【退場順】
(1)○鷹木(13分58秒 OTTR)裕二郎×
(2)×鷹木(14分14秒 OTTR)EVIL○
(3)○SANADA(17分14秒 OTTR)石森×
(4)×SANADA(17分36秒 OTTR)ファンタズモ○
(5)○内藤(18分14秒 OTTR)ファンタズモ×
(6)×内藤(18分54秒 OTTR)EVIL○
(7)○BUSHI(22分37秒 OTTR)EVIL×
メイン(第5試合)では鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&BUSHI vs EVIL&高橋裕二郎&石森太二&エル・ファンタズモの4vs4イリミネーションマッチ。9.5メットライフドームでIWGP世界ヘビー級王座を懸けて雌雄を決する王者・鷹木信悟と挑戦者・EVILのマッチアップを中心に、両軍上げての総力戦となる。
石森&ファンタズモはIWGPジュニアタッグのベルト、鷹木はIWGP世界ヘビーのベルトを携え入場。BULLET CLUBはゴング前にToo Sweetサイン、L・I・Jはグータッチをかわす。
先発は鷹木とEVIL。しかし、場外からセコンドの東郷が鷹木の足を引っ張って妨害。そしてEVILはラリアットを狙うが、かわした鷹木はショルダータックルでなぎ倒す。さらに首筋にエルボーを落とすと、EVILは一旦ロープエスケープ。
次は裕二郎が登場。すると「内藤!」と相手を指名する。裕二郎は内藤にキックからエルボー。だが、内藤はアームドラッグで反撃。そして内藤&SANADAが裕二郎に連携攻撃と見せかけ、内藤が言葉で裕二郎を挑発。
次はBUSHIがTシャツで裕二郎にチョーク攻撃。さらにストンピングの連発からSANADAに交代。SANADAは裕二郎の左腕にエルボーを落とし、ひねりあげて固定。そこに鷹木がダブルチョップを落とす。
鷹木は裕二郎をブレーンバスターで叩きつけてカバー。次は内藤&SANADAが裕二郎に連携の低空ドロップキック。L・I・Jはすばやいスイッチワーク。今度はBUSHIが裕二郎にネックブリーカー。さらにフィッシャーマンズスクリューを狙うも、裕二郎は手にかみつく反則攻撃。そして低空キックを顔面にヒット。ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。EVILが鷹木を鉄柵に叩きつけ、その衝撃で本部席が崩壊。
戦場がリングに戻ると、裕二郎が金具むき出しのコーナーにBUSHIをハンマースルー。続いて石森がBUSHIの背中に引っかき攻撃。そして石森は、鷹木を挑発するように場内に対し「拍手!」と要求。
次はファンタズモ、そしてEVILがBUSHIの背中に引っかき攻撃。またもBULLET CLUBは場外戦でL・I・Jを痛めつける。
EVILはBUSHIを何度もカバーし、スタミナを削っていく。次は裕二郎がBUSHIに低空キック。BUSHIもエルボーで応戦するが、裕二郎はヒザ蹴り。さらに串刺しフロントキックからフィッシャーマンズバスターを狙うが、切り抜けたBUSHIはバッククラッカー。
ようやくスイッチした鷹木は、裕二郎に串刺しラリアット。さらにエルボーを乱打。石森&ファンタズモが鷹木にダブル攻撃を狙うが、鷹木は切り抜ける。そして裕二郎とファンタズモを二人まとめてラリアットでなぎ倒す。
鷹木は「来た来た来たー!」と叫ぶが、場外からEVILが挑発。するとスキをついて裕二郎が背後から鷹木にリバースDDT。さらにフィッシャーマンズバスターを決める。
裕二郎はエルボーを叩き込み、ラリアットを狙う。だが、鷹木がかわし、技の読み合いに。裕二郎は手にかみつく反則攻撃。しかし、鷹木はバックエルボー、ナックル、龍魂ラリアットをお見舞い。
