前IWGPタッグ王者組のジュース&フィンレーがYOSHI-HASHIと組み、LOS INGOBERNABLES de JAPONのEVIL&ヒロム&BUSHIと対決。なお、現NEVER 6人タッグ王者組のEVIL&BUSHI(※もう1人のパートナーは鷹木)は、2月21日(金)後楽園で矢野&カバナ&田口の挑戦を受ける。また、現IWGP Jr.王者のヒロムは、3月3日(火)大田区でIWGPヘビー&IC王者の内藤と一騎打ちを敢行する。
ジュースとEVILの対決で試合がスタートするが、控えのヒロムが背後からジュースを急襲。しかしジュースは、フライングボディアタックで2人をなぎ倒した。
ここでフィンレーが登場し、ジュースとの合体フェースクラッシャーをヒロムにお見舞い。そして、フィンレーがボディスラムでEVILを投げ、ジュースの両膝に激突させる。
続いてフィンレーは、EVILに串刺しエルボースマッシュを見舞う。だが、EVILがフィンレーのダイビング技を回避し、カウンターショルダータックルで逆転。その直後、ヒロムがYOSHI-HASHI、BUSHIがジュースを襲撃し、フィンレーが完全に孤立してしまう。
そのままL・I・Jの集中砲火にさらされたフィンレーだったが、バックドロップでEVILに逆襲し、ようやく脱出に成功。
ここからYOSHI-HASHI対EVILとなり、YOSHI-HASHIがカウンターヘッドハンター。さらに、ヒロムをトップロープへ乗せ、低空ドロップキックを浴びせる。
YOSHI-HASHIの攻撃は続き、EVILに対して串刺し逆水平チョップ、ヘッドバスター。しかし、EVILがYOSHI-HASHIの脚を浅見レフェリーに持たせ、トラースキックで逆転。そして、串刺しラリアット、フィッシャーマンバスターで追い討ちをかける。
その後、YOSHI-HASHIはヒロムにフェイント式バックキックを見舞い、BUSHIの膝に低空ドロップキックを浴びせて脱出。タッチを受けたジュースが、串刺しラリアットでBUSHIに追撃する。
だが、BUSHIはトップロープを利用したバク転キックでジュースに逆襲。そして、コーナー最上段からミサイルキックを食らわせる。
続いてBUSHIが串刺しダブルニーアタック、EVILが串刺しラリアットでジュースに追い討ち。そして、BUSHI&ヒロムがサンドイッチ低空ドロップキックに繋ぐ。
続いてBUSHIはフェイント式ニールキックからロープへ走るが、ジュース&フィンレーが合体フラップジャックで報復。そして、ジュースの顔面パンチからフィンレーがPrima NoctaでBUSHIを叩きつけ、最後はジュースがパルプフリクションで葬った。
ジュース「オーライ、オーライ、オーライ! YOSHI-HASHI! 俺たちとチームメイトになるのは初めてだったな! センパイ、どうぞ!」
フィンレー「最高のタッグ・パートナーだったよ! 先に言いたいことを言ってくれよ!」
YOSHI-HASHI「サンキュー!(※2人と握手)今までなかなかこの2人とは組まなかったけど、普段は戦ってばっかりだったけど、組んでまた新しい、得るものができたかな。次、『NEW JAPAN CUP』……」
ジュース「イエス! サンガツ! 3月! 今日は一緒に戦った友達だけど、『NEW JAPAN CUP』では全員倒してやるぜ!
YOSHI-HASHI「去年よりもさらにさらにさらに、上に行くから。もしかしたら、2人とも戦うかもしれないけど、その時は必ず勝つから(※先に控室へ)」
ジュース「YOSHI-HASHI、ありがとう!」
フィンレー「次は『NEW JAPAN CUP』だな! でも確か、その前にタッグのタイトルマッチもあるんじゃなかったっけ?」
ジュース「そうらしいけど、全然分からないな。なぜなら、俺たちにはその話は全くなかったからね。(※日本語で)ケツ、イタイ! 呼んでもらえなかったのはあんまりハッピーじゃないな。俺たちだってチャンピオンだったのに、おかしいじゃないか!」
フィンレー「そうだよな! リマッチもなし、リーグ戦で勝ってもないヤツらが、どうしてタイトルマッチができるんだ?」
ジュース「でも俺たちはまだ諦めたわけじゃない。タイトルマッチへの道を上っていくのみだ! ところで、どう? 俺たちの新しいコスチューム!(※フィンレーと2人で後ろを向いたりして、カメラにタイツやシューズを誇示)」
フィンレー「黒に緑とピンクだぜ!」
ジュース「俺のシューズには、アヒルちゃんがついてるんだぜ! タマ、タンガ、棚橋、飯伏、そのどっちかがタイトルを持って帰るみたいだけど、買ったほうが俺たちに狙われる運命にあるんだからな!」
フィンレー「これが最後だぞ! どっちにしろ、俺たちがタイトルを取り戻すんだからな! それよりも今日はタイガー服部の引退興行なんだから、それをお祝いしようじゃないか! あの人、100年ぐらいやってんじゃないの?」
ジュース「確か、白と黒のレフェリーシャツを発明したのはタイガー服部だって聞いたことがあるよ! 紀元前からやってるらしいよ!」
フィンレー「すげえな! とにかくタッグ王座は獲ってやるからな!」
EVIL「おい、矢野どもよ、俺らからベルトを盗んだってことはぁ、お前ら、どうなってるか、わかってるよな、試合後に、おい。お前ら、国を代表する泥棒ども……(声を張り上げて)自称! 国を代表する泥棒ども、よく覚えとけよ~」
ヒロム「BUSHIさんの負けは俺の責任だ。タッグとしてまだ全然機能していない。でも、BUSHIさんと俺はタッグを狙うぞ。狙うからな。そして、何よりもこの俺が主役にならないといけない理由がぁ……(左手のテーピングにマジックで「ゴールデンタイム」と書いた文字を見せて)BS朝日、金曜8時、ゴールデンタイムの復活! こんな最高な物語が始まろうとしているのに、俺が主役にならないわけがない。高橋ヒロムありきのゴールデンタイム、第一歩。第一歩どころじゃねえぞ。地上波、もう見えてるんじゃないか? 今のうちにテレ朝のお偉いさん、(急にかしこまって)よろしくお願い致します。そんな気持ちだよ。ただ、今の俺はだらしなさすぎる。パートナーを守れないんじゃ、まだまだだ。それから『GET SPORTS』、楽しみにしといてよ。(一旦引き上げかけるが、戻って)あっ! 服部さん、お疲れさまでした。(もう一度)あっ!(今度は何も言わずに控室へ)」
※BUSHIはノーコメント