Road to INVASION ATTACK 2016

日時: 2016年3月20日(日) 15:00開場　16:00開始
会場: 兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市記念公園総合体育館)
観衆: 3,411人(超満員）

第5試合 30分1本勝負

タイガーマスク
コーディ・ホール

本間朋晃
タマ・トンガ

境界線

10分41秒　ヴェレノ→体固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

　4・10両国で行われるIWGPタッグ戦・真壁＆本間vsトンガ＆タンガ・ロアの前哨戦。なお、タイガーは前日の名古屋大会でスティーブ・アンソニーに敗れ、NWA Jr.王座を手放している。
　
　ライガー対高橋で試合がスタート。高橋がライガーのヘアーを引っ張り、噛みつき攻撃、顔面かきむしりとやりたい放題に攻める。すると、ライガーが風車式バックブリーカーで巻き返し、ロメロスペシャルの体勢に入る。それをホールが背後からカットし、ブーイングを浴びた。
　本間対トンガの場面。両者が素早いロープワークで何度も交錯し、本間がショートレンジラリアット。これでトンガがダウンすると、間髪入れず小こけしを浴びせる。
　次に本間はロープへ走るが、高橋が場外から妨害。ここから両軍入り乱れての激しい場外乱闘へ突入し、深手を被った本間の動きが完全にストップ。高橋が低空ランニングフロントキック、ホールが変型コブラツイスト、ファレがショルダークローなどでいたぶり続ける。
　苦しくなった本間は、ファレの串刺し攻撃を回避してコーナーに激突させ、ようやく自軍コーナーへ生還。タッチを受けた真壁が、パワースラムでトンガを蹴散らし、ファレには串刺しラリアット2連発、頭部へのパンチ連射、ラリアット3連発を食らわせる。だが、ファレはカウンターショルダータックルで挽回。
　タイガー対トンガの場面。タイガーがコーナー最上段からのフライングボディアタックで先制。その後、ホールがタイガーを羽交い絞めにするが、タイガーがフロントキックでトンガの突進を迎撃し、カンガルーキックでホールを吹き飛ばす。
　ここからライガーがトンガに掌底、高橋がライガーにフィッシャーマンバスター、真壁がファレ＆ホールに両腕ラリアット、ファレにラリアット、本間がホールにこけしロケット。そして、タイガーがタイガードライバーでトンガを叩きつける。
　ところが、タイガーのロープワークを高橋が妨害し、トンガがゴーストフェース（変型ヘラクレスカッター）で逆転。それでもタイガーはガンスタンを回避してハイキックを放つが、トンガがかわして今度こそガンスタン。直後にヴェレノをさく裂させ、勝負を決めた。
　
　試合後、トンガがタイガーを暴行。それを見た真壁＆本間がリングへ入ると、トンガたちは素早く逃走した。

COMMENT

トンガ「ほんの小さなものだった。ちょっとしたピースだ。今日の勝利はそれぐらいのものだ。マカベ、ホンマ、俺たちBULLET CLUBは新しい時代に突入したんだ。今夜も昨夜も、そしてその前も、さらに明日も明後日も、同じことが起こるだけだ。いや、オメエらをテーブルに叩きつけてやる。リング上で痛みを存分に味合わせてやる。新しいBULLET CLUBのメンバーがやって来る。いよいよやって来る。お前らを破壊するためにな。リョーゴク、新時代を感じるがいい。新時代をな」
高橋「New Era、Already」
※ファレ&ホールは黙ってトンガのコメントを横で聞いていた

真壁「オイ、テメェら、タダで済ませんええからな、バカ野郎！オイ、ビッグマッチ2連敗だ、バカ野郎。ふざけんじゃねぇ！なめてんのか、この野郎！上等だ。結果は結果、受け止めてやる。だがな、このまま引き下がるわけねえだろ、この野郎！俺、もう鶏冠に来てんだ、この野郎！いつ何時だってやってやる！それだけだ」
本間「最近さ、俺、ちょっと勝ちまくってて、調子こいてたから。いいんですよ。ふんどし締め直して。勝ちまくってて、ここでちょっと（負けたって）。俺と真壁、負けて負けて負けて、最後に勝ちゃいいんだろ？このIWGPタッグのベルト、俺と真壁のものだ。タマ・トンガ兄弟？そんなヤツに渡すわけにはいかない。絶対、渡さねぇ。俺と真壁が絶対、防衛する」
※ライガー、タイガーはノーコメント