ジュニアの第一人者であるロメロが、ヘビー級のトップレスラーであるジェイと対決する異色のシングルマッチ。両者は10.10「LION’S BREAK:CROWN」で行われた6対6イリミネーションマッチでも対戦しており、ロメロがオーバー・ザ・トップロープでジェイを1人目の失格者にしている。
ゴング直後、ロメロがいきなり張り手を食らわせ、スクールボーイで丸め込む。そして、ロープワークでフェイントをかけると、回転十字固めで短期決着を狙う。
さらにロメロは連続串刺しラリアットを繰り出すが、ジェイがカウンターマンハッタンドロップとDDTで逆転。逆水平チョップ、ひっかき攻撃、変型カナディアン、バックブリーカー、スイングネックブリーカードロップなどで攻め立てる。
さらにジェイはロメロをコーナーへ激突させ、バックブリーカーで追撃。そして、自分に余裕があることをアピールしつつ、強烈な逆水平チョップを浴びせる。
その後も劣勢の続いたロメロだったが、飛びつきDDTで逆襲し、ジェイを場外へ追いやる。そして、リングへ戻ろうとするジェイに低空ドロップキックを見舞ってセカンドロープに絡めると、スワンダイブミサイルキックで頭部を貫く。
そこからロメロはラフプレーも交え、ジェイの左腕に集中攻撃を敢行。そして、コーナーを利用してスイングDDTを仕掛けるが、ジェイが抵抗し、風車式バックブリーカーで巻き返す。
続いてジェイは、ブレードバスターでロメロを叩きつけ、逆水平チョップで追い討ち。そして、雪崩式攻撃にいくが、ロメロが左腕を固めて阻止する。
さらにロメロは、コーナー2段目からジャンプし、飛びつきスイングDDTでジェイを突き刺す。そして、ブレーンバスターの体勢に入るが、ジェイが腰を落として抵抗。
それでもロメロは飛びつき腕ひしぎ逆十字固めでジェイを捕獲し、ロープエスケープさせる。そして、ショルダーアームブリーカー、打撃コンビネーションに繋ぐ。
しかし、ジェイがスライスロッキーから逃れ、ブレードランナーを仕掛ける。これをロメロが回避して逆さ押さえ込みを繰り出し、返された直後にショートレンジジャンピングニーアタック、顔面パンチ、飛びつきスライスロッキーと畳み掛ける。
続いてロメロは(正調)スライスロッキーを狙うが、ジェイがバックブリーカーに切り返す。そして、今度こそブレードランナーを炸裂させ、ロメロを轟沈した。