5月3日(火・祝)福岡『レスリングどんたく2016』で行なわれるIWGP Jr.戦を前に、王者KUSHIDAと挑戦者ライガーが前哨対決。
両者の対決で試合が始まり、ライガーがカンパーナからキャメルクラッチ。ここからKUSHIDAが切り返して弓矢固めを極めるが、ライガーがすぐに脱出した。
フィンレー対タイガーの場面。タイガーがローキック連射でフィンレーを怯ませ、コーナー2段目へ飛び乗ってフライングボディアタック。ところが、フィンレーがカウンタードロップキックで逆襲し、タイガーが完全に孤立してしまう。
しかしタイガーは、KUSHIDAのダイビング攻撃を下からのドロップキックで撃墜。ようやく自軍コーナーへ戻る。
ライガー対KUSHIDAとなり、ライガーがフィンレーとKUSHIDAに掌底をお見舞い。続いてパワーボムの体勢に入るも、KUSHIDAが抵抗し、ミドルキック連射、ハンドスプリングエルボーで反撃。
次にKUSHIDAはその場飛びムーンサルトプレスを繰り出すが、ライガーが回避してチキンウィングアームロックで捕獲。それを KUSHIDAが腕ひしぎ逆十字固めに切り返し、変型脇固めへ移行。ライガーがロープエスケープすると、ショルダーアームブリーカーを見舞う。だが、ライガーもすぐに同じ技を返し、フライングネックブリーカーが相打ちになった。
フィンレー対タイガーの場面。フィンレーがエルボー連打、フライングフォーアーム、串刺しスエルボーマッシュ、カミカゼとラッシュ。しかし、タイガーは次のトレイン攻撃から逃れ、KUSHIDAにローリングソバット、フィンレーにハイキックを浴びせる。
すると、KUSHIDAがタイガーを羽交い絞めにし、フィンレーがコーナー最上段からミサイルキックを発射。ところが、タイガーにかわされて誤爆となり、即座にライガーが掌底でフィンレーを吹き飛ばす。そして、タイガーがタイガードライバーで叩きつけ、最後はリバースダブルアームバーでギブアップを奪った。
試合後、KUSHIDAとライガーが一触即発で激しく睨み合った。
Road to レスリングどんたく 2016
- 日時
- 2016年4月20日(水) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 長野・佐久市総合体育館
- 観衆
- 610人
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第2試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
ライガー「誰とタッグを組んでも、俺の視界にはKUSHIDAしか入ってこない。そう言ったけど、タイガーとのタッグはしっくりくるし、心強い。その中で、KUSHIDAには一歩ずつ、Jr.のベルトに一歩ずつ近づいてると実感してる。野郎、俺の腕をホントに取りに来やがった。俺もお返ししてやる。タイトルマッチまでに必ず、腕の1本をもらっといてやる。俺の腕も差し上げてやりますよ。それでも最後に立ってるのは俺なんだ」
※タイガーはノーコメント
KUSHIDA「(※ライガーについて)わかってはいましたけど、錆びついてるなんて、とんでもない。研ぎ澄まされてますね、あの関節技は。大前提として、最終章を掲げてる人間に、このベルトを渡すわけにはいかない。獣神サンダー・ライガーが最終章とは何ごとですか? 俺はその言葉、撤回させる試合をするつもりです」
※フィンレーはノーコメント