BEST OF THE SUPER Jr.XXIII
- 日時
- 2016年5月27日(金) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 1,505人(満員)
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第7試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr. XXIII」Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
握手で試合がスタートし、ライガーがカンパーナで先制。するとボラドールは、自ら場外に降り、追撃から逃れる。
リングへ戻ったボラドールは、ハンドスプリング&バク宙でフェイントをかけ、ヘッドシザースホイップでライガーを場外に落とす。そして、ショートタイツ姿に変身し、ノータッチトペコンヒーロをお見舞い。
それでもライガーはボラドールをエプロンへ追い出すが、ボラドールがそこから延髄斬りを浴びせる。そして、コーナー最上段へのぼるが、ライガーが立ち上がり、雪崩式ブレーンバスターで逆襲。
続いてライガーは、串刺し掌底、サンダーライガーボムで追い討ち。さらに雪崩式フランケンシュタイナーを仕掛けるも、ボラドールが回転をこらえてライガーを自爆させ、ミサイルキックを見舞う。
それでもライガーは、ラ・マヒストラルで3カウントを狙い、ロメロスペシャルでギブアップを迫る。だが、ボラドールが切り返し、ライガーを押さえ込む。
これを返したライガーは、ボラドールを場外へ落とし、コーナー最上段からフライングボディアタックを敢行。しかし、ボラドールがブレーンバスターから逃れ、バッククラッカーで逆襲。そして、マスクを脱ぎ捨ててムーンサルトプレスを放つが、ライガーが両脚を立てて防御。
ここからライガーはコーナー最上段へのぼるが、ボラドールが下からのハイキックで動きを止める。そして、雪崩式スパニッシュフライで叩きつけ、ライガーを倒した。
試合後、両者は握手と抱擁で互いの健闘を称え合った。
COMMENT
——日本人ジュニアのレジェンド、ライガー選手、タイガー選手に勝ちましたが?
ボラドール「ライガー選手、タイガー選手に勝ったことで、俺の実力を皆さんに証明できたと思う」
ライガー「うーん、負けは負けだな。どうやっても負けだ。なに言ったって、負けなんだ。でも気にしない。このリーグ戦で、1敗、2敗ぐらいまでは、いつも計算してるよ。勝って兜の尾を締めろじゃないけど、負けてここで心が折れるんじゃなくて、また次のリーグ戦。次は誰だ?オスプレイか?リコシェか?そこら辺になってくると思うんだけども、彼もまた手強いんだけど。っていうか、このリーグ戦みんな手強いって。みんなそれぞれ全勝でなんて、誰も思ってなくて。とにかく勝ち抜いて、最後には決勝のリングに立って、決勝を闘って、優勝してって。それはみんな描いてると思う。俺も描いてる。だから、この1敗で、『あぁ、ダメだ』とか、心折れたりはしない。それよりも、このオスプレイとリコシェの試合、じっくり見て研究したい、この2人をね。俺は、だからまだまだ諦めない。人の試合を見て、研究して、次俺が勝つための“タクティクス”戦略を練る。以上」