メインイベント終了後、オカダ、矢野、オスプレイたちCHAOSメンバーがリングへ登場。オカダが代表で服部レフェリーに花束を贈り、記念撮影に納まる。
ここでオカダがリングへ寝転ぶと、服部レフェリーがフォールの体勢に入る。そして、自ら3カウントを叩き(※同時にオスプレイもカウント)、満面の笑顔を見せた。
続いて、場内に「怒りの獣神」が流れ、棚橋、真壁、飯伏ら新日本プロレス本隊の選手たちが入場。そこへテレビ解説席から獣神サンダー・ライガー氏も合流し、棚橋が服部レフェリーに花束を贈呈。そして、全員で記念撮影を行なった。
次に海野レフェリー、浅見レフェリー、佐藤レフェリーがリングへ上がり、服部レフェリーに記念品を贈呈。そして、新日本プロレスのハロルド・ジョージ・メイ社長兼CEOと菅林直樹会長が、服部レフェリーに花束を手渡した。
ここからは服部レフェリーと縁の深いレジェンドたちが続々と登場。ザ・グレート・カブキさん、馳浩さん、武藤敬司選手、長州力さんが、それぞれ服部レフェリーにメッセージを送り、服部レフェリーはよろこびの涙を見せる。そして、最後はそろって記念撮影に納まった。
■ザ・グレート・カブキさんのメッセージ
「今日はありがとうございます。服部さんのためにありがとうございます(※大拍手)」
■馳浩さんのメッセージ
「服部さん、本当に、長いあいだ、お疲れ様でした(※大拍手)。また会場の皆さんにも、いつまでも服部さんのことを覚えていていただきたいと思います。ありがとうございました(※大拍手)」
■武藤敬司選手のメッセージ
「(※大『武藤』コールを受けて登場し)YOU!!(※場内笑) 服部さん、長いあいだ、ご苦労様でした(※大拍手)。これで少し時間に余裕ができるのかな? 今度また、坂口(征二)さんでも誘って、麻雀やりましょうよ(※場内笑&大拍手)」
■長州力さんのメッセージ
「(※大『長州』コールを受けて登場し)ミスター・トランプ(※場内笑)。正男(※服部レフェリーの本名)、長いあいだお疲れ様でした」
続いて場内のビジョンにメッセージVTRが上映され、天龍源一郎さんとアントニオ猪木さんも登場。
■天龍源一郎さんのビデオメッセージ
「服部さん、天龍源一郎です。服部さんと知り合ったのは、いまからもう4~50年前になりますか。20代の後半に入ったとき、フロリダでマサ斎藤さんと高千穂明久さんと、そのマネージャーをやっていたのが服部さんで。そのときのプロレスの熱というものに度肝を抜かれて、プロレスってこんなにすばらしいものだってことを、まざまざと見せつけられたのが、このお三方の一挙手一投足が僕の脳裏に焼き付いて、『よし、俺もがんばろう』という気持ちにさせてくれました。そのあと、全日本に来られてレフェリーをやってて、そのあとまた新日本に戻るときに『服部さん、馬場さんが残って全日本でレフェリーをやらないかって言ってますよ』って言ったら、『俺は光雄(長州力)を裏切れないよ』って言って、全日本に残ることを断って、そのまま新日本に行ったことをまだ覚えてますか? そのとおりの人生を歩んでいる服部さんはやっぱり、顔は四角いけど義理堅い男で。その道理を通していってください。本当に長いあいだ、服部さんだ、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました」
■アントニオ猪木さんのビデオメッセージ
「元気ですか! いよいよ引退という話を聞きましたけど、現役時代も含めて、いろんな選手のブッキングをやったりということで、当時の新日本の時代もいろいろがんばってくれたと思います。同世代が旅立ってしまったり、そういう中で。それぞれの役割を果たしてくれたと思っています。引退、寂しい思いをするけど、引退はけっして終わりじゃなくて、明日への踏み出しということで。『人は歩みを止めて、そして挑戦をあきらめたときに年老いていく』というね。まあまあ、これから高齢化社会に入って、ますます逆にそういう人たちにメッセージを送れるようなことをやってもらいたいと思います。長いあいだ、本当にご苦労さまでした! じゃあ、例のやつ、やる? やっぱり(笑)。じゃあ、いくぞー! 1、2、3、ダァーッ!」