
「G1 CLIMAX 2007」は中1日空けて舞台を横浜に移し、公式リーグ戦3日目が開催された。
連勝スタートを切った「BEST OF THE SUPER Jr.XIV」覇者のミラノコレクションA.T.は、昨年12月の「WRESTLE LAND 8th」で名勝負を繰り広げた棚橋弘至と対戦。この日も変幻自在の攻撃が冴え渡り、棚橋をあと一歩のところまで追い詰めるが、「G1」初制覇への執念を見 せた棚橋のハイフライフローを浴びて沈黙。初黒星を喫したミラノに対し、棚橋は3戦目にして待望の初勝利を挙げ、同率ながらもBブロックの首位に立った。
また、同じく連勝中のIWGPヘビー級王者永田裕志は、“因縁の相手”真壁刀義と今年3度目となる一騎打ちに臨んだ。試合は、やや劣勢であった真壁がまさ かの毒霧噴射で形勢逆転。顔が真っ赤に染まった永田にチェーンラリアットを浴びせ、トップロープからのキングコングニードロップで勝負あり。永田からのシ ングル初勝利を強奪した真壁は2勝1敗の勝ち点4で、永田と並んでAブロックのトップとなった。
両ブロック共に混戦模様の中、Bブロックでは“絶好調男”越中が浮上!
ディフェンディングチャンピオンの天山は、昨年の「G1」準決勝で闘ったバーナードと1年ぶりのシングル対決。セコンドに付いた本間朋晃の介入もあって終 始試合を優位に進めていた天山だが、バーナードに一瞬のスキを突かれ、破壊力抜群のシットダウン式ラストライドの前に轟沈。これで早くも2敗目となり、い よいよ後が無くなった。一方のバーナードは2勝目を上げ、永田、真壁と三つ巴の様相を呈してきた。
よもやの連敗発進と苦戦を強いられている“元祖夏男”蝶野正洋は、自らが連れてきた曙と同門決戦。曙の突進を上手くいなし、後頭部へのシャイニングケンカキックという裏技から、自らの“代名詞”であるSTFで勝利。前人未到のV6へ向けて望みを繋いだ。
Bブロック2位の中邑真輔は越中詩郎と激突。ケツと関節技のせめぎ合いの中、中邑のヒップアタックや越中の腕固めといった意外な技も飛び出す。しかし、最 後は中邑のエルニーニョを膝で迎撃した越中が間髪いれずにヒップアタックを浴びせ、“秘技”侍ドライバー‘84でピンフォール勝ち。混戦模様のBブロック で“絶好調男”が浮上してきた。
また、同じくBブロックでは、矢野通が中西学との乱打戦を黒霧島で制して初勝利。ジワジワと勝ち点を積み上げている矢野は、公式戦の中で一際不気味な光を放っている。
RESULT
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第1試合 15分1本勝負
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裕次郎
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平澤 光秀
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第2試合 20分1本勝負
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第3試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦 -
第4試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦 -
第5試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Aブロック公式戦 -
第6試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Aブロック公式戦-
蝶野正洋
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曙
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第7試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦-
越中詩郎
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中邑 真輔
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第8試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Aブロック公式戦