Road to DESTRUCTION
- 日時
- 2016年9月19日(月) 16:00開場 17:00開始
- 会場
- 滋賀・滋賀県立体育館
- 観衆
- 1,472人
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第7試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
エルガン対内藤で試合が始まるも、またもや内藤が何せずにBUSHIとタッチ。これでKUSHIDA対BUSHIとなり、KUSHIDAがセルフ式タイムスプリッターズコンビネーションをお見舞い。
替わったロビンソンは、BUSHIに対して顔面パンチ連射、ドロップキックで追撃。そして、KUSHIDAがロープを利用したアームブリーカーで続く。
ところが、EVILが場外からKUSHIDAの足を引っ張り、BUSHIが低空ドロップキックで逆襲。たちまち激しい乱戦が巻き起こり、LOS INGOBERNABLES de JAPONがKUSHIDAを捕獲。SANADAがカウンターバックエルボー、EVILが変型サーフボードストレッチ、セントーン、BUSHIがミサイルキック、Tシャツによるチョーク攻撃などで集中砲火を浴びせる。
しかしKUSHIDAは、ハンドスプリングエルボーでSANADAに逆襲。ようやく出番となった棚橋がカウンターフライングフォーアームでSANADAに追撃し、EVIL&BUSHIの合体攻撃を回避。BUSHIにトーキック、EVILにドラゴンスクリュー食らわせ、SANADAもドラゴンスクリューでなぎ倒す。
棚橋の攻撃は続き、SANADAにボディスラム、ダイビングサンセットフリップ。ところが、SANADAが前後の連続リープフロッグで棚橋を幻惑し、カウンタードロップキックで逆襲。さらに、自らエプロンへ飛び出すと、スワンダイブミサイルキックで撃ち抜いた。
エルガン対内藤の場面。エルガンが両脚タックルからマウントパンチ連射。さらに、EVILにも同じ攻撃を食らわせると、内藤には串刺しラリアット2連発で追い討ち。そして、フェイント式延髄斬りをかわすと、ぶっこ抜きジャーマンスープレックスで叩きつける。
続いてエルガンは、前後のショートレンジラリアットで内藤に追撃。しかし、内藤がカウンターマンハッタンドロップを見舞い、膝を狙って低空ドロップキック2連発。そして、メキシコ式足4の字固めでギリギリと絞り、エルガンをロープエスケープさせる。ところが、エルガンがジャンピングエルボーアタックを受け止め、その体勢から変型デスバレーボムで叩きつけた。
ロビンソン対内藤の場面。ロビンソンが内藤に串刺しラリアット、EVILにカウンタースパインバスター、2人へキャノンボール。さらに、コーナー最上段からのフライングボディアタックで内藤を押し潰す。
次にロビンソンはパワーボムの体勢に入るが、SANADAが妨害し、BUSHIがコードブレイカーで援護射撃。さらに、SANADAが串刺しバックエルボー、BUSHIが串刺しジャンピングダブルニーアタックでロビンソンに追い討ちし、BUSHIの前方回転エビ固めから内藤が低空ドロップキック。
その後、SANADAが棚橋へTKO、KUSHIDAがSANADAへスワンダイブミサイルキック、BUSHIがKUSHIDAへフェイント式ニールキック、エルガンがBUSHIへフロントスープレックス、内藤がエルガンへ低空ドロップキック、ロビンソンが内藤へバックスピンキック。
さらにロビンソンは、プリンスズスロウンで内藤に追い討ちをかけ、パルプフリクションに行く。だが、EVILが乱入してトラースキックを食らわせ、内藤がフェイント式延髄斬り、EVILがラリアット、内藤がジャックナイフ式エビ固め。
それでもロビンソンはフォールを返すが、最後は内藤がデスティーノで撃沈した。
COMMENT
内藤「一昨日の大田区大会は『新日本プロレスワールド』で中継したからですか!? ビッグマッチだからですか!? マイケル・エルガン、コメントしてたけど、今日はコメントしてたの?」
——しました。
内藤「した! 何て?」
——「内藤は俺のヒザを狙ってくるけど、心配ない。俺のヒザはそんなヤワじゃないから大丈夫だ。代わりにコーベでお前のアゴを砕いてやる」と。
内藤「なるほど・・・。ここまでノーコメントを貫いてたのにね。このまましゃべらないのが彼のスタイルだと思っていたけど、神戸(大会)が近づいてきて、コメントしないことに対して焦り始めたのかな? まあさ、会場の反応を聞いてわかるでしょ? 誰があのベルトを持ってたら、新日本プロレスを応援してくださるお客様が喜ぶか。何にせよ、あのベルトが神戸大会で選ぶ主は、もうわかりきってるでしょ。そんなこと、いちいち注目しなくていいよ。一番の注目は、“インターコンチネンタルのベルトを地上何mの高さまで投げられるか!?”でしょ? まあ、インターコンチネンタルのベルトが宙に舞う瞬間を、目を見開いて、しっかり確認してくれ。その光景が見られる神戸大会まで、トランキーロ、あっせんなよ」
BUSHI「聞いたよね? 尾崎リングアナがコールしたのを、会場のみんなは聞こえたの? 第74代IWGP Jr.新チャンピオン、BUSHIのコールを! 今日がチャンピオンとしての初戦だよ。大田区のメインしかこだわらなかった男と、前チャンピオンしか見てなかった男の差が結果として出たんじゃないのか? それより参ったよ。初戴冠のベルトなのにさ、会見ないの? なんだよ、このJr.の扱いは。ガッカリだよ。会見を用意してくれよ。とりあえず、ベルトを奪われた前チャンピオンのコメントを楽しみにしてるよ。En Serio、マジで」
※SANADAはノーコメント
エルガン「ナイトーは今日も俺のヒザを壊しにきた。これからもヒザを狙ってくるだろう。でも、俺は全く気にしてない。俺のヒザはお前の攻撃で壊されるほど弱くないから。代わりにコーベで、お前のアゴを砕いてやる。もう、しゃべられないようにしてやるからな」
棚橋「ずいぶん見ない間に、偉くなったなあ・・・、内藤。あ、しばらく見てるわ・・・」
KUSHIDA「毒霧、介入、あったにせよ問題はそこじゃない。はねつけられなかった自分が情けないわ。自分はどこに向かっていけばいいんだろう」
※ロビンソンはノーコメント