鷹木は気合いを入れ、裕二郎をボディスラムで叩きつけるとセカンドロープへ。しかし、セコンドの東郷が気をそらす。すると裕二郎が鷹木をエプロンに追いやり、突進。しかし、鷹木はかわして裕二郎をトップロープ越しにエプロンに連れ出す。
裕二郎はエプロンでピンプジュースを狙う。だが、切り抜けた鷹木は両肩に担ぎ上げ、そのままエプロンに叩きつけると、裕二郎は場外に落下。オーバー・ザ・トップロープで失格に。
するとEVILがイスを手にリングに。それをレフェリーが取り上げるも、東郷が鷹木を場外から妨害。すかさずEVILはショルダータックルで鷹木を場外に排除し、失格に追い込む。
今度はSANADAと石森のマッチアップ。技の読み合いから丸め込み合戦へ。そしてSANADAはパラダイスロックを決めるが、ファンタズモが乱入。SANADAに背中への引っかき攻撃からパラダイスロックを狙うも、かけかたがわからない。
するとSANADAがファンタズモもパラダイスロックで捕らえ、石森ともども低空ドロップキックを炸裂。
続いてSANADAはTKOを狙うも、石森は脱出。ここから石森&ファンタズモはSANADAにトレイン攻撃。さらにファンタズモが石森を肩車。石森はSANADAに飛びかかるが、SANADAは空中でキャッチし、トップロープ越しにエプロンに追いやる。
石森はSANADAに対し、トップロープ越しにブレーンバスターを狙う。両者はエプロンでエルボーの応酬。SANADAはうまくスタンディングのドラゴンスリーパーで捕らえると、そのまま石森を場外に落として失格に追い込む。
するとファンタズモがSANADAに襲いかかり、疑惑の右足でSANADAの足を踏みつけてから、背中に引っかき攻撃をお見舞い。たまらずSANADAは場外に落下し、失格となってしまう。
次は内藤が登場し、ファンタズモに相手のお株を奪う背中への引っかき攻撃。そして場外に追いやろうとするも、石森が下から背中を支えてカバー。
ファンタズモがガッツポーズを見せるが、内藤は水面蹴り。そしてトップロープ越しのコーナーミサイルを食らわせ場外に排除、ファンタズモは失格に。
次はEVILがエプロンの内藤に突進。しかし、内藤はエルボーで迎撃し、リングに戻ろうとロープをまたぐ。その瞬間、EVILはロープを蹴り上げて内藤の急所にダメージを与える。
EVILは内藤にストンピングを連発。内藤は体勢を崩すも、足をロープに引っ掛けて場外落下を免れる。すると東郷が内藤にパンチを連発。そして、EVILがロープを蹴りつけると、あえなく内藤は落下。失格となってしまう。
最後の一人となったBUSHIは、EVILにロープを用いたオーバーヘッドキック。さらにミサイルキック、そしてフィッシャーマンズスクリューを決める。
続いてコードブレイカーを狙うも、EVILがこらえると、延髄斬りをヒット。そしてロープに走るが、東郷が妨害。すると、BUSHIは東郷にトペ・スイシーダをヒット。
BUSHIはリングに戻るとEVILにDDT。カバーをEVILが返すと、BUSHIはテリブレを狙う。だが、EVILはサミングで切り抜け、金具むき出しのコーナーに叩きつけ、フィッシャーマンズバスターを炸裂。
そして、カバーを自らカウント2で解くと、不敵な笑みからダークネスフォールズ。だが、BUSHIはなんとかカウント2でキックアウト。
するとEVILは首切りポーズを見せ、とどめのEVILを狙う。しかし、BUSHIは切り抜けて横入り式エビ固め。EVILがはねのけると、BUSHIはスピンキック。さらにコードブレイカーを決めて押さえ込むが、ここで東郷がレフェリーの気をそらす。
すると、EVILがBUSHIに背後からローブロー。だが、場外で鷹木が東郷を両肩に担いで捕獲。EVILが「やめろ!」とロープまで駆け寄ると、背後からBUSHIがEVILをオーバー・ザ・トップロープで場外に排除。鷹木の頭脳プレーにより、L・I・JがBUSHIの一人残りで勝利を収めた。