第3試合は9.4メットライフドームで「KOPW 2021」争奪戦を行なう挑戦者の矢野通と保持者のチェーズ・オーエンズが、それぞれ棚橋弘至、外道をパートナーに激突。8.15ロスで王者ランス・アーチャとのIWGP USヘビー級王座戦が決定した棚橋の戦いぶりにも注目が集まる。
オーエンズはKOPWのトロフィー、そしてテキサスヘビーのベルトを携えて入場。
ゴングを待たずにオーエンズは、矢野の消毒スプレーで攻撃。
だが、矢野はすばやくコーナーパッドを外し、走ってきたオーエンズを金具むき出しのコーナーに自爆させる。
さらに矢野は外道も金具むき出しのコーナーにハンマースルー。矢野はBULLET CLUBの二人を交互に金具むき出しのコーナーに叩きつける。
続いて矢野がオーエンズ、棚橋が外道にハンマースルー。しかし、BULLET CLUBは逆に金具むき出しのコーナーに矢野と棚橋を叩きつける。
ここで外道がオーエンズにマイクを渡す。そして、オーエンズはマイクで矢野にギブアップを尋ねる。
オーエンズはエルボーを脳天に落とし、外道と共にダブルのレッグスプリット。
次は外道が矢野にサミング。さらに頭部にストンピングを叩き込む。
スイッチしたオーエンズは矢野の後頭部に低空ドロップキック。そして相手コーナーの棚橋に挑発のエアギター。
劣勢の矢野だったが、オーエンズのうしろ髪をつかんで引き倒す。スイッチした棚橋はオーエンズにフライングフォアアーム。さらに外道にはロープ越しのドラゴンスクリュー。
続いて棚橋はオーエンズをボディスラムで叩きつけセカンドロープからサンセットフリップをお見舞い。
勢いに乗る棚橋はスリングブレイドを狙うも、オーエンズは切り抜けて打撃のコンビネーション。しかし、棚橋は強烈な張り手。オーエンズもジャンピングニーで反撃。
スイッチした外道は棚橋にチンクラッシャーからトラースキック。しかし、棚橋は蹴り足を捕らえる。そして打撃のコンビネーション。だが、棚橋がロープに走ったところで、オーエンズが場外から足を引っ張って妨害。
そしてオーエンズが棚橋を捕らえ、外道がロープに走るが、逆に矢野が場外から足を引っ張って妨害。矢野はオーエンズの足も引っ張って転ばせる。
棚橋は外道に対してスリングブレイドを狙う。だが、切り抜けた外道は首固め。棚橋が返すと、外道はトラースキックの連発からカバー・しかし、これも棚橋はカウント2でキックアウト。
ならばと外道は外道クラッチを狙うも、棚橋は切り抜けて逆回転のドラゴンスクリュー。そしてテキサスクローバーで捕らえると、外道はたまらずタップアウト。棚橋が勝利を収めた。
試合後、矢野はオーエンズに消毒スプレーを噴射し、場外に排除する。そしてオーエンズと口論を展開。オーエンズはトロフィーを場外に投げようとして、矢野を慌てさせる。
オーエンズは「I NEVER QUIT,I NEVER TIRED」と捨て台詞を履いて退場。