8人の新鋭がエントリーした「LION’S BREAK:CROWN」の決勝戦。
序盤、コナーズがグラウンドで攻め込むと、ライムライトはたまらずロープエスケープ。さらに、ヘッドロックからショルダータックルを食らわせる。
するとライムライトは、ラリアットをかわし、オーバーヘッドキックで逆襲。その後、コナーズが雪崩式攻撃を狙うが、ライムライトが抵抗し、コーナー最上段からダイビングヘッドシザースホイップ。これでコナーズが場外へ落ちると、ノータッチトルニージョで追い討ちをかける。
続いてライムライトは、エプロンからトップロープを飛び移り、飛びつきスイングDDTを仕掛ける。しかし、コナーズが受け止め、パワースラムで叩きつける。
次にコナーズは、ライムライトを赤コーナーへ押し込み、背後から串刺しタックルを連発。さらに、逆水平チョップやストンピングを乱打し、フライングメイヤーから背中へダブルチョップを浴びせる。
コナーズの攻勢は続き、スリーパーホールド、ブレーンバスター、ボディスラムなどで攻め込む。そして、逆エビ固めを狙うが、ライムライトが激しく抵抗。これでコナーズはセカンドロープへ衝突してしまい、ライムライトが背中にローキックを見舞う。
ここからライムライトのペースとなり、コナーズを赤コーナーへ追い込んでミドルキックを連発。コナーズもエルボーを繰り出すが、ライムライトはさらにミドルキックを連打していく。
するとコナーズは、横方向からのタックルでライムライトを吹き飛ばす。だが、ライムライトが串刺し攻撃をかわし、エプロンからジャンピングハイキックをお見舞い。そして、トップロープをまたいでセカンドロープ上を歩くと、そこからトップロープへ飛び移り、ジャンピングダブルニーアタックを食らわせる。
さらにライムライトは、ハーフネルソンスープレックスでコナーズに追い討ち。そして、ドラゴンスリーパーからスイングネックブリーカードロップへ繋ぐ。
次にライムライトはニュートラルコーナー最上段から450°スプラッシュを繰り出すが、コナーズが身をかわす。しかし、ライムライトがフィッシャーマンバスターで叩きつけ、そのまま押さえ込んで3カウントを迫る。
それでもコナーズが肩を上げると、ライムライトはスピニングローキックをお見舞い。その後、雪崩式フィッシャーマンバスターの体勢に入るが、コナーズが抵抗してリング内へ落とす。
さらにコナーズは、コーナー2段目からダイビングスピアーを敢行してライムライトに大ダメージを負わせ、逆エビ固めで捕獲。そして、必死にロープへ近づくライムライトを引き戻してギブアップを奪い、「LION’S BREAK:CROWN」の頂点に立った。
試合後、コナーズは優勝トロフィーを高く掲げ、雄たけびをあげた。
LION'S BREAK: CROWN
- 日時
- 2020年10月10日(土) 開場 11:00開始
- 会場
- 非公開
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第2試合 時間無制限1本勝負
「LION'S BREAK:CROWN」決勝戦※コナーズが「LION'S BREAK:CROWN」優勝
MATCH REPORT
COMMENT
コナーズ「プロレス界で誰もこんなトロフィーを手に入れたヤツはいないだろう。たくさんレスラーがいる中で、俺が初めてこのトロフィーを手にした男だ。いいことを教えてやろう。俺はこのトーナメント戦に、1番優勝する自信のあるヤツとして参戦したが、それには理由がある。俺が優勝候補として見られていたのは、ちゃんと理由があるんだ。俺に賭けたら絶対当たるということを俺は示した。それが、この(優勝)トロフィーだ! 俺からの質問は、『次はなんだ?』ってことだ。優勝してやったよ。彼らが俺にやって欲しかったことはもうやった。トーナメント戦に出て、ブレイクを狙っていたヤツらを粉々にしてやった。だから、いまがそのときだ。このクラーク・コナーズ様の予定はなんだ? 俺は新しいクラーク・コナーズだ。教養があって、スマートで、賢明なクラーク・コナーズ様だ。自信はたっぷりあったけど、リングでクレイジーすぎる真似はしなかった。俺はいま、次のレベルにいるんだ。誰でもいいから連れてこい。俺の“時”がやってきたんだ」
ライムライト「俺は、『LION’S BREAK:CROWN』で優勝して、あのトロフィーを故郷に持って帰るためにこのトーナメント戦に参戦したんだ。コナーズが優勝候補だったのにはちゃんと理由があって、今夜、彼はそれを証明した。コナーズは本物だよ。いまはお前がジャングルの王かもしれない。お前はライオンで、ここはお前の住処かもしれない。でも忘れるな。俺はまた戻ってくるぞ、コナーズ。今回は、お前がラッキーだった。次は俺の番だ」