BEST OF THE SUPER Jr.XXIII
- 日時
- 2016年5月27日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,505人(満員)
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第1試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
試合開始前、尾崎仁彦リングアナウンサーが、棚橋弘至の負傷欠場(※左肩剥離骨折および二頭筋断裂)と対戦カードの一部変更を発表した。
そこから始まった第1試合は、エルガン&サイダルvsYOSHI-HASHI&ロメロのタッグマッチ。サイダルとロメロは『SUPER Jr.』Aブロックにエントリーしており、5月31日(火)広島で対戦する。なお、エルガンは今大会からシリーズに合流。
サイダル対ロメロで試合が始まり、ロメロがヘッドロックからショルダータックル。しかし、サイダルがリープフロッグからのアームホイップ、カサドーラからのアープホイップで投げ飛ばす。
するとロメロは、「サイダル! ナカスゾ、コノヤロー!」と脅しをかけ、ロープのあいだに止まるフェイントを披露。しかし、サイダルが低空ドロップキックを浴びせる。
その、YOSHI-HASHIが乱入するも、エルガンがエルボーをお見舞い。そして、サイダルがロメロ、エルガンがYOSHI-HASHIをボディスラムで同時に叩きつける。続いてサイダルがロメロを羽交い絞めにし、エルガンがロープへ走る。ところが、YOSHI-HASHIが場外から足を引っ張って妨害。
これでサイダルが孤立し、YOSHI-HASHIがトップロープへ乗せてドロップキックを浴びせる。しかしサイダルは、カウンターニールキックでYOSHI-HASHIに逆襲。
タッチを受けたエルガンは、YOSHI-HASHIにフロントハイキック、延髄斬り、串刺しジャンピングエルボーで追撃。続いて雪崩式攻撃に行くが、ロメロが妨害に出る。しかしエルガンは、ロメロを担いでその頭をYOSHI-HASHIの腹に突き刺し、2人をまとめて変型アバランシュホールドで叩きつける。
次にエルガンはパワーボムへ行くが、YOSHI-HASHIがウラカン・ラナで切り返し、ラリアット2連発をお見舞い。すると、エルガンが追走式ラリアット、ショートレンジラリアット連打で巻き返すが、YOSHI-HASHIも負けずにカウンターラリアットを浴びせた。
サイダル対ロメロの場面。サイダルがバックキックでロメロを倒し、脚にローキック、頭部にハイキックを見舞う。そして、その場飛びムーンサルトプレスで追い討ち。
ここでエルガンが、エプロンからのトペコンヒーロでYOSHI-HASHIを分断。そして、サイダルがコーナー最上段からエアーサイダルを繰り出すものの、ロメロの回避行動を読んで足から着地。
ここからロメロは、得意の連続串刺しラリアットを開始するが、サイダルが脱出し、ジャンピングニーアタックで逆転。続いて回転エビ固めを繰り出すも、ロメロが切り返して反対に丸め込む。
さらにロメロはブレーンバスターを繰り出すが、サイダルが背後へ着地。ところが、ロメロがスクールボーイで押さえ込み、3カウントを奪った。
試合後、快勝を収めたロメロは観客席へ雪崩れ込み、ファンと喜びを分かち合った。
COMMENT
YOSHI-HASHI「次、大阪。言いたいこと、たった1つだけ。SANADA。覚悟しとけよ、コノヤロー」
サイダル「ロッキーはズルをした。次の『BEST OF THE SUPER Jr.』の公式戦で、倒してみせる。だが、今日は勝ちたかった。次は、必ず俺の力を出し切って、俺の方が強いことを証明する。ロッキー、今のうちに、今日の勝ちを噛み締めておけばいい。なぜなら、お前が勝つことはないからだ」
エルガン「ロッキー、お前がサイダルにズルをしたことを、俺は見ていた。サイダルは素晴らしいレスラーだ。ロッキー、次、『BEST OF THE SUPER Jr.』の公式戦で闘う時、お前はサイダルに勝てない」