新日本プロレス創立35周年記念 G1 CLIMAX 2007 〜Winner Take All〜

日時: 2007年8月8日(水) 18:00開場　18:30開始
会場: 神奈川・横浜文化体育館
観衆: 3600

第7試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦

越中詩郎
中邑真輔

境界線

（2勝1敗=4点）
（1勝1敗1分=3点）

10分34秒　侍ドライバー'84→片エビ固め

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

試合開始と同時に仕掛けたのは中邑。だが、越中も中邑のエルボー、ハンマーブローを受け切るとヒップアタック、ダイビングヒップアタック。場外へと落ちた中邑にエプロンを走ってのヒップアタック。さらにエプロンに立った中邑をヒップアタックで再び場外に落とし、もう1 度エプロンを走ってのヒップアタック。
そして場外で越中は「ブレーンバスター！」のアピールからブレーンバスターの体勢へ。だが、ここは2人とも踏ん張り、中邑が先にリングイン。すると中邑はエプロンに立った越中に掟破りのランニングヒップアタック。
リングインした越中に中邑はニーリフト。すると越中は張り手で応戦し、フライングメイヤーからヒップアタックを連打。そして中邑の腕を集中砲火し、腕固めを極めていく。
越中の腕攻めに苦しむ時間が続いた中邑だったが、カウンターラリアットで息を吹き返すと、ラリアット、ショートレンジラリアットで攻勢に転じる。
さらに中邑は、串刺しジャンピングニーパット、ダブルアームスープレックス、ミドルキック連打とラッシュするが、越中もハイキックをかわして中邑のバックを取る。そのままジャパニーズレッグロールクラッチホールド。これをカウント2で返した中邑は腕ひしぎ逆十字固めを極めるが、越中は状態を起こしてエビ固めでカバー。中邑がカウント２で返すと越中は追撃のランニングヒップアタック。
中邑もジャーマンスープレックスホールドで越中を押さえるが、カウントは２。さらに走ってきた越中を捕らえ、飛びつきの腕ひしぎ逆十字固め。
越中がロープへ逃れると、中邑はエルニーニュを発射。しかし、越中は2発目のエルニーニュを膝で迎撃し、間髪入れずにヒップアタック。最後は“秘技”侍ドライバー’84で中邑をピンフォールし、2勝1敗でBブロックの首位に立った。

COMMENT

越中「あと2つ。熱い風が来ているから、（8/10）名古屋と（8/11、8/12）両国のファンの人は“うちわ” か“携帯扇風機”を持ってきたほうがいいよ。矢野を見ていると、なんか楽なほうへ楽なほうへやっているよね。この世界、楽な事をやって上へ行ったヤツは見たことないからな。自分から泥を噛むくらいの気持ちでやらなきゃいけないのに、楽なほうにいきやがって。愛知できっちりやっつけてやるよ。あとは棚橋だろ。過保護に育てられたんだから、見とけって！地獄まで叩き落してやるって！」

中邑「何で取られた？トップロープに上ってから、意識はあるけど覚えてない。頭がグチャグチャとなっている中で、今の現実をみると、取られたんだろうなと。試合の中で余裕が出ていたのかも。次はミラノ、楽しみにしていたけど、そんなこと言ってる場合じゃない。勝ちにいきます」