明日の3.15後楽園ホール大会で『NEW JAPAN CUP 2021』2回戦を戦う棚橋とジェイが前哨戦で激突。棚橋がジュース&ヘナーレの本隊チームを、ジェイがEVIL&裕二郎のBULLET CLUBのメンバーを引き連れての6人タッグマッチだ。
後から入場してきた棚橋がコーナーに上がってポーズを決めると、下からジェイがちょっかいを出してくる。そして、入場曲が終わると、恒例となった棚橋とジェイの腹筋比べ。ジェイのシックスパックを見て少しうつむいた棚橋。一方のジェイは勝ち誇ったように広背筋も見せびらかす。
先発は今日も棚橋とジェイ。拍手が鳴る中、両者ロックアップで組み合う。ここは棚橋が押し込むが、ロープ際でジェイが髪の毛を掴んで体勢を入れ替える。棚橋もやり返し、両者髪の毛を掴んでもつれ合う。レフェリーがカウントを数えて、両者髪の毛を離すが、すぐさまジェイが掴んで主導権を握る。
そして棚橋をコーナーに追い詰め対角線のコーナーにスロー。だが、棚橋はコーナーに上がって反転してのボディアタックだ。ここでヘナーレにタッチし、ダブルのエルボーアタック。続けてヘナーレが手刀を叩き込む。
ヘナーレはエルボーで攻め込み、ファイヤーマンズキャリーで抱え上げる。これをジェイが脱するとロープに飛んだヘナーレ。リング下からEVILがちょっかいを出してきたのに気を取られてしまう。その隙きにジェイは髪の毛を掴んでヘナーレを引き倒す。
これを合図にBULLET CLUBのメンバーが一斉に本隊に襲いかかり、場外乱闘へ。ジェイは場外でヘナーレをサミングでいたぶっていく。リングに戻すとタッチを受けた裕二郎が、ストンピングでヘナーレを攻撃。フライングメイヤーで倒すと、側頭部に低空のドロップキックだ。
続いてEVILがタッチを受けて登場。ヘナーレを場外に転落させると、裕二郎とセコンドの東郷がヘナーレをいたぶる。そして、リングに戻すとEVILがボディスラム。ヘナーレも逆水平チョップとエルボーで反撃するが、EVILはサミングで動きを止める。
そして、フィッシャーマンバスターの体勢に入ったEVIL。だが、ヘナーレもこれを踏ん張る。逆に強引に持ち上げて、ブレーンバスターで叩きつけてみせた。そして、ここでジュースにタッチだ。
ジュースは勢いよくEVILをショルダータックル、エルボー、バックエルボーで倒してセントーン。カットに入ってきたジェイにはマンハッタンドロップから河津落とし。そしてもう一発セントーンだ。
さらに裕二郎にはフェイスクラッシャーと絶好調のジュース。試合権利を持つEVILにはパンチを連打して攻め込む。だが、EVILはレフェリーを使ってジュースの動きを止めると、フィッシャーマンバスターで反撃だ。
ここで両陣営、棚橋とジェイにタッチ。エルボーを打ち合う両者だったが、棚橋が太陽ブローで攻め込みフライングフォアアーム。さらにコーナー付近でボディスラムを放ち、サンセットフリップと見せかけて右足にグラウンドでのドラゴンスクリュー。そして、テキサスクローバーホールドに捕獲する。
たまらずロープエスケープしたジェイはエプロンに逃亡。近づいてきた棚橋を捕まえてロープを使ったスタンガンで形勢逆転だ。そして、先程のお返しとばかりにグラウンドでのドラゴンスクリュー。さらに串刺し式のバックエルボーからブレードバスターで追撃だ。
そして、TTOの体勢に入るジェイ。棚橋が足で突き飛ばして防御すると、その両膝にストンピング。そして、裏投げの体勢に入る。これを踏ん張ってこらえた棚橋は、蹴りを放ってきたジェイの足を掴んでドラゴンスクリューだ。
たまらずジェイは裕二郎にタッチ。裕二郎は棚橋をロープに貼り付けてビッグブーツ。さらに土手っ腹にガットショットを炸裂させる。そして、EVILが入ってきてトレイン攻撃。しかし、EVILのラリアットをかわした棚橋は裕二郎に低空のドロップキックを炸裂させる。
ならばとEVILは棚橋を髪の毛を掴んで引き倒す。しかし、そのEVILにジュースがスパインバスター。ならばとジェイがジュースにDDTだ。そのジェイにはヘナーレがショルダータックル。だが、起き上がってきた裕二郎がヘナーレをリバースDDTで排除する。
そして、裕二郎は棚橋にラリアットで一撃。続けてフィッシャーマンバスターで叩きつける。これはカウント2で返した棚橋。ならばと裕二郎はマイアミシャインの体勢に入る。しかし、これを逃れた棚橋はドラゴン張り手で一撃だ。
そしてロープに飛んだ棚橋。しかし、セコンドの外道が場外から足を引っ張ってテイクダウン。その隙きに裕二郎が東郷より手渡されたステッキを手にもって構える。しかし、棚橋はこれを避けてスリングブレイドで反撃だ。
さらに棚橋はエプロンからちょっかいを出してきた外道、東郷を順番にエルボーで場外に落とし、トドメのハイフライフローを発射。しっかりと裕二郎を圧殺し、3カウントを奪ったのだった。
試合後、場外のジェイに向かってNEVERのベルトを誇示してアピールする棚橋。ジェイもエプロンに上がってきて、英語で挑発だ。BULLET CLUBが去ると、棚橋、ジュース、ヘナーレはそれぞれコーナーとロープに上がってポーズを決めてみせた